我が家に伝わる不思議な94歳のジンクス。
こんにちは。
だんだんと風や空が、秋っぽくなってきました。
もうすぐ秋分の日。
こうやって秋もまた、深まっていくのでしょうね。
気がつけばもう9月も半分。
今年も10月、11月、12月の
残り3ヶ月と少し。
あっという間です、本当に。
ここからはまた、バタバタと年末に向けて
個人的にも世の中的にも、忙しくなりそうです。
心の余裕を、どうか失うことなく
穏やかに過ごして下さいね。
今朝は母から連絡があり、
母の叔母さんが亡くなったと。
私の祖父の妹になる方です。
昔から近所に住んでいて、
幼い頃から、良くしてくれました。
母も2人目の母親と慕うくらい
仲が良かった叔母さんです。
我が家には、呪いのようなジンクスがあり、
私の曾祖母は、私が高校入学する時に
亡くなりました。
棺の中に、庭の桜の木を入れたのを
覚えています。
そんな曾祖母は94歳で亡くなりました。
その歳にしては、大往生ですね。
とても寡黙で、ガンコで根性があって
働き者で、荷車を引いて深夜に山を超え
今でいう所の運送業みたいなことをしていたとか。
私から見たら、優しい人というより
恐い印象しか、正直なかったです。
そして曾祖母の長男が私の祖父ですが
2019年に亡くなりまして。
同じく94歳でした。
またこの時点では、祖父の兄弟は
全員生きていてコロナ禍で、2人亡くなりましたが
それでも亡くなったのは、90に近い年齢でした。
今回亡くなった、祖父の妹であり
母の叔母にあたる方も、94歳。
我が家は不思議と長寿の家系なんですね。
もうこうなると、みんな90代に入らないと
亡くならないんじゃないかと。
何を隠そう、ムニャ祖母も95歳になるのかな?
認知症で施設にいますが、ピンピンしております。
お世話をされる側よりも、する側の若い世代が
先に死んでしまうんじゃないかと。
いらぬ心配までする始末。
私の祖母も、実家に帰った時には
施設に行っても、もう私のことは
あまり覚えてない感じなのですが、
体が元気なので、もう少し長生きしてくれそうです。
孫が10人のひ孫が8人だったかな?
もう充分ではないかと。
このDNAが受け継がれていくことは
嬉しいことでもあり、ある種大変なことでもあり
そして何より自分にも、
確実に受け継がれているであろうと考えると
悩ましい限りです。
私自身も、生きることというか
長生きするより、良い時に死にたいし
自分で自分のことが、終いにできるうちに
死にたいと考えています。
友人たちと飲みながら話をした時に
『誰が一番最後まで長生きしそうか?』
という話題になったら、
私が一番先に死にたいし、最後は絶対嫌だと
友人に伝えたら、びっくりされました。
子供のいない私にとって、
不安や寂しさはないのですが、
みんないるうちに、見送って欲しいと。
友人に看取られて、尊厳死で死ねたら
ひとりづつ、お礼を言って
言い残すことなく笑ってバイバイ出来る。
これが一番の夢ですかね。
苦痛に顔を歪め、孤独に死んでいくのなら
思い残すことなく、笑って感謝しながら
死んでいきたいのが、唯一の望みです。
なんだかね、こんな事を書くと
今のご時世、不謹慎に思われるかもしれません。
今って世代に関係なく、若い人だって
病気で亡くなってしまう時代です。
特にコロナ後は、そうかもしれません。
後遺症で苦しんでいる方もいるので
こんなことを書いてしまうと、
お叱りを受けるかもしれませんが…
私自身は、何も残したくないんですよね。
髪の毛一本、爪の先まで生きた証を
何も残したくないんです。
死んだ時に戸籍ともども、
きれいに抹消して頂ければ、それで充分です。
もちろん財産的な物もないし、
遺産となるものも、ありません。
子供も居ないので、DNAも残さないし
生きた証さえも、すべて灰にしたいくらいです。
あまり生というものに、今のところ執着がなく
生まれた以上は、死ぬのが定めだと。
人生は諸行無常の響きありで、カタチあるものは
いつか必ず無くなってしまうんですよね。
だから何も残さなくていいし、
全てが灰になって、海に散骨してもらえたら
もう思い残すことは、ない気がします。
なんだかこんな事を書いていると
遺書みたいな感じですね;汗
大丈夫です、夢猫ムニャは
まだまだ死にません。
健康状態も、至って良好ですし
精神も病んではおりません。
生に執着して、何とかかんとか手をつくし
たくさんのチューブに繋がれて
人のお世話になってまで、
生きるのなんて正直御免です。
介護でご苦労されているお客様のお話を聞くと
平均寿命が伸びて、長寿でいいことですが
あくまでも、これは健康であることが
前提なのかもしれないですね。
何も残したくないからこそ、
お客様の心に、何かが残ればいいなと。
それは夢猫ムニャという存在でも良いですし
私が伝えた言葉の何かが
『あの時、占いでこんな風に言われた』
お客様の心の糧になるような
そんな言葉を残せたらと。
それだけは、いつも考えております。
カタチあるものは、いつか壊れるのなら
形のない『言葉』という存在は、
きっとお客様の心の中で、生き続ける。
そんな良い言葉を、お伝え出来ればと。
お客様にとって不安になる言葉は、
心の呪縛を生み、お客様の自由を奪います。
反対にお客様にとって、安心できる言葉は
心の糧となり、自分を突き動かす原動力に
なることでしょう。
ただね、こんな風に書いておきながら
長寿のDNAを持つ家系なので:笑
90代まで死ねないのか…?
なんて考えると、今が丁度折り返し地点。
先はまだまだ長いですよ。
もう年金もらう前に、あの世に行くのが
私の理想なんですけどね。
このあとは95歳の祖母がいて
70歳になる母がいて、高齢の社長のお世話をして。
モノには順序があるので、そう簡単には
死なせてくれなそうなんですけどね。
みなさんも、何を残すのか?
考えてみて下さい。
もちろん不動産や財産だ!!
子供さんや後継がいるお家は、
それでも良いでしょうし、
それ以外にも、仕事だってそうですし
自分の生きた証を、何で残していくのか?
自分が死んだ時に、何がのこるのか?
極論、借金さえ残していかなければ
良いのかもしれませんね。
私もそんな事を、時々考える年齢になりました。
結婚式より、葬式の数の方が
年々増えてきております。
母のように、老眼鏡をかけて
新聞のお悔やみ欄をチェックすることが
毎日の日課になる日がくるんだろうなと。
まだ見ぬ自分の老後に、思いを馳せてみたり。
94歳の呪縛を、打ち破ることは出来るのか?
未来のことなんて、誰にもわかりませんからね。
*夢猫ムニャ*
※9月20日(水)・9月21日(木)は定休日となります。