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思春期で悩んだとき、いつも五郎さんが大事なことを教えてくれました。

こんにちは。

昨日はちょっとショッキングな

ニュースが飛び込んできました。

なんとあの田中邦衛さんが

先日亡くなったことを知って

本当にショックでした。

田中邦衛さんと言えば

北の国からの黒板五郎さんですね。

よく芸人さんのモノマネ芸にも

なっていました。




私も純や蛍に自分を重ねたりして。

いつも泣きそうな顔をしている

なんとも言えない表情をする

思春期の純が、切なくてとても好きでした。

子供として、親の気持ちと向き合う

純や蛍の気持ちは痛いほどわかり

多感な時期の私の気持ちを理解し

共感できる人物だったといっても

過言ではなかった気がします。

若者として、等身大で生きようとする自分と

親の期待を裏切ってはいけないと

揺れる気持ちが、随所にみられる映画でした。




純が上京するときに、長距離トラックの

運転手さんに乗せていってもらう

あの名シーン。

父親である五郎さんが、運転手に渡した

お札の隅には泥がついていました。

そして純は父親の思いを知って

そのお札をお守りのように大事にしました。

もうね、これ書いているだけでも

思い出して涙腺がゆるんできますもん:笑

他にも見どころ満載で、そう簡単には

説明ができません。





春から親元を離れて、上京してきた方も

たくさんいらっしゃると思います。

今はやはりシングルの家庭が多く

子供の進学に対しても、

片親だと教育費の捻出ができず

子供さんも上京して、アルバイトをして

極力親に負担をかけないように…

そういったご相談を実際に受けたことがあります。

親や血縁て、自分のルーツであり

いつでも帰れる場所なのですが

一度壊れてしまうと、なかなか難しいのも事実です。

今は貧困問題に加え、親の離婚や再婚など

家庭の問題が1つではないということ。

大人はいくらでも選択できます。

仕事も結婚も離婚も、自己責任の元に

決めることが可能ですが

子供さんはどうでしょうか?




義務教育も終わらない、

18歳や成人に満たない場合には

働くことも出来ないし、

お金がなければ生きていけない…

夢を持って不自由なく

送り出してもらった子もいれば

全部自分で用意して、親元を離れた人も

いらっしゃるでしょう。

日々の鑑定のなかで、親子の確執もまた

ご依頼の多いご相談の1つです。

ただね、親にも親の事情があり

子供にも子供の考えがあり。

それが水と油のように、どうしても上手に

混じらない時期ってあるんです。



この春からいろいろな事情で

実家を出た人もいらっしゃると思います。

望む望まないに限らず、

反発する気持ちや憎しみ。

愛情と表裏一体の憎悪。

一度離れてみることで、

関係が良くなる場合や

見えていなかった部分が

見えたりすることもありますからね。

やっと実家を出れたことで

安堵している人もいらっしゃるかもしれません。

離れてみて感じることは、なんでしょうか?




私も思春期の多感な時期は、

どうしても親とぶつかることが多かったです。

長女だったので、自立心が強く

あまり親の手を煩わすことは、

少ない子供だったと思います。

そんな時、いつも北の国からの五郎さんに

諭されて救われてきました。

息子である純の気持ちや、娘の蛍の気持ちも

すごくわかる反面、親がどんな気持ちで

子供を叱ったり、思いを託すのか…

あるシーンで純が『父さんは僕を叱らなかった』

といって泣き出すシーンがあるんです。

絶対に怒られると思っていたのに

親から怒られなくなるのも

嬉しいような悲しいような、複雑な気分です。

そう、いつだってね。

親子の大事なことは、五郎さんが教えてくれます。

人生の楽しみや喜び。

電気がなければ、夜は寝ればいいし、

丸太がなければ、拾った石で家を造ればいい。




五郎さんの名言の数々。

本当に素敵じゃないですか?

中ちゃん役の地井武男さんとの

絶妙な掛け合い。

でもその中ちゃんも、天国ですね。

また年老いた五郎さんやひ孫のいる五郎さんの

北の国から見たかったのにな縲怐B

昔、ビデオに録画して

ワープロでタイトルを打って

そのビデオは上京するまで大事に持ってました:笑

今夜21時から、追悼番組で

『北の国から 初恋87』が再放送されます。

今の若い人たちにも、ぜひ見ていただきたい名作です。

コロナもあって、春の出会いと別れもあって、

その上でこの映画を見ていただければと。

きっと大事なことは、五郎さんが教えてくれるはずですから。

*夢猫ムニャ*




 

 

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