ご本人の無意識の癖が、恋愛に大きく影響する理由を、紫微斗数で探してみました。
昨日から3連休なんですね。
今回は台風は来なそうですが
なんだか肌寒い連休になりそうですね。
どうか皆さまにとって
良き連休になりますように。
楽しんでくださいね〜
最近は肌寒くなってきたので
久しぶりに恋のお話でもしようかと。
いくつになっても、やはり恋愛って
人生の醍醐味ですからね。
いつ頃で会えますか?
どんな人なら合いますか?
どこに行ったら、出会えますか?
そういったご質問をいただきます。
自分なりにも努力してみて
いろいろなタイプの人とも
付き合ってみたんだけど、
どれもしっくりこなかったり。
これは相手に問題があるというよりも
自分に何か原因があるのではないか?
そんな不安のもと、若いお嬢さんが
いらして下さったんです。
今もお付き合いして、数ヶ月になる
彼がいるそうなんですが、
結婚できるのか?
そもそも、私自身も結婚したいかどうか
自分でも正直わからないと。
そんな風におっしゃっていました。
確かにお年頃だからといって
みんながみんな、結婚したいわけでも
ないですからね。
このお客様はですね、紫微斗数でみるところの
天機星・太陰星で乙女座の方です。
紫微斗数がわかるかたでしたら、
生粋のキチッとピシッとさんだと言うことは
わかるかと思います。
乙女座と天機星と太陰って、傾向が似てますからね。
『ピシッと完璧にちゃんとする!』
みたいな感じです。
自分から吉星を飛ばせば、夫妻宮に入ります。
夫妻宮の星の配置もキレイで
一見なんの問題も無いような気がするんです。
命宮から恋愛の夫妻宮に、吉星が入るなんて
すばらしいんですよ!
これが逆で、命宮から凶星が夫妻宮に飛ぶと
相手を問わず、無意識に恋愛そのものが
苦手な傾向が強く出ます。
なのでこのお客様の場合は、恋愛に興味が向いたり
総じてポジティブなイメージが、
恋愛に対して働きやすいんですね。
が、しかし…
もう少し詰めてみていくと、
恋愛の夫妻宮から、今度は自分に向けて
凶星が飛んでいました。
この星の飛ばし方を説明するならば
『私はいつでも恋愛したいんだけど、
なぜか好きになる度に、いつも相手から
否定されている気がして…』
という無意識の癖が出てしまいます。
これは基本的にどんな相手と付き合おうが
この傾向はいなめないものなんですね。
相性が良かったり、価値観が似ていれば
この作用は弱まるかもしれません。
紫微斗数の飛星というのは、
星の流れでもありながら
その人の持つ意識の流れでもあるんです。
ちなみに飛星を可視化すると、こんな感じです。
青線=吉星 赤線=凶星
どこの宮からどこに向かって、
どの星に付き、どんな作用が生じるか?
これを鑑定中に、私の頭の中で飛ばしている感じです。
そんなことをお伝えしたみると
今の彼もとても優秀な彼だそうです。
一般的に言うところの諸条件は
申し分ないみたいなんですよね。
彼の詳しいご職業などをうかがったら
誰もが羨むような、会社にお勤めでした。
年収等も含めて、結婚相手としては
申し分ないハズなのに…
『彼がすごい人だってのはわかるんです。
結婚したって、苦労しそうにないし…
でも自分には、特に何もないから
不釣り合いというか。
彼がそんなにがんばって得たものに対して
自分はこれといって、誇れる物もないので…』
彼がお客様に、何かを求めているわけではありません。
それでもこのお客様の持つ、命宮(自分)と
夫妻宮(恋愛・結婚)の星の兼ね合いが
そんな風に思わせてしまうのかもしれません。
お客様自身も、自分が結婚したいのかどうかも
未だにわからないし、した方がいいのか?
結婚に向いているのかもわからないと、
彼氏ができて、とても幸せな時期なんでしょうが
困惑されておりました。
そういった場合には、紫微斗数の田宅宮や
子女宮などを重視するんですね。
今の時代は、子供を持つ持たないという
選択できる時代です。
仕事で生きるのも良しですし、
家庭に入っても、また違う幸せが得られます。
それに最近はリモートが主流となりました。
正社員でも、家庭に軸足を置いて
出社しなくても、仕事ができますからね。
仕事と家庭のいいとこ取りが、可能だと思います。
紫微斗数で子女宮と田宅宮を考察し
四柱推命の方の五行バランスをみて
何に意識が強いかを把握します。
このお客様の場合は、財星が5もあったので
家庭への意識がとても強いと判断しました。
財星が強い女性は、仕事よりも家庭を
大事にする傾向にあるので、
結婚してもフルタイムで、帰宅が遅く
家事が出来ないと自己嫌悪になります。
正社員をやめて、パートになったり
9時から15時くらいの範囲で、
週3くらいが丁度いいと、おっしゃる方も
いるくらいです。
女性の場合だと、五行バランスで
食傷が強ければ、子供に意識がいき
財星が多ければ、家庭を大事にする傾向が
強くなり、官星が強い場合には
組織のなかでバリバリのキャリアに
なっていくでしょう。
どれが正解か?
というわけではないのですが、
例えば食傷が強い女性ですと
子供を産みたい、最低で2人
いければ3人は欲しい!
子供を育てることに、幸せを感じるので
そうなると年齢も加味して、逆算しないと
間に合わなくなる恐れもあります。
子供の人数に関わらず、持たなかった
後悔とともに生きていくのが、
このケースは一番怖いんですよね。
子供のところが強いからって、
産んで良かった、幸せですって人ばかりでも
ないでしょうからね。
財星の家庭運が強い人が、
仕事ばかり、残業ばかりで
家に帰れないのもツライですし
官星の仕事や組織運が強い人が
結婚して家庭に入ったり、
産休などでずっと家にいると
結構ストレス過多になっちゃうんです。
どれが一般的な正解というよりも
自分の意識が、何を欲するのか?
その欲求に従うことが出来なかった時に
その人の中で『後悔』という2文字が生まれ
それに心を締め付けられ、長い時間を
生きていくことこそが、一番ツライんです。
子供を産むか?年齢との戦いやリミットもあったり
仕事を続けるのか?
それとも辞めて家庭に入るのか?
結婚も出産も、経験してみないと
わからないですからね。
それでもアレか?これかと
2につひとつではなく、あれもコレもで
上手にいいとこ取りしてくだされば
良いんじゃないかと思います。
結婚も出産も仕事も、
そう、全部まるっといいとこ取りで。
ちょっとづつ取ってみたら良いと思います。
恋愛のご相談を受けた時に、
占い師が何をみて、結婚に向いてるとか
子供は持った方が良いとか。
どこからそんな話を、引っ張ってきてるのか
お客様としては、とても不思議に
感じるかもしれません。
使う占術にもよるので、占い師の全員がそうとは
言い切れないのですが、少なくとも私は
こんな感じで、紫微斗数と四柱推命の命盤や
命式を行ったり来たりして、
補足でタロット、もう少しピントを
合わせたい時は、簡単にホロスコープなんかも
含めてみたりして、お客様に結果を
お伝させていただきます。
無意識に心の奥底で眠っている
お客様の潜在意識を掘り起こす感じと
お伝えすればわかりやすいかもしれません。
では、どうか良い週末と連休を
楽しんでくださいね。
*夢猫ムニャ*