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2017 / 04 / 09 ブログ

先日いらしたお客様が、

とても面白いことをおっしゃったのです。

『なんだか占いの結果を聞いてホッとしました。

もしこれでダメとか諦めなさいとか、

あなたには向いていないって言われたら…』

今後の人生の方向性について、

今、選択肢としてある２つの道のどちらを選べば良いか？

というご相談でいらっしゃったんです。

申し込みをする日が差し迫っており、

ここ数日以内で決断しないと間に合わない・・・

そんな状況の中お越しいただいたんですね。

確かに先方へのお返事や、

何かの申し込みなど、

期限が差し迫っていれば焦りもあり、

『あぁ縲怩烽､決められないから、神頼みのつもりで占いへ』

なんてお客様もいらっしゃいます。






このお客様は２つの選択肢の

どちらも向いていて、

それゆえに非常に悩ましいところではあったんです。

『どちらも向いているし、どちらでも上手くいく。

でも強いていうなら、

こちらの方がやや向いているのかもしれません』

なんだか煮え切らない結果となり、

お客様には申し訳なさも半分だったのですが、

『でも今日ここに来て良かったです。

自分の考えている方向性が間違ってなかったという事ですから』

笑顔で帰られていきました。

占い師はお客様の人生において『決断』はできません。

『あなた、こうしないと地獄に落ちるよ』

もちろん決断する占い師さんもいるかと思います。

しかしそれは、私のスタイルではありません。

私はお客様自身でもなければ、

お客様の人生を変わりに生きることもできません。

人生の主人子は自分自身にあり、

他人ではありませんからね。





また他のお客様も仕事運をみる官禄宮（かんろくきゅう）に

星が全く入らないことを気にされておりました。

『仕事の宮に星がないということは、仕事が出来ない』

そう解釈され、とても悩んでいたご様子でした。

紫微斗数でみると、星の数は執着や意識の数だと思います。

星がたくさんある宮は、意識のウエイトであり

こだわりが生まれやすい。

星が少ない、全く空の宮は、

本人があまり意識しないということです。





お仕事の宮に星がたくさんあれば、

この仕事がしたい、この職種は嫌だ。

これはやりたくない…

そのこだわりも強くなります。

逆に星が少なければ、こだわりも少ないため、

どんな仕事でも受入れることが容易になります。

星がたくさんあって、こだわりが強いなら

その道のプロフェッショナルになれるくらい

とことん自分なりにこだわって、

貫いてストイックになれるでしょうし

星が少なければ、きっとどんな仕事にもチャレンジしていけます。






先日もブログに書きましたが、

自分の不都合は誰かにとって好都合であり、

自分の好都合は、誰かにとっての不都合です。

物事は良い悪いだけでは判断出来ず、

一見悪いとされているものも、

当てどこを考えればそれは大化けするんですね。

占い師の主観で良いやダメを決めつけてはいけないと、

そしてお客様の活かしどころ、

つまり長所をどんな場所でどんな風に活かしていくか？

それをお伝えするのが仕事です。

私も職歴が会社員と占い師だけなので、

多くの仕事を経験したわけではありません。

その分ネットやメディアを通じて

『最近はどんな仕事があって、

こんなことにチャレンジしてる人がいて、

こういうやり方もあるんだ！』

そんな風に得た情報を、お客様へのアドバイスとして

一部お伝えさせて頂いております。





こだわってしまう、

どうしても諦められない、

それを止めることができない。

だったらそれを止めるという選択をやめて、

逆方向にふりきってみたらいかがでしょうか？

一般的に『大凶・悪い』とされるものを

お客様は嫌い、そして恐れられます。

しかしその悪さする星の影響力は、

時に物事の起爆剤にもなるわけです。

その威力は強烈ですからね。

扱いを間違えれば自爆しちゃいますし、

逆に上手く使えば発展の糸口にもなります。

そう、『薬にも毒にもなる』っていうやつですよ。

占いありきではありません。

最後は自分ありきです。

『こうなりたい！』

それがあってこそ活かせる占術です。

占い師が凶作用にビビって遠慮してしまったら、

お客様は発展されないと思います。

凶作用の威力を確認しながらも、

それを避け、そしてそれを活かす・・・

こうなりたい！という前に迷いがあるのでしたら

その迷いを払拭する手段としても有効的だと思います。

どうか進むことを恐れないで

自分を最後まで信じて進んでみてくださいね。

＊夢猫ムニャ＊


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