さそり座ラストで起こる、さそり座新月。あなたはここで、何を断ちますか?
こんにちは。
明日はさそり座の新月ですからね。
今回はさそり座やかに座、魚座の
水・水・水のオンパレード。
夢猫ムニャも3つの星がさそり座。
月もうお座なので、だいぶ影響を受けております。
早く新月が終わって、いて座にならないかと。
あぁ〜もどかしいこの状況。
今回はかなり特殊な配置のような、気もするのですが。
10月24〜11月22日までが、
さそり座の期間となります。
ひとつ前の天秤座では、周囲との調和や
周りの人に合わせたり、顔色を伺ったり。
自分がどうしたいというより、
出る杭は打たれないようにと、
自然と周囲と調和して、過ごされていたのでは
ないでしょうか?

それがさそり座の期間に突入すると
大袈裟な言い方ですが、心引きこもり状態に。
いいんです、さそり座はそれで良いんですよ。
心引きこもりも、さそり座期間は正解です。
そもそも、さそり座のキーワードは
”変容” ですからね。
甲殻類の脱皮みたいなものです。
強くで丈夫で、またひと回り
大きくなるために、今の甲羅を脱皮する。
それだって、命懸けです。
脱皮の最中に、敵にやられてしまったら…
脱皮の前後では、動かずじっとその時を待ちます。
だからこそ、さそり座期間は
心引きこもりで、自分の心の内に閉じこもって
深層心理と向き合うのに、ピッタリな時間です。

みなさんは、この1ヶ月。
いかがだったでしょうか?
かなり悩んで向き合って、
でも答えが見つからない方も
いらっしゃるかもしれません。
周囲と調和をする天秤座。
自分を深く内観するさそり座。
それはまるで、光の届かない深海へと
潜っていくような感じです。
次の射手座では、潜水艦が海面に
急浮上するような、そんなイメージですかね。
海面から勢いよく飛び出し、
自分の狙った場所へ飛んでいく射手座。
そう11月23日からは、射手座の期間にはいります。
なんかね、さそり座の世界観て
中森明菜さんの『難破船』とか。
『ほかの誰かを 愛したのなら
追いかけては 行けない
みじめな恋つづけるより
別れの苦しさ えらぶわ』
あと石川さゆりさんの『天城越え』
『誰かにとられる くらいなら
あなたを殺して いいですか』
歌詞の世界観が、もうさそり座そのものな感じがします。
裏切りは、絶対に許さない。
怖くないですか?この世界観…
支配星の冥王星の力が、強く働いていますね。

私もさそり座なので、絶つときは一刀両断。
もちろんね、本当に絶っていいのか?
そこはすご〜く悩むし、考える。
でも一度決めたら、あとは揺るがなし
テコでも動かない。
自分で決めたことは、自分で責任を持つ。
後でも、次も、またねもない世界。
2度がないのがさそり座の世界観なんですよ。
今回の新月も、さそり座期間の最後に起こる
さそり座の新月なんですね。
度数からしても、かなりの葛藤があると思います。
特に今回は、さそり座特有の
濃ゆい情の絡まりを、解くというより
断つに近いかもしれません。
何度もケンカを繰り返し、
でも最後は情に持っていかれ
別れられないカップル。
親子だから、言いにくい。
良くないのは、わかっているんだけど
共依存になってしまった親子関係。
今の職場に、期待もないし意味もないことは
わかっていても、なんとなくやめられない職場。

情がもたらすものって、良くも悪くも面倒ですね。
絶対に良くないし、同じことの繰り返し。
何度行ったって、結局は変わらない。
そう相手に期待したって、口ではなんとでも言えます。
人間そう簡単には、変わらないものなんです。
今回のさそり座の新月のテーマは、
『情に流されないで正しい決断をする』
涙を飲んで、自分が下した結果に責任を持ち
それを貫いて、前に進んでいくことなんですよね。
自分が決めた決断を、周囲は理由もわからず
首をかしげてみているかもしれません。
でもね、良いんですよ。
自分の人生ですから。
自分で決めて、その決めたことに責任を持つ。
責任をもつからこそ、それを変えずにブレずに
最後まで貫くんです。
相手にフォーカスして、相手に同情して。
何度も同じことを繰り返して、
そこに何が生まれるのか?
自分が美しく生きるために。
嘘に嘘を重ねて、自分をごまかし
心をこれ以上、汚さないために。
周囲を気にせず、人目にとらわれず
堂々と胸を張って生きていくための
さそり座新月の決断。
それはその後、揺らぐことはないでしょう。

中途半端で、蛇の生殺しじゃダメですよ。
断つ時は勢いよくですからね。
退路を断って、前に進むこと。
脱皮した後は、脱ぎ捨てた甲羅には
戻れないわけなんです。
でも確実に前よりも強く、
そして、ひと回り大きくなっているということ。
今回のさそり座の新月では、
狭く閉じ切った視界を、顔をあげて
グッと視野を広げてみること。
恋人だって、今の相手でなくとも
他にいるのかもしれない。
仕事だって、この会社じゃなくたって
自分の合う環境は、他にもあるのかも。
人間関係だって、この人たちの中だけじゃなく
もっと気の合う仲間を作っていけばいいんじゃない?
そうやって、視野を押し広げた時に
『ここじゃなくても、いいんじゃない?』
自分が描く理想の世界。
自分の感性を大事にして生きる日常。
そのために惰性で過ごしている環境や
情やしがらみの世界からの脱却が
必要なんですよね。

もう今の場所でないことがわかっているなら
そこから何も生まれないことを
自分自身が一番気がついているのなら。
情よりも正しい判断し、自分の感性のままに
美しいと思える生き方や環境、人間関係を
選んでみて下さい。
それをさせてくれるのが、今回のさそり座新月です。
結構ね、スペシャルな配置です。
私もこの星の配置に、やられつつある1人なのですが。
自分なりの生き方の美学が、今回は問われそうです。
どこを断って、何を活かすのか?
その答えが出た時、次のいて座で自分の向かうべき
方向性が決まっていくのだと思います。
*夢猫ムニャ*


