60年に一度の台風並みの運気。終わったお客様と、これから迎えるお客様。
こんにちは。
だいぶ街中では、インフルや風邪が
流行っておりますが、みなさんは大丈夫でしょうか?
明日からグッと冷えるみたいですよ。
暖かくしてお過ごし下さいね。
先日ちょっと、面白いことが起きまして。
私がよくブログで書いている
『60年に一度の台風並みの運気』
という表現をする時があります。
四柱推命の金鎖殺(きんささつ)という
星が60年に一度巡るんですね。
そうでなくとも60ヶ月に1回。
60日に1日巡る感じになります。
生まれた日の干支というのが
あるんですよ。
例えば、生まれ年が午年でも
生まれた日に付く、十干と十二支は
全く異なる場合がほとんどです。

そうそう、来年は午年なんですが
正式には丙午(ひのえ・うま)です。
みなさんも、聞き覚えはあるのではないでしょうか?
丙の午は強すぎるとか、女性だと強すぎて
離婚するから良くないとか。
都市伝説の様な噂が、流れておりますね。
2025年は乙巳(きのと・へび)です。
乙巳は木に巻き付くヘビのイメージ。
生まれた日に、乙巳を持っている方は
粘り強く、交渉力に長けている方が多いんですね。
乙巳=ネゴシエーターみたいなイメージです。
来年の丙午は、火がとても強く勢いもあります。
芸能界などの世界では、吉命かもしれません。
来年は劫火のような猛暑が続くのか?
火災が多くなるのか?
猛暑からの自然災害が増えるんじゃないかと。
生まれた日の十干と十二支が、
巡ってくる年は、大変なことが起こる!?
そんな星の巡りが金鎖殺です。
あまり吉の作用では、書かれているものは少なく
何だか読んでいるだけで、恐ろしい内容が
書籍の説明では、多いかと。

先日鑑定していたお客様は、
来年の2026年が、この金鎖殺に当たります。
去年結婚されて、今は妊娠中で
来年には、出産予定なんだとか。
結婚前から、ご相談はいただいておりましたが
おめでたい話に、嬉しくなってしまいました。
自分でお仕事をされていらっしゃるお客様。
産休などの調整と、仕事の再開時期。
初めての出産もあるし、
マイホームも検討中。
来年には、これらの流れがやってきます。
家族が増えて嬉しい反面、やっぱり不安ですよね。
子供が成人するまでは、病気になんてなれないし
家のローンも20年、30年と
払い続けられるのか?
その間に仕事だって、どうなるかわからない…
その上での金鎖殺。
さて、どうなるのか?

ちょっと悩ましいご相談でした。
出産は予定日が決まっているし
家もご事情があって、自分たちの勝手がいいように
お部屋をつくりたいそうで。
それがどうしても、賃貸では難しく
買ってしまった方がいいんじゃないかと。
悩んでいたそうなんです。
私も不動産や金融のプロではないので、
そこについては、専門家と相談された方が
いいのではないかと思うのですが、
身強のお客様にとって、来年の金鎖殺は
程よい負荷になるんじゃないかと。
子供が生まれたら、必死にならざるを得ない。
家のローンも生活費も、お子さんにかかる教育費も
向こう先20年は、必死で稼がないと…
そこでスイッチが入るんじゃないかと。
自分でお仕事をされていらっしゃいますが、
来年はお金の入り口や金運を示す
禄存も巡ってきます。
必死になった結果、大きな仕事に結びつくのでは?
命盤や運気の流れをみて、そう思ったんですよ。
四柱推命の傷官(しょうかん)持ちのお客様。
ローンや銀行選びは、入念に慎重にされるでしょう。

『出来っこないを、やるっきゃない!!』
金鎖殺って、良い方に使うと
そんな感じなのかなって。
皆さんだって、巨大な台風が来たとしたら
まず何を考えますかね?
明日の献立やお弁当の中身?
動画やゲームなんか、今すぐやめて
必死に生きることを考えません?
あぁ〜だ、こうだは二の次になります。
何が何だかわからない。
目まぐるしい台風のような一年の中で
出来ない理由を探すより、
出来るだけの解決策を模索する。
思考の枝葉を剪定して、
幹だけ残す様な、そんな感じに似てます。

面白かったのが、今回いらして下さったお客様は
来年の2026年が金鎖殺でして。
その次の枠で、ご予約下さったお客様は
今年が金鎖殺でした。
2年くらい前の鑑定で、私が60年に一度の
台風となる金鎖殺の話をしていたと。
お客様は強く覚えていらしたそうです。
そして今年一年は、本当に大変だったと。
実家の諸事情で、東京と関西を
何往復もされたそうなんです。
やりたいこともあるけれど、
今は実家の事情もあって、
そこも進まないし、このまま実家に戻るべきか
それとも、この二重生活を続けるのか?
毎日が怒涛の様なスケジュールだったそうなんです。
そりゃ大変ですよね。
移動時間に交通費、体力も考えたら
毎月行ったり来たりって…
お客様は60年に一度の台風の意味を
体感して下さったそうなんです。
人生で初めて迎える台風ですからね。
10代や20代、比較的若い時に経験すると
70代や80代で、もう一度経験されます。
私もそのタイプなので、
78歳でもう一回巡って来ますが
その前に、この世の修行が終わっていればと…

金鎖殺の一年は、ジェットコースターに
乗ってもらう感じです。
私はそこの係員みたいな感じです。
今年金鎖殺を迎えたお客様は、
一年ジェットコースターに乗り、
一周して、もうすぐゲートに戻ってきます。
どの人も、げっそりとした顔かもしれません。
そして戻ってきたら、来年度の人が
そのジェットコースターに乗ります。
ご高齢の方や、病気を患っていらっしゃる方は
まず健康面に、注意して欲しいのですが
60年に一度の台風は、人生のデトックスだと
思ってくださいね。
親も友人も、夫婦でも、私でも手を貸すことは出来ません。
自分で悩み、考え答えに辿り着く。
まさに運気と自分自身の戦いであり、
悩みを切り抜ける力をつける、そんな年です。
運気からの筋トレですね。
終わってみたら、一年後には
だいぶ心の筋力がついてますから。

そこを乗り越えた人は、
悩みに対しての耐性が出来たり
オロオロしないで、解決策を見出したり。
人間て、悩まなくてもいいことで
悩んで苦しむ人間なんですよ。
自分が死ぬほど気にしていたって、
周囲はさほど気にもしていないこと。
たくさんありますから。
丹田に力を入れて、少々のことでは
へこたれなんてしないし、
人目なんて気にしない。
そう、図太くなるんですよ。
相手を気遣ったって、好みも意見も
価値観でさえ違って、当たり前なんですから。
うちにいらして下さるお客様で、
結果として悪い方に向かったお客様は
今の所いらっしゃいません。
火事場の馬鹿力で、踏ん張って
耐えて、人一倍努力して。
その時は苦しいんですよ、多分。
でも自分自身の問題ですからね。
ボクシングと一緒で、リングに立てるのは
本人だけなんです。
周囲の人は、セコンドとして付くしかなく
試合が終わるまで、応援するしかありません。

命盤なんかを見れば、直近で金鎖殺を迎える人は
パッとみてわかります。
伝える時の表現が、お客様を怖がらせて
しまうのかもしれませんね。
60年に一度の台風って、どんな感じか?
想像しただけで、怖いかもしれません。
でも台風が行った後の青空って、
澄んでいてキレイじゃないですか?
一年が終わってみたら、そんな感じじゃないかと。
だからね、出来っこないと思っていた事を
この金鎖殺が巡る時に、やるっきゃないに
変えてみて、覚悟を持って死ぬ気で挑んでみたら
大きなものが得られると思います。
運気の波にのまれる人あれば、
運気の波を乗りこなしていく人もいる。
乗るのか、のまれるのか?
やるか?やられるか?
その差は歴然だと思います。

金鎖殺は、自分が覚悟して受ければ
その恩恵は、人生において
必ず大きなターニングポイントになるはずです。
運気の大きなうねりに対して、
背を向け、逃げるよりも
食い気味に向かっていってみて下さい。
私も今、注目しているアーティストが
来年に金鎖殺を迎えます。
どうなるのか楽しみですが、その話については
またブログで書きたいと思います。
ではでは〜
*夢猫ムニャ*


