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夢猫ムニャ、2週間の介護休暇から8月15日(金)かぎねこ亭に復帰いたします。

こんにちは。

毎日暑くてトロけそうですね。

しばらくブログをご無沙汰してしまい

申し訳ない限りです。

先日ブログでお知らせしたように、

只今、絶賛実家に帰省中でございます。

といっても、実家で遊んでいるわけでもなく。

退院直後の母と、生活しております。

いつかくるであろうと、覚悟していたものを

少しづつ実感する日々です。

なかなか難しいですね。

介護や親子関係のご相談って

実際の鑑定でも、お話いただくんですよ。

お客様のお話だと、当たり前ですが

真剣に聞けるのに、自分の親のことになると

からっきしダメなんですよ。

わかっているのに、上手く対応できない。

怒ってしまったり、せかしてしまったり。

母への言葉も、どんどん強くなっていく。

ダメですね、本当。

いざその時になると、出来ないものです。

母は今回、薬の副作用で

70歳を過ぎて、一型糖尿になりました。

インスリンや薬の管理が、とても難しいんです。

6月末から7月中旬まで、薬の副作用で

高血糖が続いた状態でした。

本人は全く自覚症状もなく、

普通に仕事もしてたんですけどね。

急に右手に強い痙攣が出て、

1時間に数十回と、頻度もどんどん上がっていって。

整形外科や内科を受診したのですが、

すぐに紹介状をもらい、総合病院へ。

最初は手の痙攣が主な症状で、

脳梗塞なども検査してもらったのですが、

脳は年相応で、異常はなかったのですが

痙攣を止める薬が、なかなか見つからず。

私としても、右手なので

退院しても後遺症や麻痺が残れば、

ひとりで生活出来ないんじゃないかと。

そもそも利き腕が麻痺すれば、

まずインスリンが打てない。

ポンプを使って、自動で管理しても良いのですが

スマホも上手く使えない母が、

そんな機械の操作も、覚えられるわけもなく。

今回は葬儀場や老人ホームまで、

検索したくらいです。

幸いにも右手は、後遺症もなく

退院して、今は仕事にも行っています。

驚異的な回復力ですが、

それも仕事があるおかげかもしれません。

退院の日も、糖尿に関する薬が1ヶ月分だけで

買い物袋2つ分の薬が出ました。

あまりの量に、ひっくり返りそうになりました。

糖尿の薬に関しては、間違えたら大変で。

低血糖になれば、命に関わるんですよね。

昨日も皮膚科のお薬と、糖尿の薬のパッケージが

ものすごく似ていて、母が間違えそうになったり。

そういった時も、ついつい強い口調に

なってしまうんですよね。

母も落ち込むし、言ってしまった私も

のちに自己嫌悪になって、

なんとも言えない空気感。

どうしたらいいものか…

占い師としては、情けないお話です。

お客様のことは、命盤や持っている星から

冷静に判断できても、自分のことは

わかっていたって、全く出来ないこの現状。

母のことも、占いや星でわかってはいるんです。

こだわりが人より強いことも、

思い立ったが吉日な、非常にせっかちの部分も

几帳面な性格も、神経質なところも。

全部わかっているのですが、ダメですよね。

人をどうにかしようなんて、思っても仕方ない。

私の良しとするものと、母が望むものは

イコールではないということ。

親子であっても、難しいという現実。

そして介護って、考えさえられることが

いっぱいです。

母の場合は、ひとりで生活出来るので。

食事や入浴介助などもいらないうちは

介護は必要ないのかもしれません。

もちろん今回のことで、地域包括センターにも

連絡をしてみました。

▪️独居の75歳以上
▪️非課税世帯
▪️生活に支障が出ている

これらが揃っていないと、福祉の方でも

何も出来ないんだそうです。

そうですよね、そりゃそうですよ。

母はまだ70代前半。

仕事もしているし、年金と収入もあります。

ともなれば、民間のサービスを使ってくださいと。

なんでも福祉や行政に、丸投げするのも

良くないとは思うんですけどね。

やれるだけのことは、居られるうちにやって

いつまでも、ここにいることは出来ないので。

癌の予後の再発防止の薬で、こうなってしまって。

今になっては、癌の手術だけにしておけば良かったと。

母には申し訳ないことを、してしまったと

娘は感じております。

ですが数年後に、癌が再発したらしたで

あの時、ちゃんと再発防止の治療をすれば良かったと

きっと後悔するんだろうなって。

やっても後悔、やらなくても後悔。

自分の業と欲の深さに、嫌になります。

いつかくるであろう、親の介護問題。

とくに東京などに出てしまった人は、

いづれにせよ直面する問題ですね。

お客様のそういったご相談も、

自分のことの様に、聞けるようになりました。

親だっていつまでも、生きていないという現実。

治療して、切って切って薬漬けにするよりも

抗わずに受け入れて、病気とともに生き

生きる時間が短くなっても、

今まで通りを最後までやれた方が

幸せなんじゃないかって。

お医者さんも、一生懸命考えてはくれます。

しかし主治医は自分自身。

体の持ち主は、自分ですからね。

母の血糖値の管理も、

だんだんゲームみたいになってきました。

何を食べたら上がって、下がるのか?

食材を考えたりしながら、

掃除や洗濯をして、食事をつくり

運転手兼、荷物持ちをしております:笑

もうやれるだけのことは、やったので。

8月15日(金)からの復帰予定です。

早くお留守番中の社長に会いたいです。

そろそろ大人も夏休みでしょうか?

楽しく過ごしてみてくださいね。

*夢猫ムニャ*

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