健康診断を受ける度に、なぜか再検査で引っかかってしまう理由とは?
こんにちは。
夏の盛り、暑いですね。
私も梅の土用干しに、やっとこさ
重い腰をあげて、取り組んでおります。
といっても干すだけなので。
そんな手間ではないのですが…
猛暑?酷暑?
この暑さで体調を崩される方も
増えておりますので、気をつけて下さいね。
そうそう、体調といえばですね。
先日いらしたお客様が、健康診断で
引っかかった項目があり、近く精密検査を
受けられる予定なんだそうです。
私よりもずいぶんお若く、
とてもそんな風に見えないし、
ご本人も全く自覚症状はないそうです。
最初にいらしてくださったのは、
だいぶ前なのですが…
その時は妊活についてのご相談でした。
そこからコロナもあって、三鷹に移転後
初めていらっして下さったのですが
無事に子供さんにも恵まれ、今は家族で
とても幸せに暮らしているそうで。
今回はそんな矢先の出来事だったそうです。
病院や検査って、やっても怖いし
やらずに数年放置しても、また怖い。
何だかな〜って感じもするのですが
病気も悩みも、事故と違って
始まりは小さいですから。
放っておいて、後悔するより
検査を受けて、早期発見するしか
他にないのかもしれません。
もちろん病気に対しては、個人の意思も
あるでしょうから、一概には言えないのですが
やはりいざとなったら、専門家や医師の意見を
参考にすることも大事ですし、
それ以上に自分の意思を尊重することは
もっと大事なことだと思います。
このお客様も、まだお若いにも限らず
節目節目で、そういった検診に引っかかるそうなんです。
お話を伺えば、年齢の割に珍しい病気だったり
高齢者に多いような病気で、引っかかってしまい
入念な検査の結果、異常はなしと
胸をなで下ろすこと数回。
結果としては、大事には至らず
もちろん手術も必要ない。
すごく良いことなんですが、
ただ精神的には、たまったもんじゃないワケです。
ましてや小さなお子さんが家族がいて
怖い病名を疑われれば、そりゃ先々の色々なことが
頭を掛けめぐると思います。
特に大きな病院での検査って、予約してから
検査までに数週間から1ヶ月かかったり、
遠方の病院まで、出向かなければならなかったり。
仕事や子供さんのこともあるのに
スケジュールを調節して、そこに向けていく
エネルギーって、半端ないと思うんです。
それがここ数年で、何回かあれば
肝を冷やすことにもなり、
結果として病気は見つからずとも、
精神的には、あまりよろしく無いですからね。
紫微斗数でも健康面は疾厄宮(しつやく)をみます。
体質もそうですし、なりやすい病気などは
四柱推命の五行でも判断するんです。
また子女宮(しじょ)で生殖機能を判断します。
女性の方が傾向としては、早く出るんですよね。
例えば20代で生理痛がひどい、重たい。
30代で妊活したい!40代や50代の更年期などなど
一般的に婦人科系の病気や、ホルモンバランス等は
この子女宮を使い、男性でもここが弱いと
前立腺や泌尿器、生殖機能全般に
影響が出る傾向が強くなります。
あとは田宅宮(でんたく)も
遺伝的な疾患を見るのに使います。
家系に多くみられる病気と、お客様の体質に
どうか変わってくるのか?
健康や体質の疾厄宮(しつやくきゅう)
生殖機能の子女宮(しじょきゅう)
遺伝的疾患の(でんたくきゅう)
病気に関しては、私の場合はこの3箇所を
まずチェックするんです。
いらして下さったお客様も、
この3箇所に極端な感じはみられず
体や体質も、そう弱くはないんじゃないかと。
家系的な病気も特になく、みなさん90代くらいまで
生きられる長生きな家系だそうです。
ホロスコープでみた時に、お客様の意識や課題は
『受け継いだDNAや体質を意識する』ことでした。
例えば家系に多い病気があるのなら
意識して体を整え、検診を受けることで
なるべく発病させない、もしくは発病を遅らせることは
十分できるでしょうし、逆に先祖が長寿であれば
そこを意識することで、安心感にも繋がるし
自分自身も健康で長生き出来ますからね。
意識をすることで、そちら側に自分の軸足を置くこと。
病は気からとは言いますが、本当にそうなんですよ。
どの病気にとっても、ストレスは万病の元です。
お金は貯めても、ストレスを溜めたって
良いことなんて1つもないし、病気になれば
医療費は増え、収入は減ってしまいます。
でもやはり過労や人間関係、疲労で
ストレスって溜まるものなんですよね。
お客様もご自身のことは、良くわかっていたものの
検査の日まで、精神的な不安が強くなってしまい
それでご予約して下さったそうなんです。
タロットでお客様の内面を見た時に、
なぜこんなに再検査で引っかかってしまうのか?
そして再検査の結果は、結局なんでもなかったり。
とっても不思議なのですが、カードを見た時に
少しピンとくるものがあったんです。
それはお客様自身の意識が、あまりに外向きすぎること。
世間体もそうですし、子供もいたら周りも気になる。
産休明けで復帰して、周囲に迷惑にならないように
常に心がけて、ママ友とも上手にやって
心配するのは、家族や子供のことで…
自分のことは一番最後。
これはこのお客様に限ったことではないんですよね。
どのお母さんも一緒ですし、独身の方だって
やはり周りの目は、良くも悪くも気になるわけです。
だからこそ、こういった現象が起きた時
自分を振り返ったり、自分を大事にするじゃないですか?
どんなに日々を忙しくしていても
人間が最後に思うのは、『まだ死にたく無い』
命乞いなんですよ。
子供が欲しいと悩んで、
数年前にはいらして下さいました。
それが今では実現し、ここからなんですよ。
子供さんの成長だって見たいし、
家族で満ち足りた人生を歩まれていくでしょう。
病気になって、初めて自分に目を向けて
自分を労わるようになるんです。
世の中には、様々な病気で悩み
苦しんでいる人がいるのは、わかっています。
病気になって、気付かされることの多さに
驚かされるでしょう。
当たり前が当たり前でなく、健康でいることの
ありがたさが身に沁みると思います。
不謹慎かもしれませんが、風邪で高熱が出るのも
究極のデトックスなんですよね。
後遺症もなく、命に別状がなければ
熱が出るって、細胞のリニューアルみたいなものです。
自分の家系が長寿であるなら、
その遺伝子を開花させること。
なぜ自分の家系が長生きなのか?
食生活なのか?それとも環境なのか?
何かヒントになることが、あるでしょうから。
そして精密検査を毎回すれば、
自分の体を詳しく知ることにもなります。
再検査はいつも何もないのですから
自分を知るチャンスでもあるわけです。
自分の感情や精神状態は、自分でわかっても
体を詳しい数値で知るのは、やはり病院に行かないと
無理な話ですからね。
誰よりも自分を知って、意識を外向きにし過ぎず
人も自分も等しく大事にすること。
そこに気が付けば、今後は検診で引っかかることは
少ないんじゃ無いかと思います。
もちろん医者ではないので、断定は出来ないですが
病気と精神って、深い関係性がありますからね。
ずっと文句も言わずに働いてくれている体に
そして、先人から受け継がれたDNAに
もうすぐお盆もくるので、深く感謝してみると
良いかもしれませんね。
とは言え、危険な暑さが続いております。
無理をせずに、数年ぶりの夏らしい夏を
たくさん楽しんで下さいね。
*夢猫ムニャ*