日本が今見直すべきもの。
こんにちは。 最近はコロナの影響で お客様の中にも自宅待機で 家でお仕事をされる方が増えております。 といっても、勤務時間中は 『外に出歩いてはなりませぬ』と 別に見張られているわけではないでしょうが、 なんだか不思議な現象ですね。 人によっては休んでいる間のお給料が 残念ながら保証されない方もいらっしゃるでしょうし 出社せずとも、お給料に差し支えがない といった方もいます。 こんなイレギュラーなことって、 本当に前代未聞なのですが。 そんな時だからこそ、 いつもの生活を見直したり、 お金や時間の流れを考えてみると とても有意義な時間になると思います。 いつも満員電車に揺られて通勤するのなら それがないだけでも、ストレスが減るでしょうし 通勤にかける時間も、見直してみれば もったいないのかもしれません。 当たり前ってある意味怖いことだと思います。 仕事があって当たり前。 お給料が出て当たり前。 健康なことは当たり前。 当たり前のことなんて、 実はひとつもなかったりするもんです。 そして人はその当たり前に慢心してしまうと、 今度は不満が出てくるものなんですね。 あれほど会社に行きたくない! そう考えていた人が急に不安になったり、 お給料が少な過ぎる! そう文句を言ってしまったり、 子供と触れ合う時間が少ない、 家事をする時間が十分にない・・・ 世間がこうなった今はどうでしょうか? 自宅待機になって、煩わしい人間関係もないけど いざ休みになると急に不安になったり。 あれほど少ないと不満に感じたお給料でさえ 出るだけありがたいと感じたり、 子供さんと触れ合う時間ができても こう毎日だとストレスが溜まったり。 人間てエゴや傲慢な生き物なんです。 当たり前なんて、この世に存在しないし どんなお金持ちや裕福な人だって 最後の最後まで望むのは命乞いでしょうか。 ちょうど10年前、占い師を目指す きっかけとなったある一冊の本があります。 それにはこう書かれていました。 『すべてのことは感謝です』と。 最初は本当にちんぷんかんで、 『なに言ってるんだ、この本は!!』 なんて思っていたんですね。 人は魂という光源を持っていて、 肉体というフィルターを通して 日常という現象が現れるのだと。 自分の肉体がグレーならば、 魂の光源が弱ければ、 それに準じた現象が起きるのだと。 幸か不幸かでジャッジするのは、 その人次第なのかもしれません。 目の前に起きることは、 すべて自分から発せられ、 自分の映し鏡です。 嫌な人が寄ってくるのは 相手のどこかに自分と似た部分があるからで、 人に暴言を吐かれたら、生きた勉強だと思って そういうことを人には言わない。 そう考えてみたら、それもありがたいことです。 病気になれば健康のありがたみがわかり、 お金がなくなれば、仕事への感謝が生まれ 孤独を感じれば人恋しくなる。 それもまた本来ありがたいことかもしれません。 天上の方達が、人間の目を覚ますために 時々パチ縲怩ニ、ねこだましをしてきます。 そして物事には必ず陰と陽が存在します。 白と黒の有名な太極図。 両義という白と黒の2つの部分。 その中にも目のような、小さな白と黒の丸があります。 四象といって、大きな陽の中に小さな陰があり 大きな陰の中に小さな陽がある。 お金も精神も、健康も家庭も 仕事も子育ても、自分と周囲の人間関係も どちらもひとつでは成り立たないということ。
日本は稀に見るほどの豊かな国です。 道で人が死んでることなんて滅多にないし、 水道をひねれば、どこだってキレイな水も出て トイレだって水洗だし、少ないといえども 社会保障だってちゃんとあります。 どこかで倒れても救急車で運ばれて そう簡単に死ぬことさえ許されない なんともお節介な国なんですよ。 ないものの数を数えたらキリがありませんし、 不満をいえば、欲が増えるばかり。 せっかく与えられた時間。 きっと働き過ぎの日本に、 春休みが与えられたのかもしれません。 ネットをやめて本を読んでみたり、 家族そろって夕食を食べてみたり、 早寝早起きの習慣を見直してみたり、 前代未聞のこのピンチを、 チャンスに変えられるかどうかは 自分自身です。
当たり前だと日々感じていても きっと無くて良いものだってあるし、 何よりね、何でもかんでもネットって。 調べ物も買い物も、そりゃ便利ですが もう少し知恵を絞って工夫して。 そうやって物のない時代に生きてきた 先人たちの知恵や叡智は、アナログですが 電気もガスも物資もなくなれば 必ず役に立ちますからね。 もう一度足元を見つめなおし、 何が一番大切なのか? 今の生活から見出してみてくださいね。 *夢猫ムニャ*
高円寺 占い処 かぎねこ亭
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