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どんな自分もただ受け入れる。受容こそが最大の開運なのかもしれません。

何だか急に冷えますね。

いよいよ冬本番です。

今年も残り1ヶ月を切りました。

カレンダーもラスト1枚。

泣いても笑っても、2023年も

あと少しで終わりなんです。

 

そのうち冬至もきますからね。

当時までが陰の極まりのピークです。

そこから陽に転ずるのが冬至であり、

日も長くなります。

 

早く冬至を迎えたいのですが…

1日は24時間しか進まないですからね。

街の景色も、イルミネーションやクリスマスの

飾りつけが多くなってきましたからね。

残り少ない2023年を惜しみつつ

楽しんで行きましょう!

 

さて、今日はですね。

お客様から素敵なお手紙を頂きました。

ブログを読んでいただき、

いらして下さったお客様です。

 

ありがたいですね、ホント。

こんな駄文ブログを、さかのぼって

読んでくださり、感謝の気持ちでいっぱいですよ。

 

長く生きていれば、人生いろいろあります。

私自身も、40代半ばを迎えて

心からそう感じております。

 

若い時は仕事だったり、家庭だったり。

子育てに行く時にと、忙しくしていても

ふとした瞬間に、自分の人生を振り返って

考えることが多くなります。

ひとりでも不安だし、

結婚したって、それはそれで大変で。

子育てに奮闘し、自分の時間なんて

そんなに取れなくて。

子育てがひと段落したら

だいぶ歳を重ねてしまった。

そして子育てが楽になってきたら

親の介護や相続。

それすらもすべて終われば

今度は自分自身の老後は目前。

人生なんて、遅いな〜

なんて思っていても、あっという間なんですよ。

そんな時にふと

『自分の人生って、何なんだろう?』

って考えてみたり。

それはきっと永遠に答えの出ない

究極の問いだと思います。

 

親に恵まれず、家事や育児をしても

だれからも感謝されず。

気がついたら人のお世話ばかりで

自分の人生、何も生きれてないような気がする。

 

そんな風に感じる人も、

少なくないのではないでしょうか?

時として、理屈ではなく

受け入れなければならないことも

たくさんあります。

 

容姿もそうだし、親や家柄。

育った環境なんかも、そうですね。

自分では変えられない事実です。

 

変えられない事実に、苦しんでいる方も

実際に多いのも事実です。

 

逃れたくても、逃れられない現実。

変えたくても、変えられない事実。

 

昔ね、師匠に言われたことがあります。

『人の性格は変わらない。

それは油性ペンを消すぐらい、難しいこと』

占い師になって、右も左もわからず

お客様に何とか良くなって欲しいと

躍起になって、肩に力が入り過ぎていた時に

師匠に頂いた言葉です。

 

『ムニャちゃんね、人を変えようなんて

思ったらダメだよ。

人は変わらない。性格も変えられない。

でも意識は変わるから。』

 

時間が経てば経つほど、

この言葉の重みを、ひしひしと感じております。

師匠である、中島先生の言葉は

ホッカイロのように、時間差で心に沁みて来ます。

 

お客様の鑑定をさせて頂いても、

現状を何とか変えようと、

ものすごい努力をされたり

手の届くか届かないかくらいのものを

必死に追いかけて、現状に疲れてしまう方を

時よりお見かけするんです。

 

変えたい、変わりたい。

何とかしたい。

そのお気持ちは、痛いほどわかります。

私もそれが極まって、占い師になったら

全ての理がわかるのではないかと。

そんな風に考えて、この道へ飛び込みました。

 

その結果、占い師になればなるほど

わからないことばかり。

占いができれば、どんな問題さえも

解決できると思っていたのに…

 

下手したら、人生最強のツールを

手に入れたんじゃないかって。

そんな風に思った時もあったくらいです。

でもそうは問屋は卸さない。

自分の求めた答えは、

手に入れられなかったわけなんです。

 

それと引き換えに得たものは、

占いを通じて、自分を知り

そんな自分を受け入れること。

受け入れた自分を信じること。

信じることが出来たら、大事にすること。

 

大事な答えは、膨大な占いのお勉強や

知識の向こう側にあるものではなく、

一周回って、スタートラインの足元に

落ちていました。

 

だからお客様に、まず自分自身を

そして取り巻く現状を、

すべて受け入れること。

そこから始めて欲しいなと。

 

夢猫ムニャ、そんな風に感じております。

自分がいれば、影があるように

絶対的に変えられないものが

必ずあります。

 

それこそが、よく言う宿命の部分です。

自分自身を受け入れる。

すべては受容から始まります。

 

良い悪いは別にして、

ありのままを受け入れること。

出来ない自分も、

足らない自分も、

ダメな自分も、また自分なんです。

 

自己受容が出来た時に、

運命を変えることが出来るんじゃないかって。

宿命は変えられないもの。

容姿や親、肉体や育った環境は宿命です。

反対に就職やパートナーなど、自分で選択し

変えることが出来るのが運命です。

 

 

お手紙を頂いたお客様にも、

過去がどうであれ、

ここからは、自分の人生を歩んで行って下さいと。

ちょうど今年がスタートの年でした。

環境や人間関係も、ガラッと変わったそうです。

 

色々あったからこそ、自由に生きる。

楽しく過ごして欲しいなと。

 

過去と今は、続いていても

ここからは全くの別物だと思って下さいと

お伝えしました。

 

サナギが蝶になるくらい

全く別物の自分になること。

サナギは空を飛んだことがないので、

蝶になったところで、飛べるだろうか?

未来の自分に不安を感じています。

 

それでもね、飛び方は知らずとも

飛ぶ勉強もしていないサナギは

脱皮すれば、誰に教えられたわけでもなく

本能的に飛べるようになるんです。

 

だからお客様にも、ここから羽ばたいて

人生を謳歌して下さいとお伝えしました。

羽ばたけるか不安かもしれませんが、

自分の良心に従って、自分を信じれば

必ず羽ばたける時がくるので

自分を受け入れて、信じてあげて下さいと。

そんなお話をさせて頂いたんですね。

そしたら、こんな素敵なカードを

送って下さったんです。

 

お客様が羽ばたく蝶を意識して

選んで下さったそうなんです。

 

人の性格は変わらない。

お客様を変えようなんて、

思ってはいけない。

 

それでも鑑定の中に

何か気づきを見出せば、

きっとお客様の意識は変わる。

 

中島先生に、あの言葉を頂いてから

今日まで、そう思って鑑定をしてきました。

お客様がありのままの自分を受け入れ、

意識が変われば、行動や発言も変わっていく。

それこそが開運なんじゃないかと。

 

宿命という自分自身の肉体に

魂を載せて、死に向かって

命を運ぶのが運命です。

舗装された道路ばかりは、走れません。

車となる肉体は壊れるし、

嫌な人から、煽り運転だってされるでしょう。

でも助けてくれたり、親切に道を譲ってくれる人や

道案内をしてくれる人だって、必ずいますから。

 

世知がない世の中には、なりつつありますが

世の中そんなに捨てたもんじゃないですよ。

 

たくさんのお客様を羽ばたかせる。

それをただただ、見守れたらいいなと。

ふとそんなことを感じました。

自分を信じれば、自分に宿ったものが教えてくれます。

良心に従えば、道は間違えません。

すべて自分に備わっていますから。

自分を受け入れること、してみてくださいね。

*夢猫ムニャ*

 

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