春からの新生活が、不安で仕方ないという人へ。不安になったら、コレを思い出して下さい。
こんにちは。
なんだか気がつけば、いつの間にか
春分を迎えてしまい、
ついでに春もやってきたようで。
時の流れの早さに、正直驚いております。
春分点、何か祈ろうと意識していたのですが
その日は祝日もあって、お客様も多く
お昼から夕方までに、5名のお客様を
お迎えしたんですよ。
春分点を迎えた18時過ぎに
何してたのか思い出してみたらですよ、
疲れ過ぎて、お菓子を食べながらボーっとして
春分点を迎えることになりました。
ダメですね。大事な日なのに…
ここから夏至や秋分まで、
私は食べることがテーマになるかと思うと
恐怖で仕方ありません。
でも翌朝はですね、朝イチで日光浴をして。
春分明けの太陽を背中にチャージしました。
私の日干の丙の太陽、爆誕でございます。
さぁ、もう3月も後半戦。
みなさんも、新生活に向けて
少しづつ動かれていらっしゃるかと。
新しい環境って、どんなもんなのか?
初めましての人たちとは、上手にやれるだろうか?
今も不安と期待が入り混じっていらっしゃるかと。
でもね、自分以外の人たちも
きっと同じような心持ちじゃないかと。
だからね、きっとそんなに心配しなくて大丈夫ですよ。
新しい環境で、人たちとがんばるのか?
気が合わない人だって、そりゃいるでしょうよ。
人間の数だけ、個性が存在しますからね。
新社会人の方も、ベテラン社会人の方も
世の中を上手く立ち回っていく
処世術とほんの少しの責任感で、
背筋をピンと伸ばしていただいて。
この春から、新しい環境に行くにしたってですよ。
新社会人の方なら、育ててくれて
社会に送り出してくれた親がいて、
進路の相談に乗ってくれた先生や仲間が
背中を押してくれたからこその、新生活じゃないですか?
ベテラン社会人の方も、がんばってね!
そう見送ってくれる同僚や、
お前ならできると、励まして下さった上司も
いらっしゃるんじゃないかと。
私も15年前の春に、占い師になるために
会社員を辞めて、上京しました。
私のワガママで急遽辞めたため、
最後の挨拶回りは、叱られる覚悟でした。
もちろん退職後に上京して、
占い師になることは、ほんの一部の方だけに
説明をしましたが、みなさん笑顔で
『辞めるって言い出したら聞かない所も、お前らしい。
東京でがんばってこいよ!』
いつもは怖いイメージだった先輩や上司も
そう言って送り出してくれました。
その人たちの顔を思い出すと、
そう簡単には帰れない…
やっぱり私にはダメでした。
そう言って地元に戻るのは
応援してくれて、送り出してくれた
みなさんの顔を思い出すと
絶対に出来ないと思ったからです。
私が自分で決めた道を、
こんなにも応援してくれる人がいるのなら。
せめてその気持ちだけでも、応えなきゃと。
改めて人の優しさが、身に沁みた時期でした。
だからね、これから新生活を迎える方々も
不安もあるでしょうし、
考えたって、上手くいくかもわからないし。
未来なんて見えないし、将来なんて想像できない。
そうそう、先々のことなんて
わからないんですよ。
でもね、今までのことは分かるじゃないですか?
私は高校卒業後に、地元の企業に就職しましたが
生活態度も成績も悪かった私に、
担任の先生が、すごく頑張ってくれたんですよ。
私の選んだ先は、校内でも人気が高く
学校紹介で3人しか行けないところに
9人以上応募したそうで。
行けるのは成績が良い人、遅刻などもなく
生活態度が良くて、問題のない人。
これらを加味して、3人が選ばれます。
私なんて高校3年の時は、
年間で70日以上の遅刻魔でしたからね。
それも20分や30分程度の遅刻みたいに
かわいいものじゃないです。
だいたいは、毎日午後出勤。
5、6時間目だけやって
帰宅するという、ダメな学生でした。
素行が良くない生徒が多く、ピアスや茶髪は当たり前。
夏休みに就職前の会社見学の時に、
ピアスとネックレスを外し忘れて行ってしまい
引率の先生に大目玉をくらいました。
そんな生徒でしたから。
どうかお察し下さい。
3人の枠に9名以上の応募。
私の順位なんて、どう考えたって
一番ビリで手も届かない…
でもね、担任の先生に聞いたんですよ。
そんな私が、どうして3名の枠に入れたのか?
そしたら就職模試の一般常識のテストだけ
私が極端に成績が良かったんです。
学校紹介で就職する人は、この模試を最低でも
4回とか5回受けなきゃいけないんですね。
一般常識は今でも忘れないですが、
市内や県内でも、2位とか3位とか。
そこだけは、不思議と毎回良くてですね。
数学のテストの順位なんて、
まぁ〜酷過ぎて、正直目も当てられないですよ。
就職模試の一般常識だけが、
突出して良かったので、
無理やりそこにこじ付けて、先生は私を
3名の枠に押してくれたそうなんです。
私の生活態度や成績で、
本来はいけるはずなんてないのに…
でも内定が決まった時に、
先生からこう言われました。
①会社には、絶対遅刻しないこと。
②今後の求人に響くので、そう簡単に辞めないこと。
わかった、先生わかったよ。
私、遅刻もしないし、そう簡単に辞めないから。
そう心に誓って13年目の春に、会社を辞めました。
先生の気持ちを押し測れば、どんなに苦労して
私にこの会社を紹介してくれたのか?
子供心に痛いほどわかりました。
私の担任の先生といっても、
まだ若く、その当時28歳でした。
生徒と10歳しか違わない。
お姉さんのような存在です。
新米先生VSベテラン先生
生徒の就職先を決める熾烈な戦い。
そんな先生の思いがあったからこそ、
がんばってくれた、思いを踏みにじってはいけないと。
そこから毎年、母校から数名の卒業生が
会社に入社する度に、安堵しました。
私のせいで、母校に求人がなくなったらいけないと。
そう真面目に考えていたからです。
干支が一周した頃に、会社を辞めることを
考えました。
それでもね、先生には申し訳なくて…
占い師になって数年後に、
同窓会で先生と再会した時に、
13年勤めた会社を、辞めたこと。
本当に申し訳なかったと謝りました。
この春から、新生活を迎えるみなさんも
きっとたくさんの方が、応援してくれて
たくさんの人が尽力してくれて。
色々な人の思いの延長に、今があるのだと。
人生ね、そう上手くいくことばかりでは
ないはずです。
合わない人もいれば、やりたくない仕事もある。
理不尽な扱いも受けるでしょうし、
辞めたい思いにもかられるでしょう。
そんな時には、背中を押してくれた人たちの
顔を思い出してみて下さい。
自分のためには、がんばれなくとも
応援してくれた、だれかの為にはがんばれる。
人ってそんなもんですよ。
過去の思いに引っ張られつつも、
前に進まなきゃいけない…
そんな時には、たくさんの人を
思い浮かべて下さいね。
新しい環境も、慣れるまでは
きっと大変だと思います。
何かを主張することも正義ですが、
言わないことも礼儀です。
自分、自分と我を主張しずぎずに
周囲と足並みを揃え、
感情や経験を共有してみて下さい。
過度に気を遣うこともないですが、
周囲への思いやりを忘れずに。
春からの環境が、これからの自分が属す
仲間や家族だと思って、過ごしてみて下さい。
私も会社員は13年しか経験しておりません。
あまり偉そうには、言えないですが
大きな組織で、嫌というほど
人のエゴや欲をみました。
組織編成で、慣れた頃には上司は変わる。
長くて2〜3年、早ければ半年で交代。
どんな理不尽なことでも、
そこに従うのが、会社員の定め。
嫌なら辞めて、自分で会社でも起こせと
なんどか言われたことがあります。
長いものに巻かれる術も、学びました。
でもね、1つだけ思ったことが
『どんなに嫌な仕事でも、人に恵まれれば続く』
私の職場の横並びの人間関係は、
すごく良かったんですね。
私が退職した後も、よくみんなで集まってました。
だからね、春から新しい環境に移ったら
そんな仲間に出会えるといいですね。
そして自分からも、努力してみて下さい。
苦手なことはあっても、自分にできることは
なんなのか?
お互いに、足りないものを補いながら
だんだん組織やチームって、
出来上がっていくものかもしれません。
あと1週間くらいで、新生活のスタートです。
もうすぐ桜も咲きますからね。
これまでに感謝して、新しい環境に
胸を膨らませて下さいね。
*夢猫ムニャ*