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母がマスク作りにこだわるワケ。

 

本日も雨なんですが、

四連休は全部雨なんでしょうか?

洗濯物が・・・頭が痛い今日この頃です。

以前に乾燥機付きの洗濯機に

買い換えたので、乾燥まですれば

良いのでしょうが、貧乏性なので

電気代がもったいない気がして

まだ使ったことがないんですよ。

こんな時のための機能なんでしょうがね。

時々そんな自分が嫌になりますよ、ホント。




みなさんは、新しい生活様式になって

なにか変わったことや、新しく始めたこと。

生活の中で新たな発見などは

ございましたでしょうか?

最近はおうち時間を楽しむために、

なんですか?ウチカフェってやつ

流行ってるんでしょうかね。

クッキーやパンを焼いたり、

おうちバルのように、おつまみを

充実させて家飲みを楽しんだり。

私もパンはちょっとやってみたいな縲怩ニ

思っているんですが、計る作業がきらいなので

道具を買っても三日坊主に終わるなと。

そう思って自粛しております。




この期間を機に、趣味をみつけたり

何かにハマって自分の新しい一面を

発見された方もね、きっと多いと思うんです。

うちの母も、珍しくハマったものがあったんです。

私が小さい頃から、ずっと働いていて

むしろそれ以外の姿は見たことない気がします。

だから趣味とか、習い事とか。

えぇ、そういったものとは一切無関係で

生きてきたといっても、過言ではないでしょう。

趣味:仕事

特技:止まらずにずっと動き続けること

ダブルワークは当たり前で、

それもね8時間以上働いて、

さらにもう1つ早朝などの隙間時間も働いて。

とにかくジッとできない性分なわけです。

まぁ、活発といえばそうですし

家に居てボケ縲怩チとしているよりは

仕事で体を動かすことは、良いと思うんです。




そんなやらかし系の母なのですが

今回はこの自粛で、母の働く職場も

しばらくお休みになりました。

そこで彼女はですね、予防のための

マスクが品薄になることに、恐怖を覚え

ミシンを引っ張り出して、マスク作りに

時間を費やしていたんです。
そもそも、母は料理はからっきしダメなんですよ。

ホント、びっくりするようなミラクル料理。

いや、あれはハイブリット料理ですね:汗

私が19才の時に、両親が離婚して

私も高校を出て、すでに社会人ではありましたが

母は取り憑かれたように、ダブルワークを始めました。

もう20年以上前の話ですが、今の私と同じ年齢で

正社で朝から夕方まで8時間働き、

そのあとは、18時縲鰀21時まで

近所のスーパーでレジ打ちを週5くらいでやってました。

だから夕食は、必然的に私の担当になり

母の手料理は高校生までですかね。

でも、今でも母のクレージーな味覚に

娘は毎回驚かされています。




なので料理の腕は私の方が自信があるのですが

唯一、母に勝てないものは裁縫ですね。

昔から割と器用で、レース編みとかも上手でした。

ただ、手芸って時間に余裕がないと

できないんですよね。

母は大好きな手芸から離れ、

その時間を仕事に費やすようになりました。

それがこうして時間がとれたことにより

再び手芸をする時間に巡り会えたわけです。

ただね、古いミシンですから。

やっぱり調子がイマイチで。

騙し騙しでなんとか使い、業者にも見てもらい

部品もないので、買い換えしかないと。

年齢を重ねると、新しい家電に

抵抗を示すじゃないですか。

やはり、慣れたものが一番使い勝手がいいですから。

母も最新のミシンを買ったところで、

それに慣れるのか?ちゃんと使えるのか?

ちょっと心配だったんです。




ただね、ミシンて春先から売り切れなんです。

ミシン本体が売り切れって、

そうないと思うのですが、やはり売り切れ。

入荷しても、すぐ売り切れる始末。

それで早起きして、スマホ片手にスタンバイして

なんとか新しいミシンをゲットし、

母にサプライズでプレゼントしたんです。

今回はパワーと使い勝手で重視で

JUKIのミシンを購入しました。

手元のライトはLEDだし、自動で返し縫いも付いてるし

母は大満足のようでした。
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これでマスク作りがはかどると。

母いわく『マスクを研究しなきゃならん』そうです:笑

型紙の大きさを自分サイズに直し

また飾りをつけたり、試行錯誤して

マスクを日々研究しているそうなんですね。

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マスクの研究って。

聞いた時は吹き出しそうになりましたが

考えて実践しては試行錯誤を繰り返す。

これがとっても重要らしいですよ:汗

もっとね、せっかくミシンがあるのなら

袋物をつくったり、洋服とか小物とか。

もう少し色々作ったら良いと思うのですが、

母はマスクじゃなきゃいかん!!と。

『私にとってマスクは洋服、ファッションなんだ!』

そう叫んでおりました。
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母がマスクにこだわるわけは、

すぐにピンときたんですね。

母は紫微斗数でみると、巨門こもん星という

『口の星』なんです。

しゃべる、食べる、歌う、言葉、マニアック。

これが主な巨門の特性です。

今もね勤めているのは飲食店。

これも巨門星らしいですよね。

ましてや母は巨門星の口の星に

自化忌といって、自らやってしまうという

特徴があります。




巨門自化忌になると、一言余分だったり

マニアックになりすぎて、散財したり

収集癖がでてしまったり。

まぁ自化忌ってどんな星についても

やらかして、行きすぎる感じがあります。

よく、好きで食べ過ぎて気持ち悪くなって

嫌いになるってあるじゃないですか?

あんな感じに自化忌は近い気がします。

ただね、これはあくまでも母の例なので。

自化忌を持つ人の中には、

そこが秀でて特殊な才能になる人だって

たくさんいらっしゃるので、安心してくださいね。

母のマスクへの情熱は、この巨門自化忌のなせる技。

この一言につきる気がします。

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娘としては、65を過ぎた母が

夢中になれることを見つけられて、

そのマスクをつけて、外出すれば

他人様から『ステキなマスクですね縲怐x

誉められることで、自信がついて。

新しいミシンをまえに、子供がオモチャを

買ってもらった時のように、目を輝かせ

本当にしあわせな生き方だと思います。

もう5月から作り始めて、100枚くらいには

なるのではないでしょうか?

手芸は脳トレ、ボケ防止にも良いので

細く長く、飽きることなく続けてもらえると

娘としては嬉しいんですけどね。

今のお仕事も、ありがたいことに

定年という定年がなく、元気であれば

ずっと続けていけられる職場なのですが、

もし体が動かなくなった時には、

マスク屋に転向したらと

冗談交じりに話しております。




自分で安価で売ってみたら?

と言ってみたのですが

お金になるほどの商品ではないと。

でも人に必要とされて、誉められて

感謝されることで、生きがいを見出すって

とっても大事なことなんですね。

母にとってそれはマスク作りが

きっかけとなりました。

みなさんにも、何かしらの特技とか。

もしくは自分では何とも思ってないけれど

人から感謝されたり、頼まれたりすることって

やはり自分へのニーズなんだと思うんです。

『自分に何が向いているか?』

それを探す人も多いと思います。

自分で探してみることと、他人からのニーズ。

私は後者で占い師になりました。

自分で見つけられないのなら、

周囲のニーズに答えてみること。

それが大きくなって、いずれ仕事になることも

あるかもしれません。




例えばお菓子やパンつくり。

今はコロナもあるので、人様にあげるのは

少し抵抗があるかもしれません。

ただこの状況が落ち着いたら、

自分でお店を開ける人だって

いるかもしれないですよ。

なんでも良いんです。

頼まれごとは試されごと。

人にあげたりするならば、

やはり工夫したり研究してみたりして

どんどん磨きをかけていくでしょうから

好きなことを、今は時間の許す限り

突き詰めてみても良いですね。

今日のように連休やお盆休みなど

時間はたくさんありますから。

今は好きなことを、トコトン突き詰めてくださいね。

*夢猫ムニャ*


 

高円寺 占い処 かぎねこ亭
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