1ヶ月半の占い福袋。たくさんのお客様とお話した中で、とても印象深かったお客様のお話。
こんにちは。
2月ですが、春のような陽気ですね。
暖かいって、ありがたいですよね。
冬生まれですが、冬が苦手な夢猫ムニャ。
一番好きな季節は、新緑めぐる5月です。
早く春が来ないかなって。
首を長くして待っております。

さて、お陰様で福袋もひと段落し
1月、2月上旬で予約が取れない状態だった
お客様が、最近はいらして下さいます。
この1ヶ月半で、たくさんのお客様の
お話を伺うことが出来ました。
特に印象的だったお客様のお話を
少ししたいと思います。
数年ぶりにいらして下さったお客様だったのですが、
2〜3年前から、大きな変化があったそうです。
といっても、それはお客様自身が望まない変化でした。
セラピストになりたいと、上京し
努力を重ねていた最中のこと。
お客様が、仕事に向かう途中で
事故にあってしまい、腕に後遺症が残ったそうです。
事故なので、リハビリ等も通ったそうなんですが
あれって、いつまでも通えるわけでもなく…
ある程度の期間があって、そこで終了となってしまい
腕は良くならないまま、現在に至るそうなんです。

起きてしまったことは、仕方ないとはいえ
もうセラピストの仕事には、戻れない…
どれだけリハビリを重ねても、
お客様の施術時間に耐えられるほど
腕がもたないそうなんですよね。
セラピストのお仕事もそうなんですが、
他のお仕事をしたって、やはり体は辛いし
でも自分に何ができるのか?
そこを悩み苦しんでいらっしゃる様子でした。
私もね、会社員から自営になって16年になります。
病気になって、入院したり
親の介護だったり。
自営業って、そうなっても傷病休暇や
介護休暇もないんですよね。
もうそうなったら、どうにも出来ない…
保証もないですし、それこそ自分が保険に入って
補うしかないんですよね。
私の場合、もし目が見えなくなったら。
声が出なくなって、しゃべれなくなったら…
そうなったら、もうこの仕事は出来ません。
そしたら、どうするんだろう…
そんなことを考えてみても、正直答えはでないです。

このお客様の場合は、先を考えれば不安になるし
体を思えば辛くなる。
その上で未来を思い描いてみても、
輪郭はどうしても、ボヤけてしまう。
確かに辛いですよね。
その苦悩は、想像を絶すると思います。
それでもね、言ってくださったんですよ。
『セラピストには戻れなくても、
何かしらの形で、お客様の体に関わりたいんです』
素敵ですよね。
お客様の優しさが垣間見えた瞬間でした。
夢を失った理由は、事故です。
防げるものなら、誰だって防ぎたい。
でもどうしようもないのが、事故なんですよ。
気をつけていても、いくら注意していても
事故は誰にだって、いつだって日常起こります。
もちろんないのに、越したことはないんですけどね。
自分が相手に、何かをしてしまう場合もあれば
もらい事故もあります。
事故により、自分の体が辛い状況のなかで
それでも、どんな形でも良いから
人の体に携わるお仕事がしたいって
なかなか言えないと思うんですよね。
それぐらい、セラピストという仕事や
お客様を、大切にされていたんだと思います。

お客様が無理をして
セラピストに戻られるのも、
大変だと思います。
お体のことも、ありますからね。
後遺症があることは、不便で辛いですが
誰よりも痛みの分かる方になるのでは
ないでしょうか?
不慮の事故や病気で、体が上手く機能しない。
日常生活に、不便さを感じていらっしゃるお客様を
誰より深く理解でき、その痛みや
日常生活に抱える不安や不便さも
わかるのではないでしょうか?
今回の事故は、お客様の望んだことではありません。
あの事故さえなければ…
そんな思いが何度もよぎると思います。
自分が経験したからこそ、
お客様に寄り添えることだって
必ずありますからね。

心の痛みが取れた頃に
いつかきっと、自分にあった道を
自分らしい生き方を見つけることが
出来ると思います。
そしてそれは、自分と同じ境遇の
お客様を誰より深く理解し、
やがてお客様からの信頼に
繋がっていくのではないでしょうか?
道を断たれたといえば、そうなってしまうでしょうが
違う道がここから見つかるのかもしれません。
過去を変えることは出来なくとも
物事の捉え方を変えれば、
きっと現実は少しづつ変わっていき
自分なりの進む道が見つかると思います。
涙ながらに、お客様がそれでも
お客様の体に携わる仕事がしたいと
おっしゃったあの一言。
今も耳に深く残っています。
きっとやれる、ここから必ず
自分なりの道や答えが見つかると
夢猫ムニャは、信じております。
*夢猫ムニャ*


