紫微斗数で手書き命盤と、アプリの主星が違う…どうしてそんな事になるの?
こんにちは。
なんだかどんどん日が短くなって、
年の瀬に向けて、時間が加速していくようです。
私は11月生まれなので。
免許やら、諸々の更新時期なんですよね。
今回はマイナンバーの更新が来ていて。
夏に書類を提出し、出来たので
予約して役所まで取りにいくのですが、
遠い… そう、遠いんですよ:涙
検診も予約して、事前に尿検査の容器を
取りに行かなきゃいけないみたいで。
バタバタしておりますが、
みなさんも、慌てず、急がずで。
事故などには、十分気をつけて下さいね。

さてさて、先日あるお客様から
とても良いご質問を頂きまして。
とてもブログを書くのに、良いお題じゃないかと。
そう思ったので、そのことについて
ブログを書きたいと思います。
先日ご新規でいらして下さったお客様が、
紙でもらった命盤と、ネットで調べたやつの
主星が違っていて、どちらが本当なのか?
というご質問がありました。
もうね、この手のご質問は、パニックになります。
なぜかって言えば…
①生年月日からの、旧暦変換が間違っている。
②どこかで作盤を間違えた。
③23時台生まれで、日にちを翌日に繰り上げてない。
大抵こんな感じのことが、頭をよぎります。
紫微斗数の作盤には、細かなルールがあるんです。
まず23時に生まれた人は、翌日生まれになります。
普通だったら、深夜0時で日がわかるのですが
紫微斗数や東洋占なんかは、立派にもよりますが
日の変わり目は23時となります。
そこにも時差を使うので、時差修正をして
22時台なら、そのままのお日にちで。
22時台でも、時差修正後に23時を過ぎれば
翌日扱いとなります。
あとはですね、お客様の生年月日を
旧暦変換しなければならないのですが、
この万年暦という、占いのカレンダーみたいなやつが
あるんですけどね。
小さくて細か過ぎて、老眼泣かせなんですよ。
でもこの旧暦変換を間違えれば、別人になってしまいます。

あとは閏年ってありますよね。
閏年の閏月に当たると、万年暦は
だいたいグレーなんかの色がつくのですが。
そこに当たった場合は、さらに細かいルールにそって
旧暦を変換します。
紫微斗数を教えていると、生徒さんは
この閏月は、必ずつまずくポイントです。
ルールを覚えたら、簡単なのですが…
覚えるまでは、まぁ〜ややこしい。
まずは本で確認して、パソコンのソフトでも
確認します。
旧暦の日付、命宮の位置、主星配置、十干の配置。
これは必ず手作業で確認しなければ
間違っていることも多いんですよね。

今回のお客様は、閏年の生まれの方でした。
閏月から数ヶ月後にお誕生日を迎えております。
閏月の後って、パソコンのソフトや
紫微斗数のアプリなんかでは、
旧暦の変換が、1日ズレている場合が多いんです。
お客様がご覧になったサイトも、
1日ズレが発生しているものではないかと。
私は怖いので、作盤の際には
本でもサイトでも、念のために
両方チェックするんですね。
でもアプリや占いサイトが悪いというより、
システム上、どうしてもこうなってしまう
ケースが多いので、もう仕方ないことなんです。
それにあれだけ良く出来たサイトを
無料で公開して下さっているのですから。
もちろん作り手の方々を思えば、
文句なんて言えないですし、
旧暦変換の閏年問題は、
ソフト上仕方ないことなんです。
紫微斗数の無料サイトを、作る労力を考えたら
文句なんて言えないですもん。

それに立派によるものも、あるのかもしれないし
アプリの特性上、日付の変換が
おかしくなるのは、否めないことなんです。
私は占い師なので、そこがわかっていますし、
どうしても、パソコンで命盤を出す際も
旧暦の日付と、五行局、十干の配置など
出したものを本で確認してから使います。
私が手書き命盤にこだわるのは、
こういったことがあるからです。
フラッとお客様が入って来られて、
パソコンで簡単に出すことも出来ますが、
お客様をお待たせしては、いけないと。
気持ちも焦るんですよ。
入力が疎かになって、間違っていたり
正しく入力しても、サイトの方で
正しく表示されなかったり。
そういったことが、結構あります。

紫微斗数や四柱推命、両方を手書きで
事前にご用意させていただきますが、
作盤には、どんなに早くても20分くらいかかりますし
ホロスコープの必要なタブも、開いておくので
そうなると準備に時間がかかります。
早くてパパッと出来て、でも命盤が間違えていて。
間違えた命盤でも、当たっていたら
それで良いと思うお客様も、いらっしゃるかもしれません。
私も占い師になって、15年になりますが
なってすぐの頃は、作盤そのものを間違え
もう一度、お客様にご足労願った
苦い思い出があります。
お客様のお金も時間も、絶対に無駄にしてはならないと。
そんなことで、2度足を運んでいただかなくても
良いようにと。
そこからチェックに次ぐ、チェックを怠らず
お客様がいらして下さってからも、
一緒に生年月日と出生時間と出生地などの
確認をしてから、鑑定させていただいております。

正確な生年月日と出生時間と出生地。
このデータがあって、正しい作盤をし
そこで出てきた結果を、お伝えすること。
そこがお金をいただく以上、最低限の仕事です。
今は無料の紫微斗数のアプリも充実し
昔より、お客様に紫微斗数を
知っていただく機会も増えました。
これはね、本当に嬉しい限りです。
ですがアプリの特性上、旧暦変換がズレてしまい
結果が違う場合がございます。
有料の物もございますが、それはプロ向けの
サイトのお話であって、お客様が無料で
楽しまれるサイトとして、おすすめなのは
スタークローラーが良いんじゃないかと。
閏年の閏月問題も、このサイトは少ない気がします。
また下にスクロールすると、12宮の星の解説も
簡単に出てきます。
無料ですが、すばらしいサイトです。

色々な紫微斗数のサイトを見て、
命宮の星が違う場合には、
星の解説があるなら、読んでみて
どちらが自分にしっくりくるのか?
それを比べてみると、面白いんじゃないかと。
アプリのサイトは、主星配置を中心とした
解説が多いです。
個人鑑定ではないので、
万人にある程度、あてはまるように
ざっくりとした書き方になってしまうのも
仕方ないことなんですよね。
自分の特性を、だいたい把握したいのなら
無料のサイトはおすすめです。
しかし細かな部分に入ると、
良くも悪くも、命盤に隠れている星があったり
星同士や、12宮の関係性もあったりと
どんどん炙り出されてくるもんなんです。
それを無料のアプリで、再現することは
難しいと思います。

自分を知るきっかけとしては、
無料の紫微斗数のサイトで充分です。
スタークローラーのように、
12宮の解説なんかがあれば、
本当におすすめです。
それでもね、生まれた日や
時間帯によっては、アプリと同じにならない人も
実際には、いらっしゃいます。
そういった場合は、事前にお客様に
お伝えいたしますが、手書きとアプリの違い。
それぞれの特性が、
どうしても生じてしまうことを、
ご了承くださいね。
*夢猫ムニャ*


