若いうちから苦労して、社会人一年目から多額の奨学金を背負っていく若者たち。
こんにちは。
最近ね、セールで安かったので
洗剤を買ったんですよ。
うっすら香りがついた洗剤と
オシャレ着洗剤も入れれば
柔軟剤は要らないんじゃないかって。
なんともズボラ思考が発動し
洗剤ももうすぐ無くなっちゃうし
ちょうどセールもあって、
４０%引きだったので、安いし
いいかと思って、買ったんですよ。
それでしていたのですが、
洗剤だと思っていたものは、
実は柔軟剤だったという衝撃に
大変動揺しております。
液体洗剤の投入口に、買った柔軟剤を入れて
『ほんのりいい香り〜♪』だなんて。
洗った洗濯物に、うっとりしたのも束の間。
トホホなお話ですよ。
普段あまり使わないメーカーのものだったので
てっきり洗剤だと思い込んでいて。
勘違いって、怖いですね。
気づいてない時はいいのですが、
気付いた時の、あの後味の悪さったら
この上ないわけですよ。
きっとね、みなさんもこれから
新生活が始まるじゃないですか？
特に学生さんや、社会人になったばかりの
フレッシュマンの方々。
それから単身赴任のお父様。
などなど、春からひとりで生活する方も
きっと多いんじゃないかと。
親元を離れて、今まで当たり前だと
思っていたことに、感謝する日々だと思います。
私も若い頃、実家にいた時なんかは
まずゴミの分別をしない。
なんでもかんでも、部屋のゴミ箱に入れて
あとは母親頼みだったり。
飲んだペットボトルや空き缶も
シンクの上に並べておいて、
母に洗って捨ててもらったりしておりました。
出てみると、洗濯ひとつとっても
出すだけで畳んで仕上がってくるなんて
魔法みたいな世界ですよ。
ゴミだって、分別も覚えなきゃいけないし
下手に出しても、持っていってくれないし。
そりゃもうね、大変です。
お年頃の若者たちは、
オシャレにこだわりますからね。
柔軟剤はこれ、シャンプーや洗顔はこのメーカー。
親に買ってもらっていた物も
これからは、自分で買い揃えたりして。
決められた金額のなかで、やりくりすること。
そうやって、生活するのに大事なことを
学んで大人になっていかれるんでしょうね。
私も家計が苦しい中で、
私立の高校へ通わせてもらいました。
中学の先生言わく、その地域では
一番安い私立で、自転車通学できるから
定期もいらないし、いいんじゃないかと。
学費を心配して進学に悩む私に
そっと教えてくれました。
入学金から制服の費用、修学旅行のお金に
毎月の月謝に校納金。
３年間で掛かるお金は、入学した当時から
把握済みでしたので、お小遣い的なものや
学費以外のことで、親にもらったことはなかったです。
引き落とし分は親に、現金で払う分は自分のバイトから。
高校３年生で、卒業する前から
車の免許代の４０万をローンで組んで
すでに支払いも始まり、バイト代で返済。
それ以上の進学は断念しましたが
奨学金を返済する子の辛さは、
なんとなくわかる気がします。
借金でマイナスから始まる人生と
親に色々なものを与えられて、
プラスで始まる人生。
そりゃね、親ガチャなんたらって
言いたくなっちゃいますよ。
私の友人は、みんな親に恵まれて
私みたいな苦学生は、時代もあるのか？
あまりいなかったかな…
女子校だったので、中には親の意向で
危ないからバイト禁止といった
そういった親御さんもいて。
今でいうところの、ヤングケアラーみたいな
そんな幼少期だったので。
『１５、１６、１７と私の人生暗かった〜♪』
あの曲みたいな青春時代でした。
今の子達も、もしかしたらこの３年間は
そんな感じだったかもしれません。
一番良い時に、楽しめないって。
若い時には、若さゆえの楽しみがあり
歳を重ねれば、それ相応の面白みがあります。
今はお陰様で、何にも苦労しない４０代に
突入しましたが、あの頃より豊かでも
時間は巻き戻せないですからね。
みんなで学校帰りに、カラオケや
ファーストフードを食べた思い出は
記憶の限り皆無です。
学校終わって着替えたら、週５バイト。
休みは平日のみで、土日は必ず出勤という
高校生から正社員並みの時間帯で
働いていたので、今の若い方の
金銭苦は痛いほどわかります。
政府も若い女性が出産したら、奨学金は免除とか
なんかそんなことを、おっしゃっておりましたね。
産む産まないに限らず
一律、教育費をもっと下げたりすれば
いいんじゃないかと。
若い方たちに限らず、この３年間
自分と向き合った人や
やろうとする側から、ことごとく
ダメになって悔しい思いをした方。
だんだん規制も緩み、
やっと自由を取り戻しつつある今。
３年間の思いを形にしていくことや
現実に反映させていくことを
しっかり意識してみてくださいね。
でもまずは、何事も楽しんでみてください。
ここ数年の思いを、発散させて
たくさんの場所へ出掛けてみてもいいですし
オンラインばかりなら、
実際に出向いて会ってみたり
ライブ感を大事にしてみてもステキです。
長い冬を堪えて咲いた桜のように
どうかみなさんの思いも、花開きますように。
ぜひぜひ、ここから楽しでみてくださいね。
＊夢猫ムニャ＊
