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人間は究極、皮膚から癒されるということ。 〜心身の不調でさえ、対人の関係のなかでこそ癒される〜

こんにちは。

武田鉄矢さんの『今朝の三枚おろし』っていう

ラジオがあるんですよ。

お客様がいらっしゃらない時に、

事務仕事や作盤しながら、聞いているのですが

なかなか面白いお話をしてくれるのです。

あとは個人的に、武田鉄矢さん。

大好きなんですよね。

金八先生も良くみていました。

話がね、とにかく面白いんですよ。

また抑揚なども含めて、武田鉄矢さんて

お話がすごくお上手なんです。

縄文時代にタトゥーはあったのか?

というテーマから始まり、鬼滅の刃で終わる

奥の深いお話もあったりして

声だけなのに、情景が浮かんだり

紹介していた本が欲しくなっちゃったり。

歳をとると、映像よりもラジオが好きになるって

なんだかわかるな〜と。

そして肌感覚のしていたんですよ。

人って皮膚から癒されるらしいんですよね。

一番外側に面しているのが、肌ですからね。

エネルギーを発したり、またエネルギーを感じたり。

それを快・不快で選り分けていきますよね。

居心地が良いとか。

空気が悪いとか、空気を読むとか。

それもある種の肌感覚かもしれません。

昔、私の友人が嫌いな上司が通るだけで

仕事中に蕁麻疹が出るそうです。

なんとなく体が痒いな〜って思ったら

すぐ後ろに、そのキライな上司が居たり。

視覚で確認するより、肌が先に感じる

なんとも優れた肌センサーです。

イヤなものを思い浮かべただけで、

蕁麻疹が出てしまったりするのって

自分の中で細胞が、全身全霊で

拒否している証拠なんでしょうね。

今はリモートでお仕事なんてのも

主流になってきました。

場合によっては、本当に便利ですよね。

通勤だっていらないし。

時間のロスもないですからね。

それでも便利な一方で、弊害もあるわけです。

やはり顔が見えなかったり、

どこか無機質な感じも否めないかもしれません。

オンラインでは、視覚と聴覚だけが満たされれ

肌感覚が少し抜けているわけですよ。

目と耳は参加しているのに、肌は欠席状態です。

空気感というか、その場にいて感じるもの。

それが画面のなかでは、

全くなくなってしまうのかもしれません。

オンラインによって、面接や診療も出来ますし

遠方の人にとっては、交通費と時間をかけて

現地に行かずとも、そこに参加できるって

それもまた、ありがたいことです。

私が占いを習い始めた2009年ごろは

まだzoomなんてなかったですからね。

あの頃、そんなシステムがあったなら

正直私も上京してまで、

占い師になってなかったかもしれません。

もちえろん、オンラインがダメなわけでもないし、

必ず人と会わなければならないわけでもなく。

ようは使い分けなんだと思います。

ライブとか、演劇とかもそうなんですが

やはりその場の空気感を、肌感覚で味わい尽くす。

ライブって最高のパワースポットだと思います。

ひとつのものに向かって、みなさんの

集合意識がすごいんですよ。

今回のWBCなんかも、そうじゃないかと。

その場の歓声とか、拍手とか音源とか

発せられる声とか。

それを毛穴を使って、皮膚感覚で

味わい尽くすこと。

コロナ禍において、それが叶わなかった3年間。

出かけちゃダメ、イベント禁止。

コンサートは中止だし、旅行もダメ。

皮膚感覚が全く機能しない3年でした。

今が風の時代となり、冥王星が水瓶座に入りました。

水瓶座はインターネットや情報、

テクノロジーといった意味があります。

画面をのぞけば、地球の裏側とだって

簡単に繋がれます。

インターネットは、どこでもドアであり

タイムマシーンのようなものです。

のび太の机の中に入らなくたって

どこでも行けちゃうわけですよ。

水瓶座のテクノロジーが進むほど、

向かい側の獅子座もクローズアップされます。

獅子座とは、ライブ感なんですよね。

生で見てもらってナンボなんですよ。

やはりその場の熱量とか、汗とか歓声とか。

肌感覚で感じてもらう獅子座と

ネットで繋がっていく水瓶座。

どちらも自転車のペダルのように

両方を上手く使っていくこと。

デジタルな時代に、オンラインで済むからこそ

お金と時間を使って、どこに行って

だれに会うのか?

そこまでして会いたい人とは?

経験したいことってなんだろう。

そうやって考えてみてくださいね。

それがわかったら、ここからどんどん

行ってみてください。

パスポートだって、オンラインで

申請できる時代ですからね。

海外だっていいでしょうし、

3年間で温めた思いを

ぜひ実行してみてください。

行かなきゃわからないことや

自分の目で見て、肌感覚で感じなければ

わからないこともたくさんあります。

コロナ禍でサウナが流行ったのも、

実はこの肌感覚が、衰えないようにって

ことなんじゃないかと。

人は皮膚から癒される。

『心身の不調でさえ、対人の関係のなかでこそ癒される』

なるほどね〜と思いました。

病人が、医者とのコミュニケーションのなかで

癒され、症状が改善していくのだと。

人間関係って疲れるし、傷つくし。

できれば避けたいと思う人もいるでしょう。

ですが、みなさんも悩んだら人に聞いてもらったり

誰かに相談してみたり。

『人は言葉に傷つき、また言葉に癒される』

私が占い師になる前に、読んだ本にあった言葉です。

占いにいらして下さるお客様も、

日常生活における、対人関係のストレスから

不調や不安を感じ、悩んだあげく

ご予約して下さるのだと思います。

今の苦しい状況を肌感覚や

空気感で共有することで、どこかお客様の心が

スッキリされたりするのではないかと。

うちも移転して遠くなったのに、

変わらずに通って下さる

お客様の多さに、頭の下がる思いです。

もちろんオンライン鑑定もあるのですが

時間と交通費をかけて、いらして下さることは

実はとてもありがたいことなんですよね。

 

肌が合わない、肌が合う。

良くも悪くも、何かを感じれば

鳥肌が立つでしょうし。

自分の肌感覚、大事にしてくださいね。

そして5月の連休には、自分の肌でもって

感じたいものを、見たり聞いたり

行ってみてくださいね。

そして時々はサウナでもいいですし、

美肌も大事ですが、日光浴なんかして

肌にお日様を当ててみてください。

自分の直感と肌感覚を大事にして。

そして人に傷付いたら、誰でもいいです。

人に癒されて見てくださいね。

ではでは。

*夢猫ムニャ*

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