1998年5月2日 それは赤い髪さまが永遠の命を授かった日。
今日は各地で真夏日で いいお天気でしたね。 こんな良いお天気なのに 自粛だなんて・・・ 緊急事態宣言も延長されましたね。 早く不便のない日常に戻れると 良いんですけどね。 さて、本日5月2日は私にとって とても思い入れのある特別な日です。 去年の今頃は、赤い髪さまについて 3日間に渡り、長々ブログを書きました。 2019年の3月末にみた、1つの映像が鍵となり そこから猛烈に惹かれてしまい、 見れる動画、映像、記事を 狂ったように読み漁りました。 知れば知るほど行き着く先は 『なぜ亡くなってしまったのか?』 という疑問です。 これだけの才能をもって、 これからだという時に、 どうして死んでしまったのか? それは宿命的なものなのか、 それとも時のイタズラなのか。 占い師になって、運命・宿命・使命の違いを 学んだのですが、赤い神様の死は 一体このどれに当たるのか?
その人に定められていた寿命なら宿命だし、 なんらかの偶然が重なって、タイミングが 悪いだけなら運命かもしれないし。 これだけの人が、どうして呆気なく 死んでしまったのんだろう。 そんな疑問を持ち始めた矢先に、 hideさんの母子手帳のレプリカが 存在することがわかったんです。 こうなれば占い師として本領発揮できます。 本人の持つ要素を、深掘りできるんですね。 そして亡くなった日の時刻を、 命盤から読み解いてみたりして、 なにかに取り憑かれたように、 ジャーナリストになった気持ちで、 書籍と、事象、インタビュー記事を 読み漁っては考察する日々でした。 私が命盤から読み解くのは、 どちらかといえば、 hideよりも松本秀人さんの部分です。 詳細なデーターが手に入り、 命盤さえ作れれば、亡くなった理由も きっとわかるハズだと思っていたんです。 しかしそこは底なし沼のような所で 知れば知るほど、抜けようのない気持ちに 変化していきました。 『人ってあっけなく死んじゃうんだな・・・』 そう感じたのを覚えております。 そしてhideさんを追って、時間をさかのぼるうちに 人ってどうして生きるのだろう? なんで仕事をしなきゃいけないの? 時間になったら、ご飯をたべて そんなに眠くないのにベットに入って。 生きるってなんなのか? なんで生きなきゃならないのか? そんな疑問で心はいっぱいになりました。 ただね、これを読んでくださる方に 誤解して欲しくないのですが、 別に自殺願望があるとか、死にたいとか。 全然そんなんじゃないんですょ。 幼少期から、死を身近に感じてきて いつか父親に殺されるか、 自分が父親を殺してしまうか? そんなギリギリのところで生活していたので 『死』というものや、『死ぬ瞬間』が とても怖いんですね。 赤い髪さまも、最後はどんな気持ちだったのか? 明日も明後日も、1年後も10年後も 当たり前に来ると考えていたのに、 当たり前ではないという現実。 なぜ人は生きるのか? そんな哲学的な答えを探していたら、 地に足がつかない感覚に数ヶ月襲われて 『あぁ、このままもっていかれるんじゃないか?』 そんな事すら感じたくらいです。 でもね、ホント不思議なんです。 一年前は『人はどうして生きるのか』を考え 一年後には『どうしたら生き延びれるか』を 考えさせられるなんて。 なんだか自分でも笑ってしまいます。 その答えは簡単にはでません。 今もわかりません。 脳みそだけになって、バーチャルな世界で生きるなら 私は多分、死を選ぶと思います。 そんな姿になってまで生きるのは、
まっぴらごめんですから:笑 当たり前に続くであろうと考える未来は、 実はこうして急に絶たれることもあります。 世界中が死の恐怖と戦い、 本当に死を実感すれば、誰しもが 天に向かって命乞いを始める。 もしあのお方が生きていたのなら、 この事態をどう捉えて発信していくのでしょうか? hideさんの曲にBACTERIA(バクテリア)という歌があります。 きっと赤い髪さまなら、今のこの状況を皮肉って かっこいい歌にして、みんなに届けてくれるんじゃないかと。 この一年ね、本当にあのお方より たくさんの物をいただきました。 プロフェッショナルとはなんぞや? それを教えていただいた気がします。 好きなものを好きと言える そんな自分でありたいと。 そう強く感じた一年でした。 hideさんにはホントね、 驚くようなイタズラを たくさんされました。 子供みたいな純粋な心は、 どうやら今も健在のようです。 一年経って思えることは、 『赤い髪さまを好きになって良かった』と。 たくさんの物を与えてくれたということ。 そしてあの悲しみから22年が経ちました。 なぜ亡くなってしまったのか? どうして人は簡単に死んでしまうのか? その答えは、占いを駆使してもわからず終いです。 きっとね、わかってしまったら 生きることを簡単に諦めたり、 やめてしまいたくなるかもしれません。 あの赤い髪さまは、22年前に亡くなったのではなく 『永遠の命』をもらったんだと。
そんな風に思えるんです。 だって、数々の芸能人の葬儀のなかで 一番参列者が多かったお葬式であり、 その記録は22年経った今も、 塗り替えられていないということ。 そして時代と共に風化することなく、 今だに多くの人に愛されている事実。 この世に生まれた以上、 最後には肉体はこの世から消えます。 でも肉体が朽ちても、時代に生き続け 愛されていることこそが 永遠の命をもらった証ではないかと。 人間が一番欲しいもの、憧れるものが 不老不死ですからね。 5月2日はhideさんが永遠の命をもらった日です。 私もそんな人生でありたいなと。 誰かの記憶に残り、思い出せてもらえるのなら これ以上嬉しいことってありませんからね。 私も永遠の命がもらえるように、 一生懸命に今を精一杯生きたいと思います。 みなさんも、簡単に死んでしまったらダメですよ。 死に向き合えば、生きる活力になりますからね。 赤い髪さま、ありがとう。 *夢猫ムニャ*
高円寺 占い処 かぎねこ亭
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