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夢猫ムニャ、ついに久高島へ上陸です。そこで強く感じたこととは…? 〜沖縄・久高島編〜

こんにちは。

沖縄に行った旅行のブログ。

 

なかなか書けず終いで

申し訳ない限りです。

 

そうそう、事の始まりは

今から数ヶ月前。

 

占い福袋で、年末年始が

忙しくなる前にと。

 

友人のアテンドもあって

沖縄に行ってこれたんです。

 

ずっと憧れていた久高島。

沖縄も離島が多く、

沖縄って、やっぱり異世界じゃないかと。

 

同じ日本でも、離島だった地形もあり

琉球文化ってのは、独特なんじゃないかって。

コロナ禍になる前に、せっかく完成した

首里城は火災で焼け落ち、

那覇での大綱引きは、切れてしまい。

 

きっと不吉なことが起こるに

ちがいないと。

 

その後間も無く、コロナ禍に突入。

因果関係はわかりませんが、

首里城の火災も、全焼ですからね。

 

今ってスプリンクラーや

火災に対しての対策も

進んでいると思うのですが。

 

綱が切れたこと。

火災で首里城が焼け落ちたこと。

そしてコロナ禍へ突入。

 

なんだか不思議だなって。

沖縄って、今でこそ日本ですが

文化自体は独特で。

 

日本であって、日本でないような。

海に沈んでしまったムー大陸。

 

サモアやハワイ、フィジーなんかは

ムー大陸の名残の一部なんでしょうが

沖縄も日本より、そちらに近いんじゃないかと。

 

そんな風に考えるようになりました。

そして数々の離島がある中で、

行ってみたかった久高島。

島にはイザイホーという

女性が主体となったお祭りがあります。

 

今は人口減少と成り手がいないのか、

ずっと開催されていないのだとか。

 

イザイホーのドキュメンタリー映画をみて、

なんとも、その深みにハマってしまって。

 

やっぱり沖縄の琉球文化と

北海道のアイヌの文化って、

独特で神秘的だなって。

 

イザイホーの最後に行われたのは

私が生まれた年であり、

生まれて1ヶ月後のことでした。

 

12年に一度、午の年の旧暦11月15日から

4日間に渡って行われるそうです。

 

映像もかなり古い。

もう45年くらい前が最後じゃないかな?

 

古さはあれど、やっぱり歌にしても

お祈りの仕方も、本当に独特です。

 

それでも自然と共に歩む姿が

何とも印象的でした。

宗教を否定するわけではないのですが。

宗教って、行き過ぎると争いになったり。

 

お布施と称して、お金を集めすぎたり。

仏像やら経典やら、壺やらと。

 

買わないと末代まで祟られる的な。

誰も幸せにならないのが、切ない話です。

 

もちろん、信仰があることで

保たれる人たちだっていらっしゃいます。

 

本来日本は、自然崇拝の国でした。

神様は1人という考えの

一神教ではなく、八百万の神という考え方。

 

自然や石にさえ、神は宿ると。

諸外国のみなさまから見たら

特に信仰も持たない日本人が

八百万の神様を信じているだなんて。

 

その数の多さに、驚かれるでしょうね。

久高島の自然の多さに、びっくりしました。

道路も狭いし、島民の方の車は

何台かお見かけするのですが。

 

道路も舗装されていないところも

ちらほらありました。

 

移動は基本自転車です。

最近流行りの電動のミニカーみたいなやつも

レンタカーでありました。

 

島にはいくつかの御嶽があって。

そこを順に巡っていきます。

久しぶりに自転車を

立ち漕ぎしましたもん。

足はもちろんパンパンです。

 

それでもね、私たちにとっては

観光でも、現地の方にとっては

島そのものが生活です。

 

どこまで入っていいのか?

ここは、入ったらいけないのか?

 

あまり島民の方のお気持ちを

害したくはないので。

 

地図を見ながら躊躇していると

畑仕事をしていたおじさんが

『そこは、入っていいですよ。

降りてくとキレイな海がありますから』

と教えてくれました。

車の音もない。

聞こえるのは波の音と、鳥の声。

そして木々のざわめきだけ。

 

久しぶりにこんな穏やかな場所に来て

普段どれだけ、喧騒間のなかにいるのか

痛感させられました。

 

フーボー御嶽に着いた時は、

見たこともないような

蝶々がたくさん飛んでいて。

 

結構近くにまで来てくれて。

振り返れば頭上に蝶々。

手を伸ばしたら、手のひらの上に

止まってくれるんじゃないかと。

 

それでもね、それすら人間のエゴですから。

蝶々や木、葉っぱでさえも

すべて島の物です。

だからなるべく触らない。

本当に遠くから見るだけ。

 

ただそれだけでも、

十分にありがたかったかな。

 

琉球をつくった神様の

アマミキヨが、最初に降り立った

カーベル岬にも行きました。

 

目の前は本当に海だけ。

何も阻むものもなく、

真っ青な海の青さに

心洗われましたもん。

もちろんここでも、スカルを洗って。

少しだけ海水浴をしてもらいました。

 

滞在時間は3時間ほどでしたが、

とっても貴重な時間となりました。

あとはね、とにかく猫が多い。

あちこちに猫がいて、

島の人の数よりも、猫を見かける場面の方が

多かった気がします。

行ったのが12月だったので、

少し肌寒い感じでしたが、

レンタルで展示している

電動のミニカーの中に

こっそり入っている猫ちゃんも。

 

レンタカーのお店のおじさんに、

怒られて、飛び出していきましたが

そんな姿さえも、なんだかほっこり。

 

お店はそんなにありません。

雑貨屋さんのような商店と

飲食店が数件。

それも時間によっては、閉まっていて。

お昼を食べたかったのですが。

行ってみたら、閉まってました。

 

よくお客様から、

『パワースポットに行きますか?』

ご質問をいただくのですが。

 

私自身、あまりそういった所には

出向くことはありません。

 

すごい有名な神社さんとか。

そこにあるご神木も含めて

なんか可哀想になってしまって。

 

人の欲とエゴが、とにかくすごい。

お参りは一所懸命するのに、

行儀が悪かったり。

 

入ってはいけません。

触らないで下さい。

写真を撮らないで下さい。

 

そういったお願い事を無視して

やりたい放題の方をみると

なんだか心も痛くなる。

 

だからね、あまりそういう所に

自ら進んでいくことは

基本的にはないです。

どこか旅行に行った時に

立ち寄ることはあるのですが、

パワースポットに行くことが

メインではないかな…

 

行ったとしても、謙虚な気持ちで

人のお家に伺うように、

あくまでも、失礼のないように。

 

少し前に久高島でも、盗難事件がありました。

神事で使う香炉が、何者かによって

盗まれてしまったのだとか。

 

盗んでいった方は、一体それで

何をするつもりなんでしょうか?

 

どこかに高値で転売するとか?

もしくは、自分で使うのか?

 

自分で使うにしたって、

そんな神聖な物を盗んでおいて

ご利益も減ったクレもないでしょう。

 

観光客からしたら、もの珍しく見えたり

いくらパワースポットだと言っても

島民の方々からしたら、

生活の一部なんですよね。

最近はコロナ禍が終わりつつあり

外国人が多くなりました。

 

経済を考えれば、日本の物価高による

経済の落ち込みを支えて下さっているのも

否めない感じはあります。

 

ですが一部の観光地では、

私有地に勝手に入ったり

写真NGの場所で写真を撮ったり。

 

日本に住んでいれば

当たり前のモラル的なことも

外から来る外国人にとっては

お構いなしなのです。

 

他人様からみたら、観光でも

そこに住んでいて、生活があることを

忘れてはいけないと。

 

一歩間違えれば、自分でさえも

そうなりかねない。

 

久高島へお邪魔した時

ふとそんなことを感じました。

 

島の人たちも、もちろん観光で

潤っている部分もあるかと。

 

ただそれ以上に、その方達の

当たり前の生活を、脅かすような

存在に観光客は、なってはならないのだと。

今はYouTubeなんかでも、久高島の動画が

数多く上がっています。

 

私もそれを見て、行ったひとりです。

砂一つ、石でさえも

島から持ち出してはいけない。

 

四方を海に囲まれていても

泳げる場所は限られています。

 

自然と共にあれ。

久高島には、そんな風習が

数多く残された貴重な場所です。

 

先日友人のグループLINEで

『みんなで沖縄行きたい!久高島へ行こう』

そんなLINEがきました。

 

発起人の友人は、久高島のYouTubeを見たそうです。

行ってみるのと、肌で感じるのでは

大違いなのかもしれません。

 

御嶽をはじめ、たくさんのパワースポットされる

場所を巡りましたが、ある意味怖ささえ感じました。

 

ウェィ〜とはしゃげる場所では

ないんではないかと。

 

良いものもあれば、悪さするものさえ

そこにいる気がして。

 

だから久高島に限らず、

パワースポットされるところって

怖いし、私が行かないのは

そんな理由からです。

 

人の欲望とエゴが渦巻く場所。

謙虚な気持ちで参らなければ

そこにあるものは、気が枯れてしまう。

気が枯れるということは

その場が穢れるということ。

 

穢れ地に自ら足を運んで

何になるのかと。

 

全部がそういった場所ではないですし

私自身、何かが見えるとか。

そんなこともないです。

 

見えないものだからと

蔑ろにしないこと。

見えないものこそ、敬うこと。

 

そこの場所や神様や木々。

住んでいらっしゃる人に対して

敬意がなければ、パワースポットも

へったくれもないのではと。

夢猫ムニャ、そんな風に感じております。

久高島では、終始背筋がシャンとする思いでした。

 

わかっていらっしゃる方々は、

フェリーに乗る前に、靴底の砂さえも

そこで落としてから、乗っておりました。

 

そんなの迷信だよ!

そういって笑う人もいるかもしれません。

 

そう思われる方は、どうぞ笑って下さい。

見えないものがあるからこそ、

日本人は自分を律することが出来るのだと。

 

そうそう、お天道さまは見ている

 

他人を欺き、自分にウソをついても

お天道さまだけは、いつも見ているわけですよ。

 

日本を代表する天照大神も、太陽神です。

琉球神道も同じく太陽神です。

お天道さま=神様が見ている。

だからこそ、盗んだり悪いことをしてはいけない。

 

そうやって、知らず知らずのうちに

子供の頃から身についたのではないかと。

 

まだまだ謎多き沖縄文化。

お墓の形や墓参りも、独特ですし

やはり沖縄とアイヌの文化には

きっと何かがあるのでは?

 

夢猫ムニャの探究心は止まりません。

そしてホロスコープの

私のアセンダントは射手座なのですが。

 

元々9ハウスに土星があるし

3ハウスの月なので。

 

飛行機も怖いし、

海が怖くて、長時間のフェリーもダメ。

 

そんな私ですが、

射手座の時期に、

沖縄へ無事に行くことができました。

 

やっぱりね、然るべきタイミングで

行くことになってんだなと。

 

ひとりホロスコープをみて

ニヤついておりました。

これからね、5月の連休があるじゃないですか?

コロナ禍で数年自粛傾向だったのもあり、

今はどこに行くにも規制はありません。

 

久しぶりにどこかへ行きたい!

ずっと行きたかった場所へ行こう。

 

ぜひそう思うなら、行ってみてください。

それでも謙虚な気持ちだけは、

どうかお忘れ無く…

 

そして久高島で行われるイザイホー。

午の年に開催されるそうですが、

2026年は丙午の年なんです。

 

真夏の太陽の如く、

火の力が一番増す、この組み合わせ。

 

イザイホー復活なんて言っても、

もちろんそんな簡単なものでは

もちろんないのでしょうが。

 

血も歴史も絶えないように

いつまでも、この文化を

守ってくださるといいなと。

 

ふとそんなことを、思った限りです。

沖縄いいとこ、一度はおいで〜🎵

ではでは。

*夢猫ムニャ*

※4月17(水)・18(木)は定休日となります。

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