ブログ

なぜ人は悩んだり困った時に、占いに答えを求めるのでしょうか?

こんにちは。

イイお天気ですね〜

ようやく春らしくなりましたよ。

先日買い物の途中で、

梅の花を見かけました。

寒い冬を超えて、迎える春。

楽しみなのは動植物だけではなく

人間も同じですね。

さて、年が明けてから

不思議とタロットのレッスンの

お問い合わせやお申し込みが増えております。

よもやよもやな世の中ですからね。

コロナ禍の中で感じた不安。

雇用の不安定さから、副業を考える人も

多いのかもしれません。

占い師は確かに年齢制限はないですし、

一般的に不幸と呼ばれる、

煮ても焼いても喰えない話や経験が

人様のお役に立つお仕事でもあります。

私も夢を持って、この世界に入りましたが

想像以上のギャップに、最初はだいぶ苦しみました。

占い師はだれでも、いつでも始められますが

私個人としては、そうですね。

あまりオススメしたい職業だとは思いません:笑

今、いらしてくださっている生徒さんは

副業目的でもなく、タロットを習っても

他人さまから、お金を頂くことは

全くもって考えていないそうです。

では、なぜタロットを習うのか?

その答えは、自分と向き合いたいからだそうです。

タロットは、占術のなかでも感情面や

潜在意識にアプローチするのが得意です。

もともとは、お客様として

何度かいらしていただき

鑑定に用いるタロットの結果を聞いて

自分の心が少し整理された感じもあるんだと。

そのお客様は、おっしゃっていたんですね。

 


お客様はお金を払って、結果を知りたい!

これは当然の権利だと思います。

転職するならA社かB社か?

付き合うならA君orB君?

どちらが結婚まで見込めるか?

自分に合う方を、ズバッと選んで欲しい。

それがお客様の願いだと思います。

もちろん持っている星からみて、

こんなことを欲するとか、

こういった所を大事にするとか。

どこに意識が向きやすく

何を重視するのか?

そりゃ、そのお客様の特性は

もちろん命盤などから把握はするんですよ。

でもやはり、その後の人生を歩んでいかれるのは

占い師ではなく、お客様自身です。

私とお客様の価値観や、持って生まれた特性は

もちろん違います。

占いは答えをもらう場所というより、

自分と向き合っていただく時間という表現の方が

きっと適切ではないかと思うんです。

相手にこうして欲しい、こうあって欲しいと

思う場面は多々あっても、人なんて

良くも悪くも、そう簡単には

変わらないものなんです。

相手をどうにかすることが難しいのなら

だれが変わるか?

それは自分自身が一番早いのかもしれません。

占いをどのように使うかは、

お金を払っていただくお客様の自由です。

ですが当たる当たらないの結果だけに

注目してしまうのも、もったいないです。

自分の意識がどこに向かうのかを知ること。

心が何を望んでいるのか、向き合うこと。

そして時期になると、心がパカーンと開いて

お客様の背中を押して、占いに足を向けてくれる

そんな気がしてならないのです。

お客様の心は正常です。

物事に適したタイミングで、合図を出してくれます。

心が弱くなってしまったとき、

もしくは自分の魂が、人生の方向性を

見失ってしまったときに、

人はふと、占いに助言を求めるのかもしれません。

永らく生きていらっしゃれば、

心臓の鼓動が弱くなるように、

生きる方向性を見失った魂は

鼓動も弱くなります。

それを鼓舞して、もう一度お客様を

人生の軌道に乗せるまでが、

私のお仕事なのかもしれません。

生きるのに、ちょっとだけ疲れたら

もう一度原点に還ってみるのもよいですね。

*夢猫ムニャ*

 

 

かぎねこ亭 > ブログ > なぜ人は悩んだり困った時に、占いに答えを求めるのでしょうか?

ページトップへ