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2025 / 12 / 01 ブログ

こんにちは。

お天気の良い日が続きますね。

今日から１２月、早い物ですよ。

気がつけば２０２５年も

今月を残すのみ。

なんかあっという間な感じがして。

毎年、振り返れば一瞬で終わっているような…

歳を重ねていくと、一年も早くなりますね。

そうそう、先日愛用していたミニ炊飯器が

突然逝ってしまいました。

多分使用している途中で、息絶えたのだと。

白米を炊く大きなものは、別であるのですが

煮物の下ごしらえをするのに、

２合炊きの小さな炊飯器を、前から使っていたんです。

出汁や煮汁を入れて、ミニ炊飯器で

スイッチオンすれば、２０分で炊き上がり

その後は保温なしで、放置します。

数時間後に冷めたら、柔らかくなっていて。

大根などの根菜から、角煮まで

芯まで柔らかく煮れて、つきっきりでないし

具材を入れ、スイッチを入れて放置なので

とても便利だったんですけどね。

毎日のように、使用頻度が高かったので

３年くらいでダメになってしまって。

もう電源も入らないし、ウンもスンも言わなくなりました。

あぁ〜困った。

前日までは、問題なかったのに。

だいぶお世話になりましたが、

もう壊れてしまえば、仕方ないですもんね。

ただね、見方を変えれば

実はだいぶラッキーだったかなとも、思うんです。

ちょうどこの炊飯器が壊れたのは、

某サイトのブラックフライデーの最終日。

そして壊れた翌日は、不燃ごみの日。

小型家電なので、袋に入れてゴミに出せる。

置いておかなくていいですし、

ブラックフライデーで、少し安く手に入り

 

『あぁ〜このタイミングで良かったかも！』

考え方によっては、ラッキーじゃないか？

とさえ思えてきたんですよ。

形ある物は、全て壊れる。

諸行無常の響きなりですね。

人間の肉体も、全ての物質も

時が経てば、やがて壊れるものなんです。

仕方ないことですよね。

そうそう、もう起きてしまったことは

仕方ないんですよ。

その現実は変えられない。

今回も、この炊飯器を分解して

修理してみようと考えましたが、

熱の出る物なので、火事も怖いし

買っても数千円なので、やめました。

３年以上、毎日がんばってくれたし

不燃ごみの前日に壊れてくれて

ブラックフライデー最終日に

お得に買えたし、何より火が出なくて

本当に良かったです。

ドライヤーや電気を熱に変えるもの。

高温になるものって、ショートしたりすると

火が出る恐れもありますからね。

目を離した隙に、火事にならなくて

良かったと。

じゃあ、壊れてしまったけど

結果としては、万々歳じゃないか！！

なんかそう思うと、すごくラッキーな感じが

してきました。

そうそう、物事ってのは

考え方や捉え方ひとつなんですね。

同じことが起きたって、その解釈や

受け取り方は千差万別。

これで良かったと思える人もいれば、

なんで自分がこんな思いをしなければいけないの？

怒り心頭の方もいらっしゃるでしょう。

『あの人は、運がいい』

周囲から、そう言われる方々って

物事の捉え方が上手だったり、

受け取り方が賢かったり。

それが出来るので、気持ちの切り替えも早く

いつまでも愚痴愚痴と引きづらない。

それはそれとして、受け止めて

次に同じことが起こらないように、努力して。

気持ちを立て直すのが、上手なのかもしれません。

人生、長く生きていれば不運続きもございます。

何で自分ばかりが、こんな目に…

どうして、こうも立て続けに不運がおこるのか？

不思議で不安になることって、たくさんあります。

そういうのって、続く時は続くんですよね。

もちろん生まれながらに持っている宿命の部分。

そこから読み解く苦手意識や、本人のこだわり。

ひとつのことに囚われ、こだわりすぎた結果

視界が狭くなり、物事がうまく生きづらかったり。

もしくは今年や今の運気なども、

多少なりとも影響はしていると思います。

ですがそれを不運と捉えるか、

これくらいで済んで、幸いとみなすのかは

自分次第です。

幸か不幸かなんて、他人から決められることではなく

自分がどう受け止めるか？

ただそれだけなんじゃないかって。

最悪を想定すれば、現状の不運さえも

なんだか幸いに思えてくるかもしれません。

運がいい人って、物事の受け止め方が上手で

起きた出来事に、謙虚な人が多いと感じています。

それもこれも、自分に必要な出来事として

甘んじて受け止める。

誰かのせいにもしないし、

人を恨んだりもしない。

自分の責任だと、ちゃんと受け入れた時

助けてくれる人が現れたり、

最悪の事態が、良い方向に急展開したり。

それは安っぽいスピリチュアル云々ではなく

自分の人生は、考え方や捉え方次第で

どうにでもなるということ。

病気になったことを、不運と捉えて

怒りに震えれば、またストレスで

次の病気を招きます。

話は少し変わりますが、

昔、袴田事件というのがありましたよね。

袴田巌さんが、死刑判決となり

５０年近く拘置所に入り、無罪を勝ち取りました。

無罪確定後に、捜査をしていた静岡県警のトップの方が

袴田さんの元へ謝罪に訪れた時。

お姉さんが、県警のトップの方に対して

『５８年もね前の出来事ですので、
私たちはもう運命だと思っておりますの。

今さら警察に苦情を言うつもりはありません。
今日はわざわざおいでくださりありがとうございました。』

そうおっしゃっていたのが、印象的でした。

なかなか言えないですよね。

いつも動画やニュースで、あのお姉さんの言葉を聞くと

同郷ということもあり、懐かしくもあり

勇気ももらえます。

『どんな時も、負けちゃ〜いかんよ。』

あの遠州弁のイントネーションに、心は鼓舞され

最後まで諦めない強さに、心打たれます。

人生っていつ何時、何が起こるかわかりません。

今回みたいに、家電なら買い替えて終わることですが

変えが効かないことだってありますし、

理不尽なことで、嫌な思いをしたり

何で自分ばかりがと、そう感じるとき

少しだけ物事の見方を変えてみる。

そうやって見る面を増やしていけば

多面的に物事が、見られるように

なると思います。

自分が不幸のどん底にいるように感じても

抽象度を上げてみたら、そうでもなかったり

地球規模で考えてみたら、そこまで大変でもなかったり。

物事って、認めない、拒否していると

どんどん悪い方に転がり、次から次へと

負の連鎖が起こります。

反対に受け入れてみたり、

その出来事に対して、揺るぎない覚悟を持つと

天は味方し、運気も好転し始めます。

逃げていると、いつまでも追いかけてくるもんなんです。

恨まず、怒らず、静かに受け入れる。

そうすれば物事は、鎮火に向かいます。

悩んで怖がって、不安になった挙句、

ご相談にいらして下さったお客様が

覚悟を持って立ち向かった結果、

物事が良い方に転ずるのを、

何度もお見かけしてきました。

追いかけてくる負に、背中を向けて逃げることも

場合によっては、必要ですが

時には勇気をもって、正面から立ち向かうこと。

怖いけど、やってみたら

助けてくれる人がいたり、親切な人が声をかけてくれたり。

世の中捨てる神あれば、拾う神ありですからね。

物事の捉え方美人になれば、

心は自然と丸くなり、美しくなります。

＊夢猫ムニャ＊