だいぶご無沙汰しておりますが、みなさんお元気でしょうか?久しぶりの更新となりました。
こんにちは。
夢猫ムニャです。
10月24日で、高円寺かぎねこ亭を閉めてから
もうすぐ3週間が経とうとしています。
その間も、ブログの更新は一切なく
お客様への再開の目処なども
お伝えすることなく、申し訳ないです。
といっても、毎日遊んでいたり
吉祥寺辺りで、ショッピングなど
楽しむ余裕もなくてですね、
ただ、淡々と作業のように片付けなどを
する日々です。
もちろん、お店の再開を最優先することに
越したことはありません。
ですが、今回は住居とお店の両方の
引っ越しを兼ねているため
まずは生活を整えないことには
何も始まらないだろうという
結論に至りました。
何をするのにも、物が見つからない…
入れたハズなのに、段ボールに内容を
詳しく書いたのに。
なのに、なぜ見つからない。
毎日が神隠しにでもあったように、
物が見つからず、見つけた時には
宝探しでお目当ての財宝を探し当てた
子供のような気分です。
最初の1週間は、段ボールに荷物を詰めて
いらないゴミを捨ててという
途方もない作業が続きました。
引っ越してからも、東高円寺に通って
荷物を出した後に、お掃除などに
数日かかりました。
あんなに細長く、狭い室内も
荷物を出してみたら、ガランとしていて。
最初に内見して、この部屋に一目惚れした
鮮明な記憶が蘇ります。
いらしてくださるお客様は、
なんとなく高円寺かぎねこ亭の
間取りはわかると思うんです。
入ってすぐのところを、カーテンで間仕切り
4畳半ほどのスペースをつくって、
テーブルと本棚だけを置いた
簡単な鑑定所でした。
あのカーテンの向こう側は、
お客様に決して見せることはなかったのですが、
裏は階段分だけ、少し広くなっています。
物がなくなれば、音もすごく反響して
始めた頃は、何にもなくて。
それが11年経ったら、荷造りするのが
大変なくらい、物が増えていて。
何が大変って、やはり占いの書籍。
それから命盤などの書類です。
箱に詰めても、運ぶのに一苦労で
もう腰がどうかなるんじゃないかと。
そしてかぎねこ亭の屋根裏部屋。
広いんですけどね。
立ってあるけませんが、
簡単にハイジの気分を味わえます。
11年半という長い月日で得たものは
本当に計り知れません。
ですが、私自身が30代から40代へと
シフトしていくなかで、
まずは自分が幸せでなければ、
この仕事を続けられないと
感じることが、ここ数年多くなりました。
立地は良いのですが、車の音や揺れもあり
鑑定するには、少々不便です。
なのでコロナで自粛になったときは、
とにかく毎日が静かでした。
あそこに長らくいて、初めて感じた静寂。
そして一度それを味わってしまったら、
もう後には戻れないんですよね。
今までは、音があって当たり前だったのに
静寂を知ってしまえば、少しの音でも
気になってしまうものです。
何が一番辛いってですね。
音は音でも車のクラクションや、
あおり運転なのか?信号待ちで
人の怒号が飛び交ったり。
あと、交通事故も多くて。
あまりいい感情の音が聞こえてこないんです。
大好きな場所であり、
商売も占い師としても、
修行場だった東高円寺。
感無量のありがたい気持ちでいっぱいです。
そして新天地での営業再開についてですが
本来であれば、お伝えしていたように
11月中旬の今くらいの時期に
オープンしたかったんです。
が、思ったよりも時間がかかってしまうこと。
手配しているものや、各種の開通工事など
整わないこともたくさんあったり、
配送関係も大型配送になると
やはり時間がかかるんですよね。
まだ照明器具も取り付けていないのですが。
今朝、写真を撮ってきたので
少しだけ新しいかぎねこ亭の
様子をお知らせいたします。
まだ置いてあるものは、看板と前に使っていた
テーブルと椅子だけです。
この部屋のレイアウトなどは、
すべてボウケン先生にお任せしました。
私よりセンスが良いので:笑
高円寺かぎねこ亭は、ほとんど私のやりたい放題で
進めた鑑定部屋だったので、
三鷹では、ボウケン先生主体で進んでいきます。
建物自体は、とてもレトロな物件です。
ですが中は、大家さんのご好意で
とてもキレイにしてくださいました。
入り口やドアが低いので、背の高い人は
ちょっと要注意です。
ご予約のお問い合わせも、
いただいており、お客様には
ご迷惑をおかけしてしまい
申し訳ございません。
また再開の目処がたちましたら
その時はブログやSNSなどで
告知をさせていただきますので、
どうぞ宜しくお願い致します。
*夢猫ムニャ*