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冥王星ラストの山羊座入りした途端、夢猫ムニャがとんでもなく、忙しかった理由とは?

こんにちは。

だんだん朝晩の風が、少しだけ

秋らしくなってきました。

 

そうそう、夢猫ムニャ

バタバタしていて。

最近はブログが書けずだったんですが。

 

実はですね、先週の頭に

私の祖母が亡くなりました。

亡くなる数日前に、コロナに感染し

薬も食事も、本人が拒否していると。

それは母から連絡があったんですけどね。

それでもまだまだ、もってくれるかなって。

勝手な期待もあったのですが。

 

昭和3年(1928)年生まれの

96歳でした。

長生きですよね〜。

お葬式も悲しいというより、

私にとっては、長寿のお祝いみたいで。

 

2018年の夏、90歳を過ぎた頃から

急に認知症の症状が出始め

施設に入居しておりました。

翌年に祖父が亡くなり、認知症もあったので

祖母は葬儀に出席することなく

祖父の葬儀を終えました。

 

祖父の死も、わかっているのか

いないのかもわからない状態で。

コロナ禍には、施設から面会も

止められてしまい。

それでも仕事で帰った時には

会いに行っていたのですが。

母のことはわかるものの

私のことは、わかっているような

わからないような。

別人になってしまった祖母を見るのは

正直考えものでした。

 

ものすごく温厚な祖母で、

人の悪口なんて、言っているのは

聞いた事がありません。

曽祖母、私のヒィおばあちゃんも

93歳だったかな?

とにかくうちの家系って

ものすごく長寿なんですね。

 

ただその曽祖母もですね、

20年くらい寝たきりの在宅介護で。

祖母がずっとお世話をしていました。

雨が降れば、傘をさして

お盆に食事を乗せて、母屋まで運び

お風呂も数人がかりで入れて。

 

それでも愚痴一つ、言わない

そんな人でした。

食べるのも大好きで、好き嫌いなく

年齢の割には、大食漢じゃないかと。

出かけるのも好きですし、

春になれば、天神さまに桜を見に行きたいと。

母が毎年連れていってました。

 

『天神さまは、天の神さまだから

ここら辺でも、一番の神さまに違いない』

そう言っていた祖母です:笑

認知症になっても、体だけは元気で

足腰もしっかりしていました。

病気が進むに連れて、あんなに温厚な性格が

だんだん周囲に怒るようになってしまったそうです。

 

人のことを、悪くいったこともないのに

ボケてしまえば、人格も変わる。

病気のせいだとわかっていても

なんだか切ないものですね。

 

今回葬儀で、初めて祖母の誕生日を知りました。

夏生まれなのは、知っていたけども

蟹座だとわかった瞬間に、

色々と合点がいくというか。

 

ボケる数年前に、母と私と祖母で

納屋を片付けたのですが。

伯父や母の七五三の着物や

祖父の成人式の着物。

母やその兄弟の、中学生の時に使った

文房具や修学旅行のペナントなど

出るわ出るわ、昔のお宝だらけでした。

 

母はどんどん捨てる性分なので。

片っ端から袋に詰めて。

ゴミ袋からまた拾い出す祖母。

そんなカオスな状態を見つめる私。

蟹座の祖母なので。

やはりね、戦争を生き抜いて

子育てをしてきた人なので。

物がない時代に生まれたからか

何でもかんでも、大事なんでしょうね。

 

思い出の品はともかく、

農家をやっていたので

肥料の袋に、紐がいっぱい入っていて。

支柱を立てて、それを縛るのに使う

紐なんでしょうが…

紐、ヒモ、ひもの入った袋が

8袋くらいあったかな?

そんなに紐が欲しいかい?

欲しいならコメリか100均で

買えばいいからと。

母も説得するのですが、

まだ使う、いつか使うで

祖母は捨てないで欲しいと。

 

正直紐なんて、大した金額でもないのに

それでも祖母にとっては、家族の思い出や

農具に関係するものは、大事だったんでしょうね。

 

いつも家族を案じて、家族に尽くして。

孫が9人、ひ孫が8人かな?

蟹座って、母性とか家族とか愛情と

言われます。

そしてDNAを残したいと思うのも

蟹座の特徴ではないでしょうか?

祖母が嫁いで、4人の子供を産んで。

9人の孫と8人のひ孫に恵まれて。

祖母から始まって合計21人。

それだけ残せば、充分だろうと。

 

うちの父親と、母の実家とは

昔から折り合いが悪く、

それは父が多大なる迷惑をかけた

せいでもあるんですけどね。

それでも、祖母は影になり日向になって

私と弟を不憫に思って助けてくれました。

 

私が唯一もっている、七五三の晴れ着も

祖母が買ってくれたものです。

母が紫が好きだったので、

祖母に頼んで、晴れ着の丸昌で購入してくれました。

もう40年以上前の話ですが、

当時でも、相当な値段だったと思います。

 

今でもね、それだけは

ちゃんと取ってありまして。

成人式も着物は買わず、

スーツで行こうとした私を不憫に思った

親友のお母さんが、親戚に頼んで

用意してくれたんですよ。

 

だから自分の晴れ着って、

祖母に買ってもらった七五三の着物しかしか

持っていなくって。

 

私に娘がいれば、親子2代で七五三を

同じ着物でやりたかったのですが。

私ひとりで終わりそうなので。

私が死んだ時には、棺の中に入れてもらおうと

考えています。

 

昔の人って、本当にたくましいですね。

父方の曽祖母も、母方の曽祖母も

とても芯も気も強い人でした。

今回亡くなった祖母は、対局な感じです。

人を悪く言わず、辛いこともいつも笑顔で

どんなことも、感謝で受け止めて。

何でも好き嫌いなく、美味しく食べて。

そんな素敵な歳の重ね方を

私もしていきたいなと。

私と母と祖母は、ちょうど25歳づつ

離れています。

祖母が50歳の時に、私が生まれました。

そんな年に私も近づきつつあります。

 

ずっと農業をやっていて、

日焼けで色が黒かったのですが。

棺に収められた祖母は、

キレイにお化粧をしてもらい、

口元には、パールの入った

ピンク色のリップを塗ってくれました。

 

参列者からは、

『こんなに色が白かったなんて

今までで一番キレイだわぁ〜』

なんて声をかけられていて。

毎日畑仕事をして、

お化粧なんてのは、旅行に行く時くらいで。

それでも最後に、過去一でキレイだと

みんなに褒められて、幸せだったと思います。

 

今回は9月2日に、冥王星が水瓶から

山羊座に戻りましたね。

『あぁ、1つの古い時代が終わるんだな』

翌日の9月3日は、新月でした。

昭和に生まれ、戦争を経験し

平成と令和、3つの時代を生き抜いた祖母。

山羊座最後の冥王星で、終焉を迎えました。

 

ひぃばあちゃんは、93歳。

祖父は94歳。

祖母96歳。

 

90を過ぎないと死なないという

どこか呪縛にも似たジンクス。

多分ひぃばあちゃんが、長寿の遺伝子の

持ち主ではないかと。

 

祖父の兄弟も、ここ5年で

バタバタ亡くなりました。

他の兄弟も、90過ぎだと思います。

残るは祖父の末の妹だけです。

国の機関で、長寿遺伝子の研究でも

してもらえれば、何かの役に立つかと。

 

ということはですよ。

歴代長寿で来ているということは、

ムニャ母にも、私にも

その素質は、少なくとも受け継がれているわけで。

ムニャ母、90歳。

いゃ〜キツい。

考えただけでも、頭が痛くなります。

むしろ私の方が、介護疲れで

先に逝くんじゃないかって。

今から心配しております:笑

私自身も、あまり長生きしたくないので。

動けて笑えて、食べれるうちに

ポックリ逝けたら最高じゃん!!

そう思っているくらいなので。

母を看取っても、自分ひとりで

動けなくなって、90過ぎまで生きるのは

考えただけで辛くなります。

 

それでもね、今回のお葬式。

1週間早まったら、台風で帰れなかったので。

お天気も良く、みんな笑顔で

お祝いみたいなお葬式でした。

 

冥王星が水瓶座に入れば、

きっと葬儀の仕方やお墓のあり方も

また変わるんじゃなかって。

 

そして祖父も祖母も亡くなったということは、

次に葬儀を出して、喪主になるのは

自分の番なんだなと。

なんかバトンを受け取った気がして

とても複雑な思いでした。

 

冥王星の山羊座ラストに入った瞬間に

逝ってしまった祖母。

何かが起こるなって、思ってはいたんですが。

まさかのまさかで、祖母が亡くなるとは…

ただね、今回の山羊座の冥王星入りは、

祖母の葬儀だけでは

終わらないわけなんですよ。

ムニャ母の方もですね、

このクソ忙しい時期に、トンデモな状態に

なっておりまして。

 

今日は長くなってしまったので

その件については、またブログを書きますね。

 

みなさんもね、家族や親しい方との時間を

どうか大事に過ごしてみてください。

今は年齢に関係なく、人が亡くなる時代です。

また今度、いつか時間が取れたら…

そう思っていても、次はないかもしれません。

どうか後悔のないように。

毎日を大切に過ごしてみてくださいね。

*夢猫ムニャ*

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