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意を決してせっかく転職したのに… 気がつけば転職前と何も変わらない状況に。

こんにちは。

8月も今週で終わりですね。

子供を持つお母さんも、

この1ヶ月半は大変だったでしょうが

もう一踏ん張りですね。

 

8月も、もう終わりだと思うと

何だか寂しいです。

台風にも振り回されつつ

残り少ない8月を楽しみたいと思います。

さてさて、今日は転職に悩む

お客様からの相談です。

 

一年前に転職したものの、

何となく釈然としない

今の状況に、とても悩んでいらっしゃるようでした。

 

職場の方々は、上司も含めて

みなさん、とても穏やかで良い人が多く

人間関係そのものには、

何も困っていないそうなんです。

 

じゃぁ何が問題なのか?

それはお客様自身が

転職したのに、何か腹落ちしない

そんな感覚があるようなんですね。

 

前の会社も、長くお勤めして。

その上での転職でした。

コミュニケーション能力の高い方で

お客様や同僚に対して、困ることは

過去にもなかったそうです。

 

前職においても、お客様に対して

サービスを提供していても

何となく疑問を感じたり。

お客様にとって、損がないように

一番良いものをご提案したい。

そんな優しさ溢れる方なんです。

 

なので自社のサービスでなくとも

他社の製品の方が、

目の前のお客様のニーズを

満たせるんじゃなか?

それに気づきながらも

自社の製品を提案するのに

どこか心苦しさを感じてしまって。

それで転職を決意したそうなんですね。

もう心をすり減らしながら、

どこかで疑問を感じながら

お客様や人に接することはしたくないと。

内勤というか、事務職が希望だったそうです。

そんな思いで転職した今の会社。

 

入社後、少しは希望の職種につけたものの

社内における人員の不足などもあって

お客様に白羽の矢が立ち、

気づいたら、また前職と同じようなポジションに。

上司も前職での経験を、買ってくれているようなんですが

お客様としては、出来れば戻りたくない。

もうやりたくない仕事だったそうなんです。

 

入社して、まだ右も左もわからず

会社の製品やサービスも、あまり把握しておらず。

その上でお客様との打ち合わせに出たり。

オンライン上で、ミーティングをする度に

『自分がこの場にいる意味ってあるのか?』

そんな風に感じてしまうそうなんです。

 

前職では、お客様と直接お会いする場面が

とても多かったそうで、

相手の熱を感じられる距離感だったのに

転職後の今の職場は、オンラインミーティングが多く

画面の中だけで、数人が話していて

熱も感じなければ、相手の人と成りもわからない。

そうそう、オンラインてね。

ものすごく距離がある場合は

とても便利なんですよね。

それに移動時間も短縮出来るし。

使い方によっては、

とても良いツールだと思います。

 

私もzoomを使った鑑定を

させて頂きますが、音声や映像も

遅れたり、乱れもせずに

何度かお会いしていて、よく知っている方だと

対面鑑定と何ら変わらない。

すごく便利なんですよね。

 

ですがコロナ以降、やはりテレワークが

中心になって、業種によっては

オンラインのミーティングが

主流になってきていますが、

やはりコミュニケーション不足というか。

 

チャットみたいなものを使っても

文字だけだと、どんなニュアンスで

相手が言っているのかわからなかったり

無機質で冷たい感じがするんでしょうね。

仕事は良いけど、人間関係が

イマイチ掴めずに、テレワーク特有の

職場の人間関係に悩む人も、増えた気がします。

 

今回いらして下さったお客様も、

対人スキルは抜群の方でした。

前職でも、たくさんのお客様に

信頼を寄せていただいたことは

占いでみても、明らかです。

営業や接客など、人を相手にする仕事が

とても向いています。

でもほら、世の中的には

レジも、店員もウエイトレスも

どんどん人が居なくなって

接客や対人スキルなんて、

もういらないみたいに言われ

ロボットやAIが人間の代わりになると

言われておりますけどね。

 

それでも最後は、やはり人が必要になるでしょうから。

高価なものだったり、特別なサービスや

高級飲食店なんかで、全部対応がロボットだったら

味気ないじゃないですか?

 

最近は対人関係めんどくさいっていいますが

非対面で受け取れるサービスも、

それを証明するように、増えているのも事実。

でもやっぱり、飲食店なんか行ったら

お店の人と話してみたり、

オススメのメニューを聞いてみたり。

そういうコミュニケーションを

どこかで味わいたかったり、

心地よい接客をされれば、

また次も行きたくなったりするのが人ですよ。

 

高級旅館に泊まって、全部ロボットで

誰にも会わなかったら、どうでしょう。

玄関口から流れる自動音声で

『ありがとうございました。

またのお越しをお待ちしております』

そう言われたら、なんか虚しくなっちゃいません?

 

ちょっと話が脱線しましたが、

対人スキルって、ある種の特技みたいな。

それが苦手な方も増えているのも事実です。

どんな方を相手にしても、

気持ちよくお話しできるスキルって、

1つの能力なんじゃないかって。

だからね、お客様には

人に向き合うことを、出来れば避けないように

お伝えしました。

自分の中で、納得していないものを

仕事としてお客様に勧めたり

取引先にご提案するのは、良心が痛むことは

重々承知です。

そして心が痛まずに、売ったもん勝ちと

考える方もいらっしゃいます。

それも1つ、その方の特技なのかもしれません。

 

何を売るか?どんなものを提供するかは

一旦置いておいたとしても、

『あなたから買って、本当に良かった。』

『あなたに担当してもらって、感謝しています。』

そう言われるような仕事を目指してみて下さいと。

お客様に伝えしました。

 

お客様が転職してからの数ヶ月。

自分の中で感じている違和感が

心の中でカビのように増殖して。

自分が本当にしたかった転職と

大幅にズレている現実との間で

心はそろそろ限界を迎える寸前でした。

どんな人もそうですが、

自分を侮ってはいけません。

そして自分の心を欺くのは、

もっといけません。

物事は良き心で計っていくこと。

曇りなき眼で、目の前の現実を見抜くこと。

 

自分に嘘をついて、欲に目がくらみ

自分をだまし続けたら、

心がどうなってしまうか、想像してみてください。

自分の心は知っています。

占いに行かなくたって、自分の心に聞けば

正直一番良いと思っています。

 

自分の心に嘘を重ねれば、

心はどんどん歪んでいきます。

理想と現実の間で、不安を抱えたり

ストレスも溜まっていく一方です。

自分のことって、わかっているつもりで

自分が一番わからない。

 

どんな所に行っても、何かが嫌で

転職してみても、全く不満がないわけでもない。

一難去って、また一難。

苦手な人から離れても、

また同じような人が現れたり。

転職したばかりの時は、すごく良くても

長くいれば会社の事情も

世間の在り方も変わっていきます。

もう何が正解なのかわからない…

そうですね、そうやって行き詰まる時って

多々あると思うんです。

正解なんて、あるようで

実はないのかもしれません。

 

これで良かった。

正解を探していくというより

正解を自らが作っていくこと。

そのためには、もちろん努力も必要ですよ。

自分なりにやってみて、努力して。

今手にしているものを、正解に近づけていくこと。

 

それでも根本から違うと思えば、

その時は環境も仕事もパートナーも

全部変えてみたら良いんじゃないかなって。

夢猫ムニャ、そう思います。

生きにくい世の中ですが、

さらに生きにくくしてしまって

自分の中で拗らせている方も多いです。

自分の心を汲み取らないと、

心が絡まって、グシャグシャになっちゃって。

終いには解けないくらい、絡まっちゃって。

そりゃもう大変ですよ。

そうなる前に、自分の心に向き合うこと。

何が嫌で、どうしたいのかを

自分と一緒に考えてみること。

そしたらあとは、やるだけですから。

 

自分の心に嘘はつかない。

自分の生き方をごまかさない。

自分自身の存在を否定しない。

どんな自分も、また自分なのですから。

*夢猫ムニャ*

 

 

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