魂が震えた瞬間に、人は使命を感じるものです。
こんにちは。最近は日暮れが早いですね。 夕方17時を過ぎると、だいぶ暗く感じます。 もう10月ですもんね。 そりゃ日も短くなりますよ。 先日はお休みを頂いて、 所用もあってお出かけしたんですね。 何気なく車内の電光掲示板に目をやると、 悲しいことに人身事故での遅延の字幕が ずっと流れてるんですよ。 それも1つの路線だけじゃなく、 何本もの路線で。 ただ人身事故とテロップが流れているだけなので、 もちろん詳しいことはわからないのですが、 同じ日にいくつもの路線で、人身事故が起きるって なんだか悲しい気分になるじゃないですか。 自分から飛び込んでしまったのなら、 最後にその人は何を思い、考えていたのか? それ以外の手段は、他になかったのだろうか? 電車に乗っている間中、そんなことを ふと考えておりました。 私も会社員のときは、『会社を辞めたい!』 そう思ったことは、一度や二度ではありません。 人間関係や上司との軋轢、仕事の内容。 次から次えとやってくる、いろいろな問題。 組織ですからね、ひとりが争ったところで どうなることでもなく、結局はやるようになるのですが そのストレスたるや、表現できないくらいでした。 だから会社を辞めたいといったときも、 本当にやめさせてくれるのか、不安でしたもん。 うまくいかなければ、左遷コースに乗っかることは もう間違いないですからね。 仕事で行き詰まった人に、 『そんなの辞めちゃえばいいじゃん!』と 簡単におっしゃるのはいかがなものかと。 確かにその通りなんですよ、 そりゃ死を選ぶなら、やめる方が良いでしょう。 命かけたところで、病気になろうが、社員が死のうが、 会社が手厚くしてくれるわけではないですからね。 私の場合は、占い師になりたいと思い 世はリーマンショック真っ只中でしたし、 会社も早期退職を募集し始めたので、 運が良かったのかもしれません。 人って生まれてくるときに、 何かしらのお役目を持ってくるんだと思います。 お客様をみていると、なんとなくそんな気がするんです。 政治家や芸能人、有名人など、 そんな大それた人にはなれなくとも お母さんになる人。先生になって何かを教える人。 エンジニアになって世の中を便利で豊かにする人。 医療職について、人の命を救う人。 人の使命の数だけ、世の中には仕事があります。 私も前職は機械を相手に、
1日中ほとんどしゃべらない仕事だったんです。 機械ってなんだか無機質ですからね。 ピコピコっとしか返事してくれないんですよ。 ですが占いを通じて知った自分の本質は、 『人の感情に触れていないと、死も同然』ということでした。 それを13年続けていたわけですからね。 あの時に一度今までの自分が死んで、 夢猫ムニャが生まれた瞬間だったのかもしれません。 人は自分の役割に出会うと、 心が震えるんだと思います。 全身に電気が走るくらいビビっときたり、 心臓が飛び出そうなくらい、ワクワクしたり。 説明のつかない高揚感に襲われたとき、 それが自分の魂が『あなた、コレですよ縲怐x そう合図してくれた瞬間かもしれません。 私も仕事をやめる前、週末占い師として つたないながらに、ファミレスの片隅で お客様を無料で鑑定させて頂いてた時がありました。 その時に、お客様から『気持ちだけだから』 といってもらった大入袋。
こんな見習いのインチキ占い師みたいな 私の話に一生懸命耳を傾け、 初めてお客様からお代を頂戴した時、 私の心が震えました。 9年前に頂いた大入袋は、今でも私のお守りです。 今では占いでお金を頂戴し、 それをお仕事にさせて頂いておりますが あの瞬間、心が震えたことを そして大事な何かを忘れないようにと、 いつもお財布に入れています。 生活していくのには、もちろんお金も必要です。 世の中のすべての人が、 好きなことを仕事にできるわけではない。 それは私も心得ております。 ただね、好きなことを仕事にしなくとも 趣味でも良いでしょうし、 ボランティアなどでも素敵ですね。 自分がなにかすることで、 それを喜んでくれる人がいるのなら。 そしてそんな人をみて、心が震える瞬間があるのなら。 それは自分に与えられた役割なのかもしれません。 長い人生、生きてりゃ一度くらい そんな瞬間だってあるはずです。 子供のころに感じたワクワク感でもいいですし、 大人になって、人から感謝されたことでも良いでしょう。 自分の魂が震えた瞬間を、どうか忘れないようにしてくださいね。 *夢猫ムニャ*
高円寺 占い処 かぎねこ亭
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