神社に願掛けするのなら、あなたは何を引き換えにしますか？
こんにちは。
先日はお休みを頂き、満月に向けて
体のメンテナンスに行ってきました。
秋は行楽シーズン。
今日もお天気がいいですからね。
皆さまはどこか行かれるのでしょうか？
流行病もありますが、上手に対策して
旅行も楽しみたいものですね。
先日ニュースを見ていたら
寅さんで有名な小野照崎神社が
出ていたんですね。
渥美清さんが、願掛けに行って
寅さん役が決まったという
有名なエピソードがあります。
ここの神社の面白いところは
『何かを断って願掛けする』
というところなんですよね。
渥美清さんは、タバコを止めて
願をかけたそうなんです。
私も昔にですね、実は師匠に
そんな話を聞いたことがありました。
『コレを止めたら痛い、しんどい！』
というものを断つことで
引き換えに何かを得られるのだと。
でも簡単なことではダメなんですよ。
もうそれは、血を吐くような
苦しみを味わうような感じでないと
願いは叶わないと。
簡単に止めれることでは、ダメなんですね。
例えばお酒やタバコ、ギャンブルなど
しない人からしてみたら
『そんなのやらなきゃいいじゃん！』
『止めるの簡単でしょ？』
と思うかもしれませんが、
これらが習慣の方にしてみたら
止めるなんてのは、血を吐く思いだと思います。
止める苦労は、叶う願いの大きさに
比例するんだと思うんですよね。
なんと言いましょうか…
そう覚悟なんですよ。
お酒やタバコ、ギャンブルだって
習慣となれば、止めるのはツライ。
それ以外にも、エナジードリンクとか
チョコレートやアイス、コーヒーなど
毎日口にしないと、やれないものや
無くなったら成り立たないものなど
大きな物を断ってまで、
それを叶えたいという本気度が
神様に問われているのではないかと。
そんな風に思うんですよ。
この小野照崎神社に限らず
神社に願掛けするのであれば
それくらいの覚悟を持って
神様と契約してみてください。
そして叶った時には、
必ずお礼参りのご報告も忘れずに。
そしてお賽銭に関しても、
『十分にご縁があるように…』
なんて語呂合わせで10円＋５円で
１５円や２５円なんていう人も
いらっしゃるかもしれませんが、
もしご自身が神様だったらどうでしょうか？
払っても痛くも痒くもない金額や
１０円、２０円で誰かの言うことや
願い事を、聞いてあげられるでしょうか？
神社にいる神様は、欲深くないので
壺が300万とか、経典が何十万とか。
そんな強欲なことは言いません。
ですが先ほどの願掛けと同じですね。
出しても痛くも痒くもない金額では、
願い事は叶わないんですよね。
神社に行かれたら、最低でも銀のお金が
いいと思います。
私も何もない月一参りの時は１００円。
春分や秋分、夏至や冬至などは５００円。
初詣の時は、千円ほどを納めます。
もちろんお気持ちなので、
いくらと決まってはおりませんが、
神社を維持管理するためにも、
お賽銭は必要なんですよね。
先ほどの願掛けと同じように
お賽銭も出しても、痛くも痒くもない金額では
ダメなんですよね。
いくらと言う明確な金額はありませんが
迷ったら、少しだけ惜しいな〜と思う金額が
お賽銭にはベストだと思います。
ある種、お賽銭は日頃の感謝と
厄落としだと思って、物事や金額に執着せず
潔くお賽銭箱へ入れてこられると
良いと思いますよ。
これから行楽シーズンです。
観光地には、たくさんの
パワースポットと呼ばれる神社もあります。
そんな時には、だれかのお宅を訪問するような
お邪魔させていただく謙虚な気持ちで。
手土産だと思って、お賽銭を納めてみてください。
そして、やたら滅多に願掛けもしない方が無難です。
そこかしこの神社に行く度に、
『金運が上がりますように』
『恋愛運がUPしますように』
そんなお願いごとばかりでは、
神様も困惑されるでしょうから：笑
そして御神木などにも、パワーだ！
といって、ベタベタ触る人や
抱きつく人もいらっしゃいますが
あれも御神木がかわいそうです。
考えてもみてくださいね。
みなさんが、ご利益だと言わんばかりに
知らない人から触られて、抱きつかれたら
どう感じるでしょうか？
触らずとも、遠目からありがたく
拝見させていただくだけでも
きっと十分なご利益があると思いますよ。
９月、１０月は連休もたくさんあったり
行楽シーズンで、旅行には本当に
良い時期ですからね〜
神社仏閣に触れたり、パワースポットに
行ってみるのも良いですが、
謙虚な気持ちで、神様に会いに
行ってみてくださいね。
では、良い週末を。
＊夢猫ムニャ＊
