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2020 / 03 / 09 ブログ

こんにちは。暖かいですね。

最近はですね、コロナの影響を受けた

お客様がたくさんいらっしゃるようになりました。

まだまだ収束の目処はたたず、

また具体的な解決策もわからない。

それでも日常に感染するリスクは

溢れているわけで。

お仕事もお休みになる方もいらっしゃれば

コロナに関わらず、お休みできない人が

いらっしゃるのも事実です。

医療関係や小売業、保育園などは

休んでしまうと市民の生活にも

影響が出てしまいますからね。



そんな中、最近いらしてくださった

保育士のお客様が

『保育士がコロナになったら

世間にさらされるのが怖くて・・・』

と言っていたのが印象的でした。

そして今朝、ツイッターをみていたら

正にそれと同じことが起きていました。

もちろん、そのお客様ではないですよ。

市町村の名前や性別、世代など

細かいことが書かれていたんです。

そりゃ親御さんの気持ちを考えたら

保育士の方がコロナに感染・・・

預ける側からしたら、不安を感じると思います。

しかし保育士さん側も、できるだけ気をつけていても

やはりこんなご時世ですから。

どこが感染源になるかわからないじゃないですか？



そのうえ保育園の名前まで

出されてしまったら、風評被害に

保護者やメディアへの対応など

責任を感じてしまうでしょう。

今って誰がなったか？

どこから出たか？

もうこうなったら、犯人探しみたいなことを

考えてみても対策にはならないと思うんですよ。

学校や地域で発生したら、その家を特定したり

ママ友のグループLINEで犯人探しをしてみたり。

一番最初に発症した人が一番悪いみたいな。

そんな風潮って、ちょっと悲しいですよ。



また自分で会社を経営されているお客様も

コロナの影響でキャンセルや

返金対応などのお問い合わせが

日に何十件と来るそうで、

電話が鳴るたびに、ノイローゼになりそうだと。

悲痛な胸の内を明かしてくださいました。

個人の会社では、ご予約時に頂いたお金は

すでに会社の運転資金に回っていたりして、

すべてのお客様の返金をしていたら、

会社は本当に倒産してしまうかもしれません。

政府は補助金などの貸付、

手当などを出すと言ってはくれますが、

それだって満額とまではいかないでしょうし

実際に手元に届くまでには時間がかかります。



国が悪い、政治が悪い、会社の対応が悪い、

保育園や学校が悪い、病院が悪い。

責任の矛先をどこかに向けても、

だれも何もしてくれないかもしれません。

むしろ相手や環境に期待せず

だれかに依存しないで、自分で対処することを

考えてみてください。

国だって対応を考えてはくれますが、

国民ひとりひとりの末端までその手が届くのは

まだまだ時間がかかるし、

コロナの方が先にやってくる可能性が大です。

してくれない、やってくれない。

期待をすれば裏切られる。

自分で考えて自分で行動してみて、

それでも誰かが手を貸してくれた時は

ありがとう、お陰様、お互い様なんです。



毎日テレビをつければ、コロナのニュース。

スマホを開けばコロナ情報。

そして肝心の対策はほとんど皆無で、

どこから何人発症した。

コロナで死者が何人。

それを知ったところで、解決には至らないし

対策にも予防策にも、打開策にも繋がらない。

誰かに期待するのはやめて、

自分の身は自分で守ること。

その情報の信憑性すら危ぶまれている昨今。

こうなると、最後に信じるのは

自分の五感しかない気がします。



私も一番は手洗いうがいと食生活。

これだけは気をつけていますが、

もうそれしかないのかな？

とも思っているんです。

3.11の震災で多くを学び

半年前は大きな台風を乗り越え、

さらに見えないウイルスと向き合って

何を学ぶのか？学んできたことをどう活かすのか？

電気やガスがストップし、物流が止まり

今回はそういった震災ほどの悲惨さは

ないですからね。

マスクもテッシュも食料も十分にあるし、

数日待てば店頭に入荷されます。

『喉元過ぎれば熱さを忘れる』といいますが、

そういったことを思い出せば、

今、普通の生活ができていることは

本当にありがたいことです。

豊かさに甘んじて毒された日本。

その弊害として便利さに踊らされ、

考えることや知恵を失ってしまったのかもしれません。

それが一番こわいことです。

デジタルは便利ですが、ライフラインと物流が

止まってしまえば、アナログになるしかないでしょう。

そう、おばあちゃんの知恵袋ですよ。

物がない時代に残してくれた先人の知恵。

日本には良き知恵や創意工夫が

たくさんありますから。

ないならないなりに、考えてみること。

犯人を特定する時間があったら

知恵を絞ってみること。

そしてこんなご時世に、頑張ってくれる人がいるおかげで

生活が保たれていることに感謝の気持ちと

思いやりをもってみたら、

思った以上に早くこの事態は

収束を迎えるのかもしれません。

本当に怖いのはコロナより、心無い一言です。

＊夢猫ムニャ＊