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見れば見るほど続きが気になる…『続・続・最後から二番目の恋』恋してますか?

こんにちは。

先日は長野で、大きな地震がありましたが、

みなさま、大丈夫だったでしょうか?

日増しに暑くなりそうですから。

熱中症と日焼けには、気をつけて

お過ごし下さいね。

さてさて、最近はですね。

久しぶりに気になるドラマがございまして。

普段はネットやニュース程度しか見ないので

テレビ番組やドラマには、疎い方なのですが。

『続・続・最後から二番目の恋』

あれはずっと好きで、昔から見ていたんですよね。

少し大人の恋愛ドラマと言いましょうか。

月9なんて言ったら、主人公って

大抵は20代や30代の設定なのですが

続・続・最後から二番目の恋に関しては、

還暦目前の二人をテーマにした

かなり大人な物語になっております。

自立していて、社会的にも

それなりの立場があって、

ご近所同士で、毎朝朝食を一緒に食べたり

お互いのことを皮肉ってみたり。

なんだかんだと、ワチャワチャしながらも

夫婦漫才みたいな展開が、いつも楽しみなんです。

丁度前作の2014年は、

小泉今日子さん演じる千明は、48歳

中井貴一さんが演じる和平は52歳。

2人で100歳という設定だったそうなんですね。

それから時は過ぎて、

和平は定年し、再雇用となり

千秋は定年後のセミナーに出て

還暦後の身の振り方を考えたり。

なんかね、切実ですよね。

若い人にも気を使い、

何か言えば訴えられるんじゃないかと

周囲に遠慮して、世代交代で

部下が上司となり、老害だけにはなりたくないと。

あの感じがね、なんとも切なかったですよ。

自分が還暦だなんて、考えてみたこともなかった…

私も前作の千秋と、同じ年齢になりつつあります。

よく考えたら、一番良い世代なのかなって。

つくづくそう思うんですよね。

それでも還暦までは、干支が一周。

あっという間ですよ。

自分が病気になったらどうしよう。

働けなくなったら、どうやって生活するのか?

何歳で引退するのだろうか…

その前に、親の介護や相続があって。

そうこうしているうちに、

自分も年老いていって、気がつけば

8060の老々介護になるんじゃないかって。

 

ドラマの冒頭で、千秋がコロナになってしまい

『うつるから、絶対来ないで。入室禁止!』

そう言われて、和平が襖一枚隔てたところで、

『一緒に生きていくんでしょう?』

そう言っていたのが印象てきでした。

老いって平等ですからね。

だれでも老いる時がくるんです。

人生なんて、本当にあっと言うまで。

40、50、60の自分の姿なんて

想像が出来なくて。

どうなるかが判れば、備えも出来ますが

それがわからないのが人生です。

なりやすい病気などは、

占いでもって、少し回避できるかもしれません。

占い師がこんなこと、

言っちゃなんですがね。

人の人生なんてものは、

良くも悪くも、運命や星通りになんて

いかないものなんですよ。

年齢という数字は、日増しに増えていくものの

大人になりきれるわけでもなく、

歳を重ねて、悩みが1つもないわけでもなく。

若い頃には感じなかった不安や恐怖を抱え

人知れず生きていくのが50代や60代。

若い方々から見れば、皆さんの上司世代って

どこか偉そうだったり、嫌だなって

感じることもあると思うんです。

でもね、年齢に関係なく

会社で威張っている上司や先輩方も

人生に悩んでいらっしゃるわけなんです。

今更誰かを好きになるとか、

ましてや恋愛だなんて…

どこか遠慮してしまうミドル世代も

多いんじゃないかと。

こないだニュースを見ていたら、

50代や60代の婚活バスツアーが

大盛況なんだそうですよ。

若い子に混じっての婚活は、

少し気が引けますが、同世代ばかりなら

ちょっとは安心ですよね。

とはいえ、お付き合いはしても

還暦間近で、結婚や再婚となれば

少し慎重になることもあります。

お互い独立している子供さんがいて

相続の際に揉めたりだとか。

あとは自分たち結婚よりも

親の介護があって、簡単にはいかなかったり。

なかなか難しいですね。

実際に40代〜50代のお客様で、

出会いや結婚に関しての

ご相談をいただくこともございます。

若い時ほどときめかなくたって

いいじゃないですか?

老いていけば、出来てたことも

出来なくなったり、

病気になれば、不安で寝れず

孤独感を抱えたまま過ごしたり。

誰かがいてくれるだけで、

どこか安心感に満たされる。

結婚だの、再婚だの

形にとらわれずとも、

千秋や和平のように、

毎日夫婦漫才でもしながら

共に老いて、一緒に生きていくこと。

ちょっと素敵だと思います。

損得勘定やメリット、デメリットのなしに

一緒にいて楽しいな〜。

そのくらいの距離感でも、

いいと思います。

結婚するために、誰かを無理に

好きになるのではなく、

一緒にいて楽しくて、

無理がなくて、心が穏やかで。

そんな日々を過ごした時に、

『あぁ、この人とずっと一緒に居たいな』

そう思えるから一緒に住んだり、

結婚という形をとるのかもしれません。

相手を見つけるために

血眼になって探したり、婚活するよりも

趣味や習い事なんかで、定期的に会える。

最初は何とも思ってなかったのに、

お互いの人柄を知っていくうちに

お付き合いされた方々も、たくさんいらっしゃいます。

男女や異性である前に、

お互いひとりの人間です。

異性としては、魅力的でも

人としてが受け入れられなければ、

それ以上は、進まないでしょう。

どうします?

超イケメンで、自分には優しいけど

店員さんに風当たりが強い彼氏とか。

メチャ美人だけど、ゴミをポイ捨てしたり

クレーマー体質な彼女だったら。

いくらタイプでも、お付き合いするでしょうか?

お客様は恋愛を求めます。

ですが異性や恋愛って

人としての魅力の上に

異性としての魅力が積み重なるわけで。

だからね、その基礎の人間力を知るためには

趣味や習い事での出会いなど、

目的が恋愛としない場所で、

お互いを知る方が、結果として

長続きするカップルが多い気がします。

そして打算ではなく、本能レベルで

好きかどうか判断してみて下さい。

占いで、自分の恋愛の傾向を知ることも

1つの有効的な手段ではあります。

ですがあまり狙い過ぎず、

趣味や気になることに、出向いてみて

好きなことをやったら、

もれなく好きな人も出来た!

てな具合も、決して悪くないんじゃないかと。

恋愛はいくつになっても出来ます。

ときめく恋愛から、寄り添う恋愛へ。

与える恋愛から、お互いに補う形へ。

恋愛も世代とともに、相手に求めるものも

変化しますし、2人の在り方や距離感も

若い頃の恋愛より、変化してきますから。

結婚しなくてもいい。

でも誰かと一緒に生きていくことが

出来たのならば。

それ以上の幸せって、ないのかもしれません。

40代、50代、60代。

ひとりで生きていくことも、

もちろん出来るでしょうが、

あのドラマを見て、和平と千秋のように

夫婦漫才しながら、生きていくことも

案外悪くないのかもしれません。

私も今の自分と重ねつつ、

そしていずれ迎える、還暦を想像しながら

あのドラマをみたいと思います。

*夢猫ムニャ*

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