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2020 / 08 / 09 ブログ

昨日くらいから、早い方はどうやら

お盆休みに突入でしょうかね？

いかがお過ごしですか？

と聞かれても、きっとみなさん

静かに過ごされているんでしょうね。

お盆に様々な事情で帰りたい、

帰らなきゃならない人だって

いらっしゃると思います。

そりゃね、旅行とかだったら

半年後とか、来年とかでもいいでしょうが

お盆とかお葬式とか、親の介護や病気とか。

あとは学生さんの留学を決めていた人。

それも延期になったり、未定になったり。

これらの事情を抱えた方々は、

行っても行かなくとも、苦渋の決断ですね。




先ほど、ネットのニュースで

東京から地方に帰省したら

『早く帰ってください！！』と

張り紙のようなものをされたと。

貼った方の言い分もわからなくはないのですが、

だんだんコロナ＝来るな(567・967)になってますね。

私も夏のどこかで、一度帰ろうかと思ってましたが

やはり東京から人がくると、敬遠されるし

今の所、体調不良などはありませんが

それでも恐いですからね。

私から母に、そして職場のみなさんに。

それからその職場がコロナが出たと風評被害に

あうことを考えると、仕方ないですね。

命さえあれば、友人たちともまた会える！！




今回のこの騒動だけでなく

世の中には、様々な自粛警察がいらっしゃいます。

このような方々のおかげで、

世間の一部は守られていらっしゃる気も

しないのではないですが・・・

ただ行き過ぎた正義感は、争いを生み出します。

右だ、左だ、白だ黒だと争ったって

良いことひとつもありません。

例えば一本の鉛筆。

右と左が争って、右を切っても

切った側から、また右が生まれるんですね。

そんなことで罵倒しあうなんて、

なんとも悲しい世の中ですよ。

相手には相手の言い分があるでしょうし

自分にも嘘なくズルなく信念があれば

お互いそれで良い気もします。




過ちを正そうと思っても、

そもそもそれが、『過ちなのか？』すら

曖昧な基準です。

法律はある程度明確でしょうが、

モラルの基準って、個人の価値観でしょうから。

何かを正すことも、場合によっては必要ですが

結論のでないことなら、

相手を許すことや理解することで

お互いが同じ場所に存在できますからね。

人間関係に悩みを感じている人も

人に対して潔癖になってしまったり

もしくは過度に反応してしまったり。

その結果、生きにくくなってしまうのかもしれません。

でもね、人生は自分が主役なのですから。

被害者意識を持たないで、

相手に自分の気持ちを伝えてみてください。

それで分かり合えないのなら、仕方ないですし

今は分からずとも、時間をおけば理解できることもあります。





夫婦や友人、親子、上司部下、同僚。

良くも悪くも所詮他人なんですよ。

そう、自分以外は血縁に関係なく

全部、ぜ縲怩ﾔ他人なんです。

親だからって完全に理解してくれるわけでもなく

兄弟だからって、何から何までそっくりでもなく

夫婦や恋人でも、赤の他人が出会って

一緒にいるだけのこと。

価値観も思考も嗜好も、全部違うんです。

最初から違って当たり前だと

理解していれば、ケンカにもならず

相手に押し付けることもないですし、

違いが生じても理解しようとしますからね。




たまにね、新宿駅なんかの大きな駅にいくと

みんな上手に歩いているんですよ。

どこに行くかはわかりませんが、

アリの群のように、人がウワァ縲怩ﾁと右に左に。

でもね、みんな上手に人を避けて

ぶつかることなく歩いて行きます。

人が来たら、すっと避けたり

相手に道を譲ったりして、スムーズなんです。

同じ駅に存在し、でも行き先は違うのに

『オレは今から新宿のここに行く、どけ縲怐I！』

なんて大声出してる人もいない。

最初に東京に来た時は、衝撃的でした。

朝のラッシュ時に、みんな無言で

下を向きながら、上手に人の合間をすり抜ける。

『この人たちは宇宙人、テレパシーが使えるのか？』

なんとも不思議でシュールな映像。




でも、これって駅に限らず今の社会も

そうなんじゃないでしょうか？

別に人に無関心なわけではないと思います。

みんな、目的地や価値観は違えど

向かいから来る人の動きを読んで、

上手にその合間を、肩がぶつからないように

相手を認識しながら、すっと避けて行く。

相手の邪魔もせず、怒鳴りもせず

ケンカもせずに、譲り合って

それぞれの目的地に向かっていく。

ただそれだけのことなんですね。

75年前、原爆で亡くなった人たちは、

今の日本を見て、なんとおっしゃることでしょうか？

日本は唯一の被爆国です。

あの時と同じように、悲惨な状況ですが

一瞬で無差別に亡くなった方を思えば

まだやれること、たくさんあるはずですから。

自分の身は、今なら自分で守れます。

そして大切な人の命も守ることができますから。

人を責めるよりも、自分を守り律すること。

今はそれしかないのかもしれませんね。

＊夢猫ムニャ＊