鑑定中にお伝えする、すべての言葉は、私からの遺言ですから。
こんにちは。
なんだか降ったり止んだりなお天気ですね。
このまま梅雨へ突入でしょうか?
静岡から戻り、約1週間。
鑑定や作盤に時間を取られて、
なかなかブログが更新できずで
申し訳ない限りです。
地元の静岡での鑑定会も
無事に終わりまして。
4日間で、27名さまのご予約をいただき
今回もたくさんの方々の協力のおかげで
無事に終えることができました。
ありがたい限りですよ、本当に。
朝は9時頃からスタートし、
最終のお客様が終わる頃には21時を回り
1日平均で7名のお客様を、鑑定させていただきます。
ほとんどがリピーター様ばかりなのですが…
半年に一度お伺いをして、その後のお話を伺ったり
今後の展望を一緒にご提案させていただいたり。
そんな感じで、終始和やかなムードの鑑定会です。
個人でね、特に告知もせずに
こんなに大きな鑑定会をやれる機会は
滅多にございません。
主催者の方々が、自営業をされていまして。
そのお客様を、そのままご紹介していただき
リストをいただいて、当日は占うだけという
とてもありがたいお仕事です。
もう10年近くになるかもしれません。
コロナ禍で、2年はお休みしていたのですが。
ここ数年は、順調に開催出来ておりまして
こんな話やあんな話。
お客様から、たくさんの『ここだけ話』を
聞かせていただいております。
私の紫微斗数やホロスコープをみると、
仕事をするには、友人や仲間の協力が
必要不可欠なんですね。
どうもひとりでは、ダメなようです。
と言うか、ひとりでは何もやらない。
正確に言えば、こちらが正しいかと。
かぎねこ亭を開けるのだって、
同門のボウケン先生とだし、
地元の鑑定会も、お客様たちが主催してくださって。
ある大企業で、人間関係を円滑にするために
簡単な占いを使った、講師をさせていただいたのも
友人のPちゃんのおかげです。
ホロスコープも8ハウスに木星なので。
勘のいい方は、お分かりかと思いますが
受け身でいた方が、夢猫ムニャの場合
どうやら良いらしいんですよね。
なまけている訳では、ございませんよ。
来るもの拒まず、来たものは全力で!
自分の特性や星が分かっているこそ
成せる技だと思っております。
にしても、地元に帰れば、
たくさんの人に支えていただき
頭の下がる思いです。
鑑定会自体は平日の4日間なんですが、
土日は完全にオフのフリータイム🎵
土日の昼と夜で4つ分けて、
会えるだけ友人と会ってみたり。
ランチを食べて、夜は別の友人と会ったり
ちょっとハードなんですが、
鑑定会終わりの、この抜け感。
もうたまらんですよ。
そんな中、会社員時代に共に戦ってきた
戦友と言っても過言ではない友人と
地元のカフェでお茶をしておりました。
昔話に花が咲いたり、お互いの近況
そして将来の定年や、親のこと。
自分たちの老後の話なんかをしていると…
カフェに入ってくる5名の団体様。
友人が会社の人だと、とっさに気づき
私も会社を辞めて、15年経つので
顔を見てもわからないし。
会社も大きくて、たくさんの部署があるので
誰が誰だか見当もつかずだったんです。
ですが、よ〜く見ると
懐かしいお顔の方がいらしたんです。
私が新入社員だった時の、庶務の先輩でした。
私より4つ上だったかな。
とてもキレイで憧れのお姉様。
向こうも気づいて下さって、
『おぉ〜2人とも、久しぶりだね!』
なんて話に花が咲き、他の4名の方は
ボーッとこちらを見ていたのですが。
目があった瞬間に、記憶が繋がって。
他に座っていた方も、結局知り合いでした。
1人は私が若かりし頃、組合の青年部を
数年間、一緒にやっていた庶務の先輩。
そしてもう1人も、小中と同級生で
高校は違ったのですが、また会社が同じになった
同期の庶務の子もいました。
お互いに顔を見るなり、あぁ〜!!!!ってなって。
周囲への迷惑も考えず、キャーキャー言ってしまって。
小学校も中学校も、高校は離れても
また同じ会社になって。
彼女は大変な持病もあり、結婚を機に
私より5年早く辞めてしまって。
なので会うのは20年ぶりです。
体調も落ち着いているそうで、
家庭も円満で良かったなと。
同期の友人に聞いたら、庶務の集まりだそうです。
時々みんなで会って、ご飯を食べに行ってるのだとか。
確かにほとんどの方のお顔が庶務でした。
私が若かりし頃にお世話になった先輩方。
全然変わらないな〜と。
まさかこんな所で、会えるなんて。
ちょっとした同窓会みたいだねって
友人と苦笑いましたもん:笑
戦友で共に戦ってきた友人も、
昇給試験を何度か受けて、
それなりの立場になれば、仕事での苦労も増えたり
人間関係で悩んだりと、なかなか大変そうでした。
あの頃は、どんな時も2人でいたので
なんだって乗り越えられて。
理不尽なことさえも、お互い励ましあって
毎日がんばっていたあの頃が、懐かしい。
会社員vs自営業。
どちらも一長一短です。
私もね、あのまま会社に残っていたら
今頃は、一体どうなっていたのか?
昇給試験で、どこまでいけていたのか?
厚生年金、たくさんもらって
悠々自適に老後も安泰だったのか?
色々と想像しちゃますけどね:汗
定年がないって、いいことなんですが。
むしろ終わりがないって、
いつまで続ければいいのか、わからないんです。
そりゃね、健康であればいいのですが。
大病でもして、占い師が続けられなくなったら
どうしようか考えてみたり。
むしろ会社を辞めなくたって、勉強だけ続けて
退職したら65歳で占い師ってのも
ありだったんじゃないかって。
でもね、きっとそれじゃダメなんですよね。
私にとっての天職といいましょうか。
みなさんが想像する天職とは、
ちょっと違うかもしれませんが。
私にとって占い師は、ある種の
お役目みたいなものだと。
使命っていうじゃないですか?
命を使うって書きますが、
鑑定が終わった後、そう感じるんですよ。
緊張が解けると襲われる倦怠感に
自分の命を削っている感じがして。
そしてお客様に、命を吹き込んで。
会社員の時の方が、肉体的にはハードでしたが
今の方が命を削るというか、
使っている気がします。
ストレスで、魂がしぼんでしまったお客様に
命を吹き込み、活力でパンパンにして
お帰りいただくまでが、私のお役目です。
でもね、いいんですよ。
冒頭に書いたように、来るもの拒まず。
来たもの全力で。
それが天から頂いたお仕事なら、
喜んでさせていただきます。
私もね、生きて何を残すのか?
それを考えた時に、私が残したいものが
ちょっとづつ明確になったことで
覚悟が持てるようになりました。
私が残せるのは、お客様への言葉の数々。
そう、つまりは夢猫ムニャの遺言です。
鑑定は私からの、形のないお客様への遺言書です。
占い師になって15年。
まだまだハナタレ小僧の域ですし、
上を目指せば、途方もない道のり。
誰もいない孤独な戦いだと思っていましたが、
気づけばたくさんの友人や、お客様に
支えられた15年だったと。
ありがたいですよね、本当に。
なんだか本当に遺言書っぽくなってきましたが、
まだまだ死んでる場合じゃありません!
まだまだ静岡に行った、土産話は続きます。
とあるパワースポットにも行ってきて
ステキなアイテムも、買ってきましたよ。
お客様や仕事で、なんとなく使えないかと。
友人一同、ドン引きの開運グッズ。
またブログで、何を買ってきたのか?
ご報告いたしますね。
*夢猫ムニャ*