日々の激務に押しつぶされて、そこに意味を見いだせなくなってしまった人へ。
こんにちは。
気がつけば１２月も、３分の１が
終わってしまいました。
会社員の時は、１２月１０日は
ボーナス支給日だったんですが
みなさんは、今年のボーナス
たくさん頂いたでしょうか？
会社員の時は、ボーナスなんて
もらって当たり前という感覚でしたが
自分で仕事をすると、
夏と冬の賞与って、本当にありがたったんだなと。
これも失ってみて、わかることですね。
私が会社員を辞めて、占い師になったのが
リーマンショックの年でした。
大きな組織で、組合もあったので。
それでもその年は、例年の半額くらいの金額でした。
それもあって、いくら大きな会社でも
いつ何時、どうなるかなんてわからない。
そう思って、上手に見切りをつけられたのも
あったのかもしれません。
あれが満額、いつも通りだったら
惜しくて、もったいなくて。
会社を辞めるなんて、出来なかったのかもと。
先日もあるお客様が、お仕事のご相談で
いらして下さいました。
勤続年数もあり、上も下もいて
それなりに責任ある立場を
今年は担っているそうです。
そのせいなのか？
体もシンドイし、心もギブアップ。
『もうこれ以上は、無理かもしれない…』
上司に伝えて、春先で退職も考えるほど
お客様の状況は、切迫したものでした。
詳しくは書けませんが、
ご職業的には、激務だと思いますし
業界的には、離職率も激しいそうなんです。
責任ある立場を担うことで、
自分の仕事が思うように出来ない。
自分の仕事と、全体的な職場の取りまとめ。
その両方の舵取りが上手に出来なくなってしまって…
お話を伺っていても、とても辛そうでした。
お客様の命盤からしても、次に行くなら
２０２５年に、良いスタートが切れそうなので。
以前からそこはお伝えしていたし、
お客様自身も、あと１年で
今のお仕事を仕上げて、
そこから次の場所に向かいたいと。
そう考えていたそうです。
でも現実は激務の続く日々で
前が見えなくなってしまったそうなんですね。
それでも、このお仕事を仕上げなければ
今、フェイドアウトしても
お客様の中には、後悔しか残らないんだろうなと
タロットをみていて、そう感じたんです。
好きなことを仕事にしてみても、
けっして楽でも楽しいだけでもなく。
日々の辛さで、続ける意味を
見失うのが人間です。
お客様に初心にかえることを
オススメしました。
なぜ今の職業を選んだのか？
どうして他でもない、この仕事なのか？
今一度、原点に戻ってみたら
きっとその仕事をする意味を
もう一度、再認識できるんじゃないかって。
上司のために、仕事をするわけでも
ないでしょうし、同僚の顔色を伺って
日々を過ごすために、このお仕事を
選んだわけでもないでしょうからね。
どのお仕事にも、自分の使命感があると
長く続くと思います。
私もね、好きでなった職業ですが
毎日続けていて、定年もないけれど
終わりがないから苦しくなったり。
些細なことで、続ける意味を
見失ってしまったり。
そんなことは、しょっちゅうありますもん。
それでも待っててくれる方がいて、
届けたい思いがあって、
伝えたい言葉があるからこそ、
もう一度、自分を奮い立たせることが
出来るのかもしれません。
自分にできること。
自分だから出来ること。
そこを考えてみたら、いいんじゃないかと。
会社員の時も、私自身は
『私が辞めたら、誰がこの仕事を…』
だから辞めるだなんて、職場に迷惑がかかる。
そう思っていましたが、辞める数週間前に
新しい人が来て、あっさり仕事は
引き継がれていきましたとさ。笑
こうでなきゃいけない。
これをするべき。
その意識の崩壊が始まっております。
こうした方がいいだけで、
これをするべき！
ではないかもしれない。
こうでなきゃいけいない！
ってのも、実は自分の思い込みに
過ぎなかったり。
そんな時は初心にかえってみてください。
初心は大事なことを教えてくれます。
忘れかけていた、何かを伝えてくれます。
誰のために仕事をするのか？
その仕事を誰に届けたいのか？
それが想像できるうちは、
まだまだやれますから。
安心して下さい。
自分で作った枠組みや価値観は、
自分でぶっ壊していくしかありません。
そこの再構築が、始まっていく人も
これから増えるんじゃないかと。
価値観の枠。
仕事の枠。
常識の枠。
なんでも捕らわれてしまえば、
視野は狭くなり、身動きもとれなくなります。
世の中はもっともっと、広いんです。
井の中の蛙になってしまわないように。
意識も視野も、価値観も。
もっと広げてみて下さいね。
＊夢猫ムニャ＊
