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占いは魂の要求することが、書かれている縮図。〜迷いがあるなら、自分を知ること〜

こんにちは。

日増しに年の瀬も、迫って参ります。

12月になると、そろそろ気になり出すのが

来年の運気です。

早いお客様は、もう来年の運気について

聞きにいらして下さる方もいらっしゃいます。

もちろん自分なりに、来年度の予定を立てていて

それを実行する詳細な時期など

もうすでに具体的なものを、

持っていらっしゃる方もいますし

なんとなくまだボンヤリとした

青写真の段階の方など、様々です。

世の中も不安定ですからね。

高市総理になって、支持率も上がり

変化を感じていらっしゃる方も

いるでしょうし。

でもまだ混沌としていて、

世の中の先行きは不透明です。

雇用や経済、政治などどうなっていくのか?

最後に割りを食うのは、結局国民ですから。

たくさん納税しても、良くはならないし

税金も物価も上がる一方で、

出生率や雇用、預金額や給料は下がるばかり。

外国人や熊問題。

みんな不安なんですよ。

もう政治や国のことは、個人レベルで

どうこう出来ることでもなく、

やれるとしたら、選挙に行くくらいでしょうかね。

この1年を振り返ると、お客様の相談内容も

そういった世の中の不安からきているものが

多いと感じざるを得なかった2025年。

 

これから日本は、どうなってしまうのか…

テーマがちょっと広くて大きいですね。

選挙でリーダーを選んだら、

国のことは、国にお任せして。

国がどうあっても、自分は自分の生活を

ちゃんと確立していってください。

運気を占いで先読みするでもいいし、

自分から情報を得て、時代を先読みし

早めに動いてみるのもいいですね。

運気ってうねりのように、大波小波があります。

そのうねりは、推進力でもあるんですね。

だからずっと良いとか、反対にずっと悪いとか。

そんなこともありません。

紫微斗数なんかでは、太歳宮(たいさいきゅう)といって

毎年のテーマが出てきます。

メインテーマとサブタイトル。

この2つが核となる場合があります。

命宮・遷移宮は、物事の始まりや新しい環境。

兄弟宮・奴僕宮では、人間関係や仲間がテーマ。

夫妻宮・官禄宮では、恋愛や仕事について考えることが多くなり

子女宮・田宅宮では、妊娠、子育てやマイホーム、両親や相続など

そういったことで、動きがあったり。

財帛宮・福徳宮では、お金に関することや、趣味、メンタルなどが

大きなテーマとなります。

最後は父母宮・疾厄宮。

父母宮は上司や先生、師匠にメンター。

疾厄宮は、健康やトラブルに注意する。

 

例えばお客様が、2026年。

どれがテーマとして、やってくるのか?

例えば父母宮・疾厄宮でしたら

まずは来年の健康運を見ます。

問題なさそうであれば、先天的な健康運もみます。

元々体が丈夫な人なら良いのですが。

すでに持病があるなら、そこは注意しなければなりません。

また父母宮は上司や目上との関わり。

今すでに、上司との軋轢が生じているのか?

それとも良好なのか?

上司は来年度、変わりそうかなどを

突き詰めていきます。

先天的な12運に、10年ごとの12運。

そして今年一年の12運。

どれも見落とすことは、出来ません。

お客様から見られると、ただの一枚の紙っぺらに

見えてしまうかもしれませんが、

あの丸い命盤を、実はダイヤルのように

時計回りで動かしていっています。

頭の中は、将棋のように星を動かし

数手先まで読むような感じです。

場合によっては、今年の運気だけでなく

翌年の運気も考慮します。

例えば今年は、スタートや新しい環境の

命宮・遷移宮がテーマだとします。

そこで大きな病気が見つかったり、

検査に引っかかったり。

翌年は父母宮・疾厄宮がテーマなら

早い段階で、治療を開始したり

病院にかかることで、翌年の父母宮・疾厄宮の年に

大きな病気になることを、

回避するお手伝いが出来るかと。

その宮だけ、単体でみてしまえば

おみくじのようになってしまいます。

紫微斗数は、12の宮がそれぞれどんな風に

絡んでいるのかを、飛星(ひせい)を使い

掘り下げていきます。

恋愛の宮が、こじれていて

苦手意識が高くても、今度はそれを

補って助けてくれる宮を、探します。

どこからどこへ星が飛ぶのか?

お客様のお話を伺いながら

命盤の星の流れを追いかけているんです。

占いって、本当に複雑だなって。

占い師になって、15年。

未だにわかりません。

占いをすればするほど、わからないのが本音です。

星や教科書通りにいかないのが、

人の人生なんですよ。

占いや星に、お客様を無理やりはめ込んではいけない。

星を見るよりも、目の前のお客様をみること。

同じ星であっても、誰一人同じ人生なんてことはないですし。

その違いを細分化するためには、

紫微斗数だけでなく、四柱推命やホロスコープも

最近は取り入れるようにしました。

生まれた年や、生まれた月が違うなら

そりゃ性格も違うでしょうが、

同じ日に同じ地域で生まれても、

時間が違えば、全く違う。

人が生まれながらに持っているものの

神秘って、本当に深いんですよね。

最近は無料の占いアプリなんかでも、

かなり精巧に出来ています。

無料で知りたいことが占えるって

すごく良い時代になったり、

もしくはAIや、チャットツールに聞けば

リアルな返答も返ってきますからね。

占いって、多分思うんですけど

魂が満足する生き方の縮図なんじゃないかって。

紫微斗数の命盤や四柱推命、ホロスコープなど

占いで使う盤の原本は、お客様の魂にあります。

その複製したものが、命盤です。

運気をどうにかするなんて、それは天気を変えるくらい

大事なんですよ。

運気を読んで、どう動くのか?

ドライブしていて、道は右に曲がっているのに

『いゃ、私は真っ直ぐ突き進む!!』

そういって突き進めば、崖から転落してしまいます。

運気って道みたいに、右にいったり左に行ったり。

ナビゲーションのように、

『次の交差点は、右折です。』

『100メートル先、一時停止です。』

そうやって先々の流れを、教えてくれるものだと。

いくら自分の人生だとはいえ、

それを無視して、突き進むのは

さすがに無謀です。

先々を読んで、機を読むこと。

機が熟すそのタイミングを待つこと。

落石注意、野生動物の飛び出し注意。

そういう看板にも目を向けつつ、

慎重にハンドルを握れば、それでいいだけ。

運が悪いから、絶対に何もしてはいけない。

そんなことって、ないんじゃないかと。

もちろん時期をずらせるなら、

それでもいいでしょうし、

今すぐ動かないと、いけないことも

あるでしょうし。

運の良し悪しの定義も、占いを長年やっていると

だいぶ変わってきます。

大きく痛みを伴う方が、お客様にとって

力がついたり、大きな推進力となって

物事を覆したり出来ますからね。

自分がどんな人間で、何をしたら魂が喜ぶのか?

これは脳内で感じる幸せとは、異なります。

自分が心から望む生き方や、喜びややりがい。

そういうのって、実は今の仕事と

だいぶ遠いところにあったりするものです。

何もね、今の仕事を辞めてまで

やらなくたって、いいでしょうし。

今が安定しているからこそ、

安心して趣味や習い事や、ボランティア。

いろいろな活動ができたりしますからね。

運気に抗うのではなく、運気を変えようとせず

運気の流れを知って、上手くのっていくこと。

それを知るのに、占いは有効なツールの

ひとつかもしれません。

今の自分が満たされないのなら、

魂が満足していないのあれば

まず自分を知ること。

知っているだけで、いいと思います。

知っておけば、何かのタイミングで

上手にスイッチが入り、

楽しいと思える何かに出会えたりすることだって

長い人生のなかで、1つか2つはあると思います。

安易に趣味を仕事にしたりも危険ですし、

逃げの転職を繰り返していても

満たされる職場には、なかなか巡り会えません。

自分の魂に刻まれた記憶。

何をするために、この世に生まれてきたのか?

何に恐れを感じ、どんな不安を抱き

何に幸福感を見出すのか?

そんな魂の縮図が、占いそのものかもしれません。

*夢猫ムニャ*

 

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