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迷い悩んで苦しんだ末に出した決断 〜この春から新しい環境へ飛び込む覚悟〜

こんにちは。

早いところでは、卒業式も

そろそろ入ってきそうですね。

コロナ禍の3年間、学生の方にとっては

思い出が少なくて、制限ばかりが

多かったかもしれません。

春からは、学校行事もふえて

楽しい学校生活が送れますように。

さて、がんばっていらっしゃるのは

お子さんや学生さんだけでは

ございません。

大人とっても、春は毎回ドキドキですからね。

移動のあるなしだったり、

自分が移動しなくても、周囲の人間関係や

上司なんか総入れ替えの時期だったり。

環境ガチャが当たりか?

それとも大ハズレとなるか?

ここ一番の大勝負だったりするんですよね。

自分で望んで動く人もいらっしゃいますし

望まない変化のなかで、また春からがんばる人など

そこら辺の事情は、人それぞれです。

人事や春先からの人間関係に、

ピリッとしている人たちも増えるのが

一年で最も多いのがこの時期なんです。

私のお客様のなかにも、そんな迷いを抱えて

いらして下さるお客様がいます。

春からは別の道に進むか?

それとも現状維持で、このまま今のお仕事を

続けるべきなのか?

年末くらいから、何度かご相談にいらして下さいました。

けっして多くを語ることのないお客様のですが、

いつもやってくれるんですよ。

初めての出会いから数えたら

10年ほど経つのではないかと思います。

その時も、将来への展望を語っていただき

ただそれを現実的に形にいくには、

中途半端な気持ちでは、

やり遂げられないのではないかと。

お仕事と並行して、勉強も進め

のちに資格も取得して。

難しい、大変だと思えることさえも

不屈の精神で乗り越えてしまう

芯の強いお客様なんです。

ですがこの春からの身の振り方に

少し疑問を感じて、新しい道へ進みたい気持ちが

お客様のなかで、日増しに大きくなって

4月を前に、決断しなければならない時期が

差し迫ってきたんだそうです。

悩んで悩んで、考え抜いた挙句

一度はこのままで良いと思い

決断したけども、悩んだ末に

やはり春からは、新たな道に進まれるそうです。

自分の決断が多くの人に、

迷惑をかけてしまうんじゃないかと

最後まで自分のことより、周囲のことを

気にされていらっしゃいました。

このお客様に限らず、自分の決断が

図らずも周囲に対して、何かしらのご迷惑を

お掛けしてしまう場合もあるかもしれません。

自分が担っていた分が、誰かの負担になってしまう事を

考えると、それはただのワガママや

自分勝手な考えではないかと。

お世話になった人たちに、恩を仇で返すようなことは

出来るだけしたくないのが本音だと思います。

でもですよ、自分の揺らぎ出した心の揺れは

日増しに大きくなるわけですよ。

自分の心に嘘はつけないし、

大きく揺れ出した心をあざむくことは

出来ないのかもしれません。

自分のワガママ半分で、申し訳なさ半分。

新しい道に進むのでしたら、退路を断って

前しかみないで、がんばってみたら良いと思います。

お世話になった方たちにも、胸を張って

生きられるように…

何かを形にしたり、結果でお返ししていくしか

きっとないのかもしれません。

私も会社員だった時、リーマンショックで

会社が大きく傾いて、組織を辞めたひとりです。

それも思い立ったように、いきなりの出来事でした。

上司も半信半疑で信じてもらえないし

2月に言って3月末の退職で。

人事や総務、職場の方は寝耳に水状態。

引き継ぎも突貫工事で進めて、

今考えれば、私自身は意欲に満ち溢れ

『東京へ行って占い師になる!』

張り切っていたのですが、辞められる側は

だいぶ良い迷惑だったんじゃないかと。

若さ故に突っ走ってしまい、

今となっては反省しきりです。

それでも、一部の方は私の性格を考慮し

『東京行ってもがんばれよ』

背中を押してくださいました。

たくさんの人を裏切る罪悪感も

けっして無かったわけではありません。

それでも、ここまでしてしまったのだから。

もう後には引けないし、

『やっぱりダメだったので帰ります』

そんな簡単に言いたくない気持ちもあって

もうやるしかないし、がんばるしかないと。

絶対にやめるわけにも、コケるわけにもいかない。

応援して下さった方の気持ちに

応えていくことを原動力にして

ただガムシャラに走った数年でした。

地元を離れる時に、お客様から頂いた大入袋は

今でも大事に使わずに財布に入れて

大事に持っています。

袋がボロボロになっても、テープで貼り付けて。

どんなに困っても、お客様から頂いた

このお金は、使わなくてもいいように

占い師の仕事を頑張らなければと。

見習い修行の私が、初めてお客様から

鑑定で頂いたお金です。

人間ね、惜しんでくれるうちが

華なんですよ。

疎まれるより、惜しまれるうちに

去り際は潔く。

これ、私の座右の銘です。

春からは、新たな環境でがんばろうと

している方も多いと多います。

自分で決断した人もいらっしゃれば

望まない変化を求められる人も

きっといらっしゃるかもしれません。

それでも自分で決めたのならば、

あとは前に進むだけですから。

このお客様も、迷って迷って

何度かご相談にいらしてくださったのですが、

だいぶ早い段階で、私の中では

きっと新しい道に進むだろうなと。

一度は現状維持だと出した答えも

やはり心の中で覆ったようでした。

占いがどうこうではなく、

お客様自身が、悩んで迷って考えた挙句に

自分の中で生み出した答えですから。

何が正解で、どれがいいのか?

始める前からわかりません。

それでも、このお客様なら

きっと進んだ道で、正解をつくって

お世話になった方々にも、それを示してくれる

そんな日がきっとくると思います。

自分で選んだ選択肢を、正解にしていくこと。

『なんだかんだで、これで良かった』

そう言える日がくるように。

前だけを向いて、送り出して下さった人たちに

感謝して、その場を離れてみてくださいね。

さぁさぁ、桜ももうすぐ咲きますから。

マスクを外して、今年は青空の下で

桜を楽しみたいですね。

*夢猫ムニャ*

 

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