ブログ

2018 / 11 / 28 ブログ

 

そろそろ人恋しい季節になりましたね。

みなさん、いかがお過ごしですか？

寒くなるこの時期は、

クリスマスや年末年始、

そしてバレンタインにホワイトデーなど

恋愛向けのイベントが目白押しなんです。

だからどうしても仕事柄、

恋愛のご相談が増える時期なんですね。





先日もこんなご依頼がありました。

知り合って数ヶ月。

最初は気の合う友人からスタートし、

頻繁に連絡をとったり、

毎日LINEするような仲になり、

そして男女の関係に進展したまでは、

良かったのですが・・・

とくに『付き合う』や『彼氏彼女』

といったワードが出てこない。

『この関係って何なんでしょうか？』

というご依頼でした。



相手の男性も仕事が忙しく、

連絡はマメにくださるようですが、

なかなか会う時間がとれず、

彼のはっきりとした気持ちも見えない。

これから2人の関係を、

彼はどうしていきたいと考えているのかわからない。

体を満たす道具なのか？

それとも友人止まりなのか？

もう頭の中がグチャグチャになってしまったそうです。



彼の思いをタロットで占ってみたのですが、

今はやはり仕事で疲れているのもあり、

キングやナイトが逆位置で出ています。

そうなると、男性からの動きは

あまり期待できません。

彼は愛情もあるし、2人でいることを

心から楽しんでいるようでした。

ですが、事の真相はここからです。

彼の中で付き合うことへの抵抗感や、

一緒にいることのストレスなどは、

ほとんどありません。

ただ正義と女帝の逆位置が出ているため、

『結婚』に対しての迷いがあるのではないかと。





お相手の男性は恋愛に対して

過去にトラウマがあるため、

誰かと付き合うことや、

恋愛がスタートすることに

抵抗を感じてしまうのかもしれません。

そして男女が付き合えば、

自然と結婚を意識するようになります。




付き合うことは、出来ても

いつか『結婚』という選択肢を迫られたとき

彼の本当のトラウマや苦悩は始まるのではないかと。

相談者の女性が、特に結婚といった形に

こだわらないのであれば、

彼に対して、先にそれを伝えてあげると

もう少し進展がみられるでしょうとお伝えしました。





恋愛で過去にトラウマを抱えた人は、

『男ってみんなDVだから！』

『女は絶対浮気する』

そういったことを口にしますが、

女性や男性を一括りにしてしまうのは、

実はちょっと勿体無いと思います。

優しい男性もいれば、一途な女性もいますし、

絶対〇〇ってのは、異性に対する偏見かもしれません。

このお客様のお相手も、女性や結婚に対して

相当な嫌悪感があるのだと感じました。

怖がり、傷つくのを恐れて恋愛を二度としない！

それも一番手っとり早い得策かもしれません。

女性によって生まれたトラウマは、

また別の女性にしか癒せないのだと思います。



同じ女性としては、このお客様の苦しみは

痛いほどわかります。

毎日自分に問いかけ、彼に遠慮し、

でも好きだから会いたくて、そして切なくて・・・

以前からブログにも書いているように、

誰かの我慢で成り立つ関係は、

長くは続きません。

ですがこのお客様が、彼を心から愛しているのなら

彼の心の痛みを想像し、そして理解すること。

自分の気持ちは伝えることは大事です。




ただ心のリハビリが出来ないうちに、

その思いを伝え、貫けば

彼はその重圧に耐えられなくなってしまいます。

もし本当に愛おしいと感じる人であれば、

相手を理解し受け入れる事。

それもまた１つの愛の形ですね。

私も若い頃はだいぶ失敗しました。

男女において、嘘はいけない。

隠し事は１つもなし。

全てを正していった結果、

相手の心も、築き上げたもの全てを失いました。

失ってからでは、本当は遅いんですよね。

っという学びを得ました。



付き合う前に男女になってしまえば、

女性の方が傷つき苦しむと思います。

この関係ってなに？

私はただの遊びなの？

もしかして都合の良い関係？

そんなことにならなるのが嫌なら、

女性はカギ付きの鉄のパンツをはいていくこと。

特にこの季節は、忘年会の帰りのタクシーや

クリスマスなど、気をつけていただきたいと思います。



相手の苦しみを受け入れ理解すること。

それは時に、自分の痛みのように受け止め、

理解できるように務めてみてください。

きっと彼もそんな彼女に感謝するときが

いつか必ず訪れると思いますよ。

＊夢猫ムニャ＊