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年齢とお金と精神力の限界。妊活は一体どこまで続けて、どこで終止符を打つのか?

こんにちは。

一気に秋が加速して

体が追いついていない今日この頃です。

昨日よりも穏やかなお天気。

窓を開ければ金木犀のいい香り。

冬支度もそろそろしていかないとですね。

日が暮れるのも早いので、

なんだか急に寂しい今日この頃です。

先日妊活のことで、悩んでいるお客様が

いらしてくださったんです。

すでにお子さんが1人

いらっしゃるそうなんですが

その子にも兄弟をつくってあげたいと。

数年前からも不妊治療はしていたものの

なかなか結果が伴わないようで

自分の年齢や金銭的なことを考えると

もう諦めるべきか?

最後にがんばるべきか?

心の内を話し下さいました。

確かに不妊のご相談も、占いでは多いんです。

時間との戦いでもあり、金銭的にも心にも

余裕が必要ですからね。

時間を作っては病院へいって

体もホルモン剤でしんどいところに

痛い思いをして採卵し…

焦り出すと空回りして、上手くいかなくなると

負のループにはまってしまい

抜け出せずに立ち往生してしまう人も

いるんではないでしょうか?

病院だって行くのも、お仕事もあれば

大変ですし、周囲の理解と協力は不可欠。

ですがやはりナーバスなことなので…

どこまでの人に、不妊治療をしていることを

話せばいいのか?

それもまた、頭を悩ますポイントなんですよね。

いらして下さったお客様も

着床はして妊娠の確認は出来るものの、

そこからが育ってくれず、

何度か辛い経験をされたそうなんです。

そのうちに自分が悪いんじゃないかって…

やっぱりね、自分を責めだす人も多いんですよ。

紫微斗数しびとすうでみても生殖機能や子宮は

まず子女しじょ宮をみます。

このお客様の子女宮は太陽自化忌たいようじかき

次に体や体力、健康運をみる疾厄しつやく宮を考慮します。

疾厄宮そのものは、良いのですが、

子女宮に凶星を飛ばしています。

体から子宮に悪さする星が飛んでいる状態です。

そうなると、子宮の状態そのものというよりも

体質や体と子宮の兼ね合いが悪かったり

する場合もあるんですよね。

そして四柱推命では、比肩がかなり多く

子女宮の太陽自化忌たいようじかき

なんかニオイますね。

子宮そのものが病気等で悪いというよりは、

体質的なものが子宮に何か影響を及ぼしているのか?

男性ホルモンの数値が高いのか?

そんな風にも考えてみたのですが、

ホルモン数値も問題ないそうです。

比肩に太陽自化忌。

男性的な星が強いので、自分の中にある

女性性を否定したり、苦手意識を持っているのか?

とも考えてみたんです。

例えば男女平等といったところで

男女がいなければ、妊娠は成立しないのですが

十月十日女性は体の自由が制限されます。

そうなると仕事でもなんでも、

男性と対等にできなくなるじゃないですか?

逆に妊婦さんが、そんなに無理をし過ぎても

危ないですからね。

病は気から、意識と病気になる部位って

全く関係性がないとは言えない気がするんです。

今それをお話しすると、長くなるので

今回は割愛させていただきますが

比肩の我慢強さや、堪え性な部分。

全部自力で頑張ってしまう意識が

体と子宮とリンクしているんじゃないかとも

思ったんですよね。

そしてこのお客様のホロスコープの

4ハウスには冥王星。

旦那様も4ハウス土星。

このご夫婦にとって、家庭は意識的に

とても苦しいものなのか…?

今の夫婦仲自体は、何も問題がないそうです。

しかしこのお客様の幼少期、

そう育った家庭ですよね。

そこにはとても深い心の傷があるそうです。

比肩が多い人って、まんまり心の内を

明かすのが上手ではないし、

そんな愚痴っぽいこと言ってもね…と。

嫌なことは、人に言わない傾向が強いんですよね。

私はそんな凜とされている比肩が大好きなので。

友人もお客様も、比肩強めな方が多いです。

ずっと心にしまってきた、様々な思いを

お話しして下さったお客様。

先祖である田宅宮からも

子女宮に吉星が飛び、奥様の子女宮から

旦那様の子女宮に吉星が飛んでます。

いいですね〜

状態はいいですよ!

追い風吹いてますからね。

そのまま乗っていっていただければと。

医者ではないので、医療的な部分での

判断は病院にお任せするとして

お互いが育った家庭や

幼少期の家族のトラウマを乗り越えて

新しい家族を作っていくこと。

その覚悟が問われているんじゃないかと。

そして家族と一言でいっても

家族の在り方は様々ですからね。

どんな家族をつくりたいのか?

しあわせな家族とは、どんな形なのか?

自分の中でのイメージを明確にして。

そして幼少期の家庭に問題があると

『自分が幸せな家庭を築くなんて

やっぱり無理なのかも』

諦めてしまいがちです。

確かに簡単なことでもないし

勇気と覚悟が必要になるとは思います。

でもね、絶対にできないわけではないですから。

家族を持つことが、絶対的な幸せとも限りません。

人生の時間とお金を自分に使って

楽しく生きている人もいますからね。

産んで正解、不正解とは言えませんが

もし心のどこかで望んでいるのなら

その時は、過去のトラウマに遠慮せず

家族を持てる方法を、考えてみてくださいね。

医療的な観点からみて、妊娠が成立しにくい場合と

子宮や体の機能に、そんなに問題はないけれど

なかなか妊娠ができない女性もいらっしゃいます。

子女宮や疾厄宮の星の配置がきれいなのに

なぜこれで妊娠ができないのか?

何かしらの潜在意識やトラウマ、不安や罪悪感。

そして周囲からのプレッシャーやストレス。

そういったものが、知らないうちに

心や体のなかで増幅している場合もあります。

昔、胎内記憶のドキュメンタリーをみた時に

お母さんは子供に選ばれるということを聞きました。

子供の記憶だし、そんなバカな…

と思っていましたが、たくさんの親子の鑑定を

させていただくと、妙に納得したりするんです。

特に事情が、少し複雑な家庭の場合

紫微斗数でみると、生まれてくる子供は

お母さん寄りだったりもするんです。

お母さんを助けるためだったり、

豊かにするためだったり。

事情があって、援助も受けずに

ひとりで育てなければならない

ママさんも現実にはいらっしゃいます。

お金も生活も理屈抜きに大変です。

それでも子供さんが豊かにしてくれます。

ママにたくさんの笑顔をくれたり

子供を持たなければわからない経験を

させてくれるんです。

そして面白いのが、そういった子供たちに限って

ホロスコープでみると、12ハウス辺りが

以上に強かったりします。

私自身も複雑な家庭ですが、

10ハウスから12ハウスで7天体あり

弟も12はハウスに月があります。

事情が複雑なお客様のお子さんを

鑑定した際も、やはりその傾向は強く

12ハウスが強い子って、新生児でも

知らない場所でも動じない、泣かない

我慢強い、風貌が大人っぽい子が

共通点としてみられました。

子供さんて、すべての事情をわかって

その上でお母さんを選び、生まれてくるのは

どこか本当なんじゃないかって。

だから子供に選ばれたのなら、

自信をもって堂々とお母さんしてください。

母も親も大人も、どこか完璧な存在では

ないかもしれません。

それでもお母さんとして、選ばれたのならば

もっと自信を持って、ありがとうの気持ちを

愛情に変えて伝えてみてくださいね。

*夢猫ムニャ*

 

 

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