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向いてないこと、続けますか?やめますか?

ご無沙汰しております。

某 件太郎です。

 

先日、というより、もう先月になりますね。

同級生の強引な誘いにのって、

故郷の富山で、マラソン大会に出場してきました。

 

当日用のTシャツまでつくって、

「かぎねこ亭」を背負って走ってまいりました。

 

 

 

マラソンTシャツef1

 

 

 

といっても、フルマラソンのような大したものじゃありません。

5人1チームで、1人あたり、2km を2本 走るだけ。

リレーマラソンという競技です。

 

たったの2kmとはいえ、座りっぱなしの毎日を送っている四十過ぎ、初老の僕にとっては、かなりのチャレンジです。

それに輪をかけて、運動オンチ。

なかでも球技と走るのがとくに苦手です。

 

思い返してみれば、高校生の頃。

体育の授業での男女合同の持久走。

男子の中ではビリッケツ、そして女子たちと一緒にゴールしていた僕。

 

とうぜん不安にかられ、2ヶ月前から計画して練習してたんですが、

1ヶ月たっても、

・すぐに膝が痛くなる

900mで息があがる

・走った後、酸欠でめまいがする

といった有様で、本番が近づくにつれ不安はつのるばかり。

 

そんなこんなで臨んだ本番。

案の定、1本目で膝が痛みだし、2本目はスタートから息も絶え絶え。

ラスト200m地点で突然流れてくる陽気な音楽に心が折れそうになり、

友人中、最下位どころか、友人の子供(小学生)よりも遅いという我ながら情けない結果となりました。

 

まぁけっこう走るのに向いてない感じの人なのです。

 

それでも「とりあえず歩かない」という最低目標は達成できましたし、次なる課題も見えてきて、来年に向けて亀の歩みでトレーニングしていくのも、これまた結構楽しいことだと学んだわけです。

 

 

 

マラソン当日ef

 

 

 

 

 

 

 

さてさて。

「向いている? 向いてない?」という問題。

けっこう、これで相談に訪れる方もいらっしゃいます。

 

「向いてないかも」と感じている人の話を聞いてみますと、恋愛、結婚生活、仕事など、ジャンルの違いこそあるわけですが、

 

  • あの人は上手くできてるのに、自分は上手くできない
  • だから向いてないのかも

 

という点では、ほぼ共通してるんじゃないでしょうか。

 

つまり、

向いてないこと=人と比較して劣っていること

と感じる人がけっこう多いようなのです。

 

 

そして、いちばんの悩みどころがコレ。

 

  • やめるのか
  • このまま続けるのか

 

このどちらを選べばいいか。さらに、

 

  • 自分には何(誰)が向いているのか?

 

確実にいえるは、もし「やめる」を選んだ場合、

その後も、ずっと気になり続けるということです。

 

仮にやめたあと、向いているものに巡り会えたとしても、

できなかったことって、

できたことよりも、ずっと記憶に残りやすいんですね。

 

 

 

 

 

 

化忌とはef

 

 

紫微斗数には、化忌(かき)という星があります。

 

悩みやすいとか、執着しやすい特徴から、

大凶星とも言われている星です。

 

実際、化忌のある場所(テーマ)については、

とても悩みますし、苦しさも感じます。

 

この化忌のあるテーマは人によって変わります。

恋愛だったり

職場だったり

お金だったり

そこについては、

こだわるなといっても、

その人はこだわりますし、

悩むなといっても悩みます。

 

たとえ口先では強がっても、

心の奥では気になってしょうがないわけです。

中途半端に「ま、いっか」とは思えないんですね。

 

でも、それほどまでに、こだわるってのは、

 

よりよくなりたい!

 

という想いがあるから。

ある意味で、向上心ともいえるんじゃないでしょうか。

 

そう、だからこそ。

化忌のある、悩みやすいテーマに、

トライしみる価値はあるんじゃないの?

と僕は思うわけです。

 

もちろん、興味があればで構わないんです。

嫌で仕方ないのに、心を病んでまで続けるのはおすすめしません。

 

でも、もし克服できた未来を想像したとき、

「楽しそう」だったり、「気分がいい」と思うなら、続けてみる価値はあると思うんです。

 

むしろ、人って「もう出来てること」には、たいして興味がない気もします。

「うまくできないこと」だからこそ、できるようになりたいと思ってこだわるんじゃないでしょうか。

 

そのこだわりは、

うまくできてる人よりも、

たぶんものすごく強い気がします。

 

だから、他人より深く考えるし、

失敗したり悩んだりもするけど、

しぶとくあきらめないし、

他人よりも努力できるんじゃないでしょうか。

 

その結果、気づいたら人よりもできちゃってるケースだってあります。

たとえば、ルノワールやモネ、ゴッホなどの絵の巨匠たちは、視力がよくなかったと言われています。

それどころか、エスレフ・アーマガンという盲目の画家さえいるそうです。

 

彼らは「見る」ことがままならないゆえに、そこに強烈にこだわり、ついには普通の人よりも優れた「見る」能力を発揮し、個性的かつ、感動を与える作品を残しているのです。

 

女性の画家

 

 

 

そういう人たちもいる話を聞くと、

他人よりも「できないこと」は、

向いてないどころか、

他人よりも「できるようになる」可能性も、

十分に含んでいるんじゃないかと思うんです。

 

ですから、ツꀀ

他人よりもできないからといって、

目標自体が向いてないってことは、じつはないんじゃないかと思うわけです。

 

向き不向きがあるとしたら、

目標ではなくて、

そのゴールに行くための「やり方」や「ルート」なんじゃないかと。

 

これには、確かに向き不向きがあると思います。

たとえば、向いてないのは職業ではなくて、

働き方や環境かもしれません。

恋愛や結婚自体が向いてないんじゃなくて、

向いてない付き合い方があるだけかもしれません。

 

逆に、向いているやり方を選べば、

他人よりもうまくできるようになるかもしれませんし、

ゴールまでたどり着けるかもしれないわけです。

 

もし、あなたが、何かに向いてないと感じているなら、

自分にあったやり方を占いで知っておいてもいいかもしれませんね。

 

 

 

ちなみに、富山のマラソン大会は来年も開催されます。

性懲りもなく、また出場する予定でおります。

 

 

 

*某 件太郎*

 

 

 

 

高円寺 占い処 かぎねこ亭
https://kaginekotei.com

電話番号 03-6454-6135
住所 東京都杉並区高円寺南1-11-3 2F
営業時間 12:00~20:00
定休日 不定休

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