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2018 / 11 / 07 ブログ

こんばんは。今日は立冬ですね。

あまり寒くないので、実感はないのですが

本日から冬本番。

風邪をひかないように、

気をつけたいところです。




最近いらっしゃったお客様は、

久しぶりに恋をしてしまったそうです。

結婚以来、家庭に入り、

子育てや家事を続けてきたそうですが、

ここ数年、お子さんも手がかからなくなり、

少しお勤めに出始めた頃に、

長年忘れてしまった『ときめき』に

出会ってしまったそうです。

今の家庭に何の不満もない。

そして今の生活や安定は、

すべてご主人の努力によって得られたもの。

だから感謝しかないのだとか。




それでも今感じている切なさ、

そして得体のしれない感情・・・

これが一体なんなのか？

自分は何をしているのだろう？

相手の男性は、息子くらい若い独身男性だそうです。

『今までこんなこと、無かったのに。何で急に・・・』

お客様は少々困惑されている表情でした。

お相手の男性の気持ちを、

タロットで占ってみたんです。



相手の男性は、このお客様が

受け入れてくださることが

とても心地よいらしく、

やはり年上女性の持つ寛容さ、

そして包容力に魅力を感じているようでした。

ですが進んではいけない、

つまり男女になってはいけないことは、

この男性も心がけているように感じたんです。

そしてお客様自身の気持ちも、

自分では全くわからないと仰っていたので、

タロットで占ってみました。




するとそこには、とても純粋に相手を思う気持ちが

カードで表現されていたんです。

それはまさに、中学生の初恋のようでした。

何を求めるわけでもなく、

ただ相手を思い、受け入れることで、

お互いにどんどん満たされていく心。

とてもプラトニックな恋愛です。




男女って出会ってしまえば、

極論、進むか終わるかしかないと思います。

なかなか友達以上恋人未満でキープするのは、

難しいんですね。

ちょっとしたきっかけで、

拍車がかかり、進んでしまったり、

壊れてしまったり、とっても危ういものです。




お客様も『彼にこんな風に出会ったことには、

きっと何か意味があるんじゃないか？』

そうやって毎日必死に壊れそうな心を

震わせながら、彼と出会った意味を探していたそうで

かぎねこ亭にいらっしゃってくださいました。

紫微斗数をみたときに、

今年の恋愛運の夫妻宮に、

天喜・紅鸞《てんき・こうらん》ラインが出来ていました。

この星は出会いに強力に効く星です。

独身の方や若いお嬢さんたちの

婚活には大変有利に働くのですが、

既婚者で、そういった出会いを求めない方には、

少々厄介な一年になります。



そして今年のテーマは、ズバリ奴僕宮でした。

奴僕宮《ぬぼくきゅう》は、目下、年下、部下、お客様などを

表す宮なんです。

今年のテーマである年下の奴僕宮と、

出会いに強力に効く天喜・紅鸞。

この星の作用によって、

これらがもたらされたのかもしれません。

このお客様は、命宮から福徳宮に化忌も飛んでいます。

そうなると理性が本能を抑えてしまい、

感情が出にくい、思ったままに行動出来ない

といったことも考えられます。



実際、独身のときには、一人で海外にいけるほど

活発だったそうです。

それが家庭に入ったことで、

余計に自分を出せなくなり、

それがきっと慢性化してしまったんでしょうね。

自分の理性で、長年押さえつけてしまった

その心を解き放つには、年下くんだったんです。

命盤の年下の奴僕宮→メンタルの福徳宮に

良い星が飛んでいます。

これは共通して言えることですが、

恋愛って、一番感情がダイレクトにでるんです。



ちょっと専門的な説明になってしまいましたが、

このお客様にとって、

年下くんとの出会いや恋愛は、

心を自由に解放するための

鍵だったのかもしれません。

このお客様の人生のテーマである身宮は、命宮身宮

《そうつまり『自分のための人生』なんです。

そのためには、心と頭のバランスを

上手に使わなければならないんです。

来年は幸いにも、お客様は命宮・遷移宮がテーマ。

すべてがスタートなんです。

『子育ても終わり、家庭を大事にしながらも、

もうそろそろ自分のための人生を

歩んでみても良いのではないでしょうか？

彼はきっと、このお客様の心を開いてくれたキーマンです。

その為の出会いであり、学びなのかもしれませんね』

というお話をさせていただきました。



今、黄昏流星群というドラマがありますね。

もちろん私もみています。

あのドラマがすごくフィットする年齢に

自分がなったんだなと。

一緒にいるだけで楽しくて、

ただそれだけで良くて。

とてもピュアな気持ちは、

時に人を切なくします。



ですが、だれかと出会うのは

交通事故にあうのと、同じようなものかもしれません。

忙しい日常のなかで、

無数の人とすれ違っているのに

出会い頭にぶつかってしまうようなものです。

気持ちも簡単にとめられない、

どうしていいかもわからない。

もちろん不倫を勧めるわけではありません。

ですが、好きになった自分を責める前に

その人と出会った意味や

そこから何かを学び、得てみてくださいね。

＊夢猫ムニャ＊



高円寺 占い処　かぎねこ亭