夢猫ムニャ鑑定会を終え、たくさんの気づきと共に、無事東京に戻って参りました。
みなさん、こんにちは。
どうもご無沙汰しております。
10月半ばより東京を離れて
帰省しておりました。
もちろんね、ちゃんとお仕事も
させていただきましたよ!
今年の7月頃には、鑑定会のお話が
決まっておりましたので。
4日間で26名さまのご予約をいただき
途中で腰が持つか心配になったのですが
無事に鑑定会を終えることが出来ました。
そして母が昨日が手術の日だったので。
入院のための手続きや、荷物を運んで
部屋まで送り届けてから
一旦東京に戻ってきました。
母の入院期間は、無理をいって
14日間にしてもらったんです。
病院としては、あまり長く置かずに
元気だったら早めに退院して欲しいのでしょうが
家に戻っても、高齢でひとり暮らしなので
出来るだけ病院で、目の届くうちに
ケアして欲しいと、お願いしました。
母も先月の抗がん剤治療は
ビックリするほどに副作用が全くなく
退院翌日から、仕事に行くという
驚異的な体の持ち主でした。
私も23歳で家を出てから、
離れて住む時間の方が長くなり
そうなると、お互いの生活ペースが
出来上がってしまうので。
母にとっては、嬉しさ半分。
ストレスに感じることも多かったかと。
一緒にいれば、小言ばかり言ってしまうので。
仕事に行く方が、よっぽど良いんじゃないかって。
娘はそう思うわけですよ。
母方の血縁には、癌がほとんどいなくって。
母の祖父だけ胃がんで亡くなったくらいで
あとは全員老衰なので。
癌とは無縁の家系だと思っていたんですね。
人生って、失って初めて気づくことも
たくさんあるわけなんです。
仕事に行きたくないな〜
人間関係、めんどくさい。
ずっと家に引きこもって
誰にも会いたくないし。
そうやって不平不満が
募っていくものなのですが。
やりたくないというよりも、
出来なくなった時に、
人って多くのことに、気づくんですよね。
健康でいて当たり前。
仕事があるのが当然で。
なんなら家族さえも面倒で。
人間関係もいらないし。
もう、いつ死んだっていいや…
そう思っていると、
ある日突然断たれてしまうことだって
少なくないわけなんですよね。
私自身も健康体ですし、
丈夫な体だけは、唯一親からもらったもので。
癌になんて、ならないぜ〜!
と以前も保険を断ったばかりですが
そんな風にも言っていられないのかと。
だからね、みなさんにはですね。
もっと毎日を大切に慈しんで
生きて欲しいわけなんですよ。
毎日が希望に溢れた日々でも
変わり映えのしない日常に
辟易としてしまっても。
変わらないって、良いことじゃないですか。
どうします?
明日事故にあって、帰らぬ命となったら。
ずっと気になっていたことで
病院にかかって、余命宣告を受けたら。
想像してみてくださいよ。
まだ見ていないもの。
行っていないところ。
伝えていない大事なこと。
経験したことのないもの。
きっとたくさんあるはずです。
私も今回のことで、親はいつまでも
生きていないものだと。
痛感させられました。
とはいえ、ムニャ母自体は
予定時刻より2時間も早く
無事に手術も終わりまして。
11月中旬には、退院となります。
術後の回復がよければ、
ここから先は、ひとりで生活出来るじゃ
ないかって思ってます。
12月は占い福袋の準備。
そして1月や2月は占い福袋があるので
占い師にとって、1月から5月頃までは
繁忙期なんですよね。
その前にある程度、母のことは
目処が立って良かったなと。
2ヶ月前は祖母の葬儀もあって
てんやわんやな状況で。
何がどうなっていくのかも
全くわからない状況でした。
時間がちゃんと解決してくれることも
あるのでしょうね。
元々10月、11月は個人的にも
予定が詰まっていて、忙しかったんです。
母が元気なら、この三連休を利用して
今頃は東京にいるはずでした。
そのために宿も食事も予約してあったのですが。
急遽こんなことになってしまい、
桜の咲く頃まで、延期となりました。
今回ね、改めて気付かされたこと。
本当に多かったんですよ。
人の命には限りがあって。
それがいつまでって、わかっているわけでもなく。
9月に亡くなった祖母のように
96歳まで元気に生きられれば良いのですが。
明日は我が身で、わからないですよ。
いやですね、困りましたね。
いつかやろうは、大馬鹿野郎だと。
そんな話を聞いたことがあります。
最初は意味がわからなかったのですが。
なぜか今となっては、この言葉が
すごく沁みるんですよね。
いつか行きたいなら、今行こう!
いつか会いたいなら、すぐに会っておこう。
いつか食べたいなら、明日にでも食べよう。
どうしても欲しいなら、そうだ、買ってしまえ!
お金なんて、あの世に持っていけないのですから。
もっていけるのは、魂に刻まれた
感動や経験、トラウマだけなんじゃないかって。
人生なんて、やったもん勝ちなんですから。
仕事が、恋愛が、人間関係が…
生きていれば、そりゃ色々ありますし
人間なら悩みますよ。
でもね、ドローンにのった気分で
どんどん高度を上げていったら。
そんな悩みもきっと小さく見えるでしょう。
他人の目なんて関係ない。
世間の意見なんて、気にしない。
自分の人生を他人になんて
評価されなくたっていいんだと。
だってね、人生は究極の自己満足なんですから。
てめぇが良ければ、結局のところ
それで良いんですよ。
私も小さい頃から、自分で言うのもなんですが
割と苦労が多い家庭で育ったので。
今が一番しあわせで、悩みがないかもしれません。
なんでかって?
空腹に耐えて、ひもじい思いもしなくていいし
明日生きるお金を、用意しなくてもいい。
大きなガラスの灰皿は、宙を飛ばないし。
父が暴れて家電が壊されないし、
ガラスもバリバリに割れなければ、
誰の血も流れない。
罵詈雑言のモラハラも聞かなければ
暴力に怯えなくてもいい。
やるかやられるかの紙一重でした。
あのままいってたら、終いには耐えかねて
父親を手にかけていたかもしれません。
生まれてから20年近く、
これが通常運転の家庭で育ってきました。
家から殺人犯が出なくて良かったです。
こういった環境がないだけで
夢猫ムニャ、今は本当に幸せなんです。
人が生きることの本質を、
私自身も、まだわかってはいないのですが。
人生なんて、不満をいえばキリがなく。
失って初めて恵まれていたことに気が付く。
それもまた人生における、気づきであり
大きな学びなんですよ。
自分の人生、不幸だな〜。
自分なんて、どうせ生きていたってさ。
そうやって嘆き悲しむ人も
多いかもしれませんが、
幸せかどうかは、自分が決めること。
見方を変えれば、つまらない日々でも
そこに幸せや愛は、たくさん溢れているのだと。
そこにね、気づいてください。
意味のない人生なんてないし、
生まれてきたことには、必ず意味がある。
私も占い師になるまでは、人生に悲観的だったので。
そのお気持ちはわかります。
こんな人生でも、生きる意味を持たせてくれた
占い師という仕事。
苦労だらけの人生も、占い師になったことで
報われた気がします。
それを気づかせてくれたのが
今いらっしゃる、たくさんのお客様です。
人生なんて、あっという間なんですから。
自分のやりたいこと。
思った通りに、生きてみてくださいね。
*夢猫ムニャ*