どうしてもあの人のことが許せない・・・。
2020 / 03 / 08
ブログ
雨の日曜、いかがお過ごしですか?
今日はこんなお天気ですから、
そしてコロナの影響もあり、
少しおうちでゆっくりと過ごされるのも
また良いかもしれませんね。
雨の影響で寒暖差もありますから
風邪などひかれないように
どうかみなさま、ご自愛くださいね。
さて、みなさんは『許せない人』と聞かれたら、
思い浮かぶ方はいらっしゃいますか?
会社の上司だったり、友人だったり。
もしくは親兄弟などの身内
という人もいるかもしれません。
許せない!どう考えても許せない・・・
何度考えても怒りが収まらない。
私と同じ思いを味わって欲しい!
怒りは次第に恨みに変わっていきます。
そして知らず知らずのうちに
相手に執着してしまったりするもんなんですね。
きっかけは、些細なことから始まって
ず縲怩チとそんな気持ちが続いてしまっているんです。
ただ、冷静になって考えてみたら
相手のことを考えている時間て、
その人に人生を振り回されているんですね。
相手を苦しめたい、どうにかしてやりたい。
その策を練るために時間を費やすってことは、
自分の人生の時間を、相手に費やすことにも
なりかねません。
1日は24時間、それはどんな人にも平等です。
その24時間のうち、何時間くらい
相手のことを考えているのでしょうか?
会社の上司のことや、友人。
嫌味を言われた、相手からの悪意ある一言。
でも実際に時間が経って、相手に聞いてみると
『えっ、そんなこと言ったっけ?
ごめん、全然覚えてないや縲怐x
こんなに思いつめたのに。
これ以上がないくらいショックを受けて
傷ついたのに・・・
覚えてないとは、何事だ!!
とさらに張本人のその人たちは、
火に油を注いでくれるんですね。
そう、意外と言ったほうは覚えていないものなんです。
親子関係だってそうですね。
みなさんも、一度や二度経験は
あるのではないでしょうか?
あの時いわれたショックな一言。
20年ぶりに勇気を出して親に聞いてみたら
『知らないよ、覚えてないから。』
言われた方は忘れられないのに、
言った本人は忘れて毎日を楽しく生きています。
お客様のなかにも、こういった心の傷を
もった人がいらっしゃいます。
一度傷ついて、相手に勇気をもって
伝えてみて二度傷つく。
もちろん悪意のある、確信犯もいますが
大半が行き違いからくるものや、
価値観の違いからだったりもします。
相手を許さないということは、
その相手に人生の時間を取られるということ。
もっと言ってしまえば、
相手に人生を乗っ取られて
しまうことかもしれません。
あなたが辛くて泣いているとき、
相手は大口を開けて笑っているでしょう。
ショックでご飯も食べられない・・・
そんな時でさえ、相手は美味しくご飯を食べています。
ね、なんか悔しくないですか?
相手はしれっと、何気ない日常を
不自由なく生きている。
だからこそ許すことって大事なんです。
あの人はそう言う人だと、うまく割り切ること。
その人に正面からぶつかっていくのではなく、
肩が当たらないように、上手に避けること。
相手はもしかしたらその様にしか、
生きれない人なのかもしれません。
言ってもわからない、気づかない、
悪いという自覚がなければ
時間と労力を割くだけもったいないです。
それならば、自分の時間を有意義なものにしましょう。
許せるようになれば、そこから気持ちは解放されます。
嫌な人のために時間も人生も
もう乗っ取られることはありません。
人生の主人公は自分自身ですから。
気持ちに折り合いがつけば、
相手のためではなく、自分のために
相手を許すことを考えてみてくださいね。
*夢猫ムニャ*