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大変な時は脱皮する時期。その抜け殻は誰かの役に立つかもしれません。

雨ですね、そう雨なんですよ。

ここ数日雨ですから。

なんかね、来週半ばくらいまで

雨みたいです。

こんな時期に1週間近く雨ですから。

西の方では、災害レベルで

雨が降っているそうですが

みなさん、大丈夫でしょうか?

猛暑では暑すぎて、雨が降ったら

疎ましく感じて。

人ってのは、勝手なものですよ。

昨日もののけ姫、久しぶりに見ましたが

どんなに偉そうにしたって、

自然や宇宙からみたら、人間なんてのは

いざとなったら歯も立たない

自然の力や偉大さって、本当すごいものです。

そしてみなさま、元気でお過ごしでしょうか?

567に負けていませんか?

健やかな心と丈夫な体を、手に入れてくださいね。

本日はあるお客様のお話です。

前回は去年の年末くらいにいらして頂きました。

あれから月日が経ち、お若いのに大病を患って

一時は死も覚悟したそうです。

ちょうど1年前に、コロナ禍もあって

仕事は多忙、業務量も尋常じゃなく増えて

心は蝕まれ、体も次第に言うことを聞かなくなり

ついには休職という結果に追い込まれました。

ただね、このお客様。

とっても頑張り屋さんなんです。

休職したらしたで、今まで以上に頑張らなきゃ!

迷惑をかけた分、挽回しなきゃと。

躍起になった結果、復職して間もなく

入院レベルの大病を患ってしまったそうです。

病名を聞いて、その年齢では珍しいなと。

遺伝的要素もなく、血縁でも

その病気の人はいないそうです。

私も医者ではないので、何とも言い難いのですが

ただ仕事上、お客様のお悩みの中に

健康面についてのご相談も、もちろん受けるんです。

大変な病気を患う方、症状が重たい人など

いろいろお話は聞かせていただくんですね。

ですがこのお客様の健康をみる宮をみても

そんな風には感じ取れなかったんです。

幸いなことに、お薬の効きがよく

手術はせず、入院後に経過観察になったのが

不幸中の幸いだったと。

今ってね、例のあの病気もあるじゃないですか?

打開策となるワクワクするやっだって

打っても地獄、打たなくても地獄。

人がこんなに平等に死を意識することって

戦後以来初めてではないでしょうか?

このお客様も、ご自身の経験を経て

自分の人生が一体何なのか?

もし残りの時間が短いとするならば

自分の命をどう使えばいいのか?

自分にとっての使命とは、一体なんなのか?

そこについて、模索するようになったそうです。

そうなんですよね、人って死を感じると

今までの当たり前のことに感謝したり

逆に疑問をもってみたり、

まだやっていないことに

チャレンジしてみたり。

そうやって、多くのことに気がつくことや

忘れていた大事なものを思い出すこと。

人間の最も恐れる死は、大事なものを

思い出させてくれます。

人って1人では生きられないし、

『私は孤独だ!』っていってみたところで

電車に乗れば、隣に人がいて

今の住まいだって、お隣さんもいるでしょうし。

『陸の孤島に、僕ひとりで住んでます!』

みたいな方の方が、少ないと思うんです。

人も大事ですし、人との関わりなくしては

生きられないのが社会ですからね。

長くいきていたら、生きる意味さえ見失うんです。

それって素敵じゃないですか?

最も人間らしい姿ですもん。

使命感を持っていても、長い旅路のなかで

行き先を変更することだってあります。

私も紆余曲折ありながら、今があり

それだって、いつまで続くかわかりません。

急にこの仕事がイヤになり、

都会を離れて田舎暮らしがしたくなる…

そんな習慣が訪れてもおかしくないと思っています。

使命感てね、あったら素敵なんです。

使命感を背負うことで、生きる意味や

自分を強く保てたり、

そう簡単に死ねなかったりするのも事実です。

ただね、その使命感の重みに潰されてしまう人や

背負った使命感という荷物を、降ろすことが出来ず

苦しむ人もいらっしゃいます。

私自身も、このような仕事をさせて頂いてはおりますが

自分の使命なんてものは、今もってわかっていません。

『人に感謝される仕事でいいですね』

そういって頂けることは、嬉しいことなんですが、

これが使命かどうなのか?

それを仕事にしたとて、わからないもどかしさに

日々やられてばかりです。

よく運命だの宿命だの、使命だのと聞かれますが

宿命とは自分に宿り、変えることの出来ない事実。

運命とは生まれた時から、死に向かうまで

自分の魂を肉体に入れて運ぶこと。

使命とは、自分の命を何に使うのか?

変えることの出来ない事実と、

いかようにも変えられる運命と。

魂を死に向かって運ぶまでの

意味や目標が使命かもしれません。

それを見つけるのって、正直シンドイです。

それがわからないからこそ、普遍的な悩みなかで

人は木の葉のように、世の中を漂いながらも

日々を生きているのかもしれません。

あ〜でもない、こうでもないといいながら

生きれることさえも、実は尊いことなんです。

きっとこのお客様も、今後大きく自分を変容さえて

いかれるでしょう。

絶賛、脱皮中ということでしょうか?

古い自分を脱ぎ捨てて、新しい自分になるんです。

でもね、そんな手品みたいに一瞬で

『ハイっ!』と脱皮できないんです。

最近トカゲの脱皮を動画でみましたが、

時間をかけて少しづつ、自力で不器用ながらも

一生懸命に脱皮するんです。

人も同じく、脱皮に時間はかかります。

ある人は数ヶ月、ある人は一年。

それもまた、人それぞれなんです。

その脱いだ抜け殻は、きっとだれかの役に立ちます。

私も占い師になる前に、脱皮することができました。

それがあるから、この仕事が出来るのかもしれません。

私にとっては、もう必要のない抜け殻も

お客様を包んで温めたり、苦しい経験さえも

だれかの役に立てたのなら…

それに勝るものはありません。

苦しみや痛みを知っている人は、

誰よりも優しくなれますから。

どうか今はその優しさを、まずは自分に向けて。

そう、自分を愛して労ってあげてくださいね。

まずはそこから始めてみてください。

きっと何か変わるかもしれません。

*夢猫ムニャ*

高円寺 占い処 かぎねこ亭

電話番号 03-6454-6135
住所 東京都杉並区高円寺南1-11-3 2F
営業時間 12:00~20:00
定休日 不定休

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